ミヤスコフスキー:交響曲第2番
ミヤスコフスキー:交響曲第2番OP.11
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー指揮、ソヴィエト文化省SO
いやー、昨日は驚いた。
今日、会社で上司とか社員の男の子とかに昨日の顛末を話したが、大体「305円の価格設定は何故」とか、「CDが2枚組っていうのはどういう状態で売っているのか」とかからの説明から必要で、結局なんだかわからなくて一人で手を叩いて爆笑しておった。(←へんな人)
で、まあ、とにかく返品すれば返金してくれるってことなのだが(はじめ、2枚もろとも全部返さなきゃならんなかと思って一瞬涙目になったが・・・なんだか拾ってきて一晩だけ世話をした子猫をヨソにやらなきゃならないみたいな気持ちに。でもよくよく聞いたら1枚だけでいいという)全額返してくれるのか、それとも・・・。??
そんなことよりアイーダの半分しか聴けなかったことのほうが残念でならない。後半は前半の異常ハイテンションを維持しているのか、どうか。
っつーか、タワレコの店員さんがこのblogを読んでないことを切に祈る。
で、本題にうつって。
寒いですね(いきなり時候のあいさつ)。こんな季節はやはり寒い国の音楽を。するってえと、やっぱりお露西亜。
でもチャイコフスキーは「悲愴」しか持ってないし、ストラヴィンスキーとなるとほとんど全滅に等しい(日本広しといえど、「ハルサイ」のCDもってないクラヲタは私だけかも。。。んなことない?)。ここはミヤスコフスキー大先生にご登場願おう。
すっかり気に入ってしまった(・・・ってほどでもない?)交響曲第7番に続いて、かなり若いころの2番。同じ作曲家の作品なのにずいぶん曲の印象が違う。
学生時代のエピソードとして、ウィキペディアにはこんなことが書いてある。
(ペテルブルク音楽院時代に同級生の)プロコフィエフとは教官リャードフに対する嫌悪感で意気投合し、ミャスコフスキーはリャードフがグリーグを嫌っていたというので、在学中に作曲した《弦楽四重奏曲 第3番》の終楽章に、グリーグの主題による変奏曲を書いている。
なんとまあ、へそまがりな作曲家かしらん。
交響曲第2番嬰ハ短調作品11(1911年 3楽章 約45分)
第1楽章Allegro
第2楽章Molto sostenuto
第3楽章Allegro con fuoco
生涯に27曲も飽きずに交響曲を書いたが、一曲一曲は短いようだ。私が聴いている限りメロディも親しみやすいし、もっと聴かれてはと思うのだが・・・(うーん、ダメ?)。
交響曲第1番は卒業制作ということだったので、2番は交響曲としては社会に出て第一作ということになるだろうか。まさに青春の一作という感じで若々しくロマンティックな曲である。第1楽章のおしまいは何故か「復活」の1楽章の終わりに激似。リャードフ先生はマーラーも嫌いってこたぁないよな?
掲げたCDは(も)かなり安く手に入れたもの(690円)。ジャケット写真はスヴェトラさんなのに(後半カップリングの22番を演奏)、一曲目のロジェヴェンさんはいったいどこへ行ってしまったのだろう。
録音は1986年でかなり生々しい音がする。バスクラリネット?が耳元で突然聞こえてビックリするので、ヘッドフォンで聞く場合は注意が必要かも。
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