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2007年1月 6日 (土曜日)

ピーター・ラビットとアイルランド交響曲

Harty ハミルトン・ハーティ:アイルランド交響曲、
ブライデン・トムソン指揮/アルスター管弦楽団

昨日から、ストイックな食生活。家にあるお菓子なども全く手をつけず。昼間は殆ど煮野菜ばかりで、夕飯は豆腐とクラッカー。一週間でも続ければ少しは痩せるかもしれない(まあ、そもそもそんな「でぶー!!」って感じには太ってもないのだけれど)。

新年会までには痩せるかな?(また飲むし。意味ねー)

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今日は、ハーティ。われながらシブイ。渋すぎ。
イギリス音楽(ハーティはアイルランド人だけれどまあ、固いことはいわずに)でもかなり渋いほうじゃなかろうか。私もこれしかCDは持っていない、イギリス作曲家自作自演集以外は。

サー・ハミルトン・ハーティ(1879-1941)は、19世紀末から20世紀初頭に活躍した作曲家・指揮者。アイルランドのダウン州ヒルズボロー生まれ。

イギリスの作曲家ウォルトンの交響曲第1番の初演を務めたことも知られる。
作曲家としてはフィールドのピアノ曲を管弦楽に編曲した「ジョン・フィールド組曲」を始め、ヘンデルの『水上の音楽』『王宮の花火の音楽』の編曲などの、近代的なオーケストレーションを駆使した編曲や、アイルランド民俗音楽の伝統を反映させた「アイルランド交響曲」などで有名である。「アイルランド交響曲」はハーティの作品中もっとも知名度が高く、ハーティならではの民謡風で郷愁を帯びた作風である。

へー、有名なのか、アイルランド交響曲。

一言でいえば、毒気の全くないRVWみたい。タダでさえ毒気がなさそうなRVWなのに、この表現はヘン?

アイルランド民謡っぽい節回しも日本人にはなんだか馴染み深いし。とっても聴きやすいなり。イギリスの田園風景。なんか・・・アニメBGMっぽい?

ひさしぶりにこのCDを引っ張り出して聴いてみて、なんだか正月にNHKで放送されていたアニメ「ピーター・ラビットとなかまたち」を思い出した。

いまさらかもしれないけど。
このアニメ、なかなか侮れない。絵本の雰囲気をちゃんと伝えている。細部までちゃんと書き込まれているし、動物の動きも細かい。さすがイギリス製である。

日本のスタッフが作ったら、また全然違うものになっていたに違いない。(日本のアニメ、詳しくは知らないんだけども、アニヲタではないので)

それでまた、音楽がちゃんとイングランドしている。
ちゃんとしているっていうのは、私みたいにイギリス音楽を聴く機会の比較的多い者でも「なるほどイギリス的だ」と思えるような音楽を(かなり控えめながら)使っているってことで。それっぽい。
また、最初に出てくる原作者のポター役の女優さんのビクトリアン調?のクラシカルな服とか、表を行きかう子供たちとか、イギリスの田舎の風景とかの実写の部分もとっても素敵。普通に癒されてしまうのである。

なので、なかなか真面目に見てしまっていた。大人なのに。

さて、このCDの指揮をしているブライデン・トムソンという指揮者であるが、英国指揮者の中でもかなり中堅どころというか、シブイ演奏をするなかなかシブイ存在である。ノーマン・デル・マーとか、ヴァーノン・ハンドリーなどがこのへんの部類だと思う。ここらへんの指揮者のCDとか聴いていると、どの指揮者もGoodなのであるが、なんだか随分自分が「英国ツウ」っぽく感じて心地よい。全然ツウじゃないんだけど。

これで美味しい紅茶と美味しいスコーンとジャムでもあればすっかり英国気分。

・・・・。


いや、今は紅茶だけにしておこう。


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今、書きながら見ているドラマ「瑠璃の島」も音楽が素敵。

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コメント

こんばんは。いつも登場すいません。
ハーティで来ましたか。私もいくつか持ってます。
ヴァイオリン協奏曲とか、ロンドンデリー幻想曲?なんて涙ものです。そして、私の敬愛するB・トムソンを取上げていただき、超ウレシイです。67歳で死んでしまった惜しい人です。
このヒトの特集をやらかそうか、とも思ってます。
英国指揮者はおいしい。(喰えるか!)

投稿: yokochan | 2007年1月 6日 (土曜日) 23時30分

>>yokochanさん
どもです。
トムソンは早死にでしたね。って気がついたときにはもう亡くなられていたのですが1991年でした。ハーティは管弦楽曲しか知らないのですが、「ナイチンゲールへの頌歌」っていうのが聴いてみたい。いい曲らしいんで。(紹介CDの一番左の四葉のクローバーのCDに入っているみたい)
トムソン特集楽しみにしております。イギリス人指揮者でイギリス音楽しかやらない指揮者ってのはなかなか日本では紹介されないので、おいしいトコですね。(食べられません)

投稿: naoping | 2007年1月 7日 (日曜日) 09時49分

あけましておめでとうございます。

今年もまた舌好調スタートのご様子で
嬉しい限りです。今ではこちらのブログを
見に来るのがすっかり楽しみになりました。

B・トムソンは良い指揮者でしたね。
存在としてはシブイ人ですが、
まさに腕利きの職人という感じ。
私も結構この人のCDを聴きましたよ。

毎回、人気クリックしていますが、もし
毎日の更新がしんどくなったら、時々
間にお休みでも入れて、無理のない
ペースで、長くお続けください。

今年も宜しくお願いします。

投稿: さすらいのジーン | 2007年1月 7日 (日曜日) 10時05分

>>さすらいのジーンさん
いつも本当にありがとうございます。
他のブロガーさんみたいになかなか毎日ってわけにもいかないんですが、全然ムリはしてないので。でも年末のバイロイトはさすがに疲れましたが(翌日風邪引きました)・・・今までで一番楽しく書けました。

そうそう、トムソンはなかなか隠れたところで人気があるんですね。あまりCDは現役では売ってないのですけれども、変ったところではマルティヌーの交響曲全集なんてのがあるんですね。是非、珠玉のイギリスものをCD屋さんで発掘したいもんです。

本年も宜しくお願いします(ペコリ)。

投稿: naoping | 2007年1月 7日 (日曜日) 10時39分

TB、ありがとうございました!
ハーティ、私は、「水上の音楽」の編曲者と同一人物であるということすら知りませんでした(おい)。
まだまだ英国音楽初心者でございます。
それにしても、アニメBGMとは言い得て妙。私なんぞ3楽章の始めは、「お、時代劇でも始まるか?」なんて・・・。
でも、率直に飾りっ気なしに民族音楽を前面に出しているところ、すごく共感できたりします。
その点、ロシア五人組、特にR=コルサコフとか、ベタベタなのに高尚ぶってるのがすごくいや(ただ単に私がR=コルサコフ、嫌いなだけかも)。

そしてトムソン。英国の指揮者は地味だがいい仕事する人が多い感じがいたします。中島誠之助が初期伊万里を賞して「いい仕事してますねぇ~」と思わず発するが如く(?)。この人、オケの音をうまく合わせブレンドするのがうまいように思いました。

残念ながらピーター・ラビット、ちゃんと見たこと無いんです。DVD、借りてこようかな・・・。

投稿: minamina | 2010年8月27日 (金曜日) 00時03分

>>minaminaさん
TB&コメントありがとうございます。
それにしても「minamina様が何でこのシブイCDを??」とちょっとびっくりしたわけですが(ウチのCDの中でもシブイほうです)、シャンドス箱の中に入っているのですか。シャンドス箱は日本の音楽好きの方には結構話題なようで、私は持ってるCDが何枚か入ってたので買ってないんですが、こんなとこからイギリス音楽を聴き始める方もいるのかなあとちょっと嬉しくなりました。(聴きもしないでつまんないって言う人多いので英国音楽)
このCDは実は With the Wild Geese が現代の演奏で聴きたくて買いました。自作自演の古ーーーい録音が大熱演でたいそう感激しまして。でも他の曲もいいですね。

ピーター・ラビット、見たのもう3年も前なんですけど、自分の書いた記事読んだらまた見たくなってしまいます。

投稿: naoping | 2010年8月28日 (土曜日) 08時45分

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暑いのであります(分かってるがな)。 [続きを読む]

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