イギリス皇室御用達管弦楽曲集を聴きながら我が家の生活水準について考えてみよう
エルガー:行進曲「威風堂々」第1&4番、インペリアル・マーチ
ウォルトン:戴冠式行進曲「宝珠と王仗」
バックス:戴冠式行進曲
サー・マルコム・サージェント指揮/ロンドン交響楽団
最近どうも聴くCDもネタがつきてきたので、たまにはレコードでも聴いてみようかしら~と思って取り出したのがこのサージェントのいかにも古そうなレコードである。しかもモノラルだし。しかし、レコード時代にイギリス音楽に見向きもしなかった(イギリスに作曲家なんか居るのか?というくらい)ので、これを購入したのは3年くらい前である。勿論中古である。
とはいうものの。
うちのレコード・プレイヤは相当古い。画学生時代に先輩から「新しいステレオを買うからあげる」と言われてもらってきた代物である。ってことはもう20年は経っているのでは。針はさすがに買い換えているから1年経ってないけれども。
昔はそれなりにいい音を奏でてきたが、今やかなりガタがきている。
レコードをいまだに愛する者としては、やはりこのさい新しい機械がほしいものである。
が。
うちは一人暮らし。自炊している。なのに、いまだに電子レンジと電気炊飯器がない。
ない。
どう考えてもそちらを買うのが先であろう。
お金がないわけではない。この2つの文明の利器があったら生活がずいぶん便利になるだろうということは容易に想像がつく。
でも・・・・なんだかなきゃないでもどうにかなるもんである。
「炊飯器がないのに、どうやってご飯を炊いているの?」
と思う方も多いと思う。
2年前に引っ越してきたときに、近所の商店街で「とりあえず電気炊飯器を買うまでこれを用いてガス台で炊こう」と思って炊飯器用の土鍋(千円くらい)を購入した。
これが!これでご飯を炊くとウマイのなんの。
実家はガス炊飯器だったから、電気のよりは美味しかったはずだが、もうこれより段違いにウメエの。そりゃま、火加減とかは大変だけどね。強火で7分、中火で7分、弱火で5分、蒸らしを5分っていちいち計らなきゃならないけど。不便このうえないけれど、味には代えられない。
それと、電子レンジも、ほしいっちゃほしいんだけど。なんでもガスやトースターで温めるのは可能でしょう。
電子レンジの代わりは結構だれでも出来るが、レコードをかけるのはレコードプレイヤしかできない。
というわけだが。
生活水準をあげるべきなのか。文化水準をあげるべきなのか、迷う今日この頃です。
・・・・・・。
で、紹介のレコード(いつも全然関係ない話題ですいませんね)ですが、イギリス王室っぽい音楽のオンパレードであります。で、チャールズ皇太子と仲良しだったらしいサージェントの指揮は全体的にノロイであります。歩きにくそう。だもんで「威風堂々」1番も結構本当に威風堂々しております。堂々しすぎ。
「威風堂々は1番だけだと思うな」第4番は男らしい1番に対してエレガントで優雅な曲です。ちなみにこの曲はジョージⅥ世戴冠式で使用。インペリアル・マーチはジョージⅤ世んとき使われたらしい。
私の大好きなエリザベスⅡ世戴冠式もののウォルトン&バックスもやっぱりちょっと遅いです。もうちょっと早くてもいいじゃねえかなあと思いつつ。威風堂々とおんなじくらいにもう日本でもちょっと聴かれてもいいかな?という感じのするよい曲たちです。
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応援ありがとう。がけっぷち犬のようですが、よろしく(?)。
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