バイロイト音楽祭/ワルキューレ
2006年バイロイト音楽祭/ワルキューレ(NHK-FM)
ジークムント…(テノール)エントリク・ウォトリヒ
フンディング…(バス)ヨン・クワンチュル
ウォータン…(バリトン)ファルク・シュトルックマン
ジークリンデ…(ソプラノ)アドリアンヌ・ピエチョンカ
フリッカ…(メゾ・ソプラノ)ミシェル・ブリート
※戦いの女神たち(9人)
ブリュンヒルデ…(ソプラノ)リンダ・ワトソン
ゲルヒルデ…(ソプラノ)サトゥ・ヴィハヴァイネン
オルトリンデ…(ソプラノ)アマンダ・メース
ワルトラウテ…(ソプラノ)マルティーナ・ディーケ
シュヴェルトライテ…(アルト)ジャネット・コリンズ
ヘルムヴィーゲ…(ソプラノ)イレーネ・テオリン
ジークルーネ…(アルト)ウィルケ・テ・ブルメルストルーテ
グリムゲルデ…(アルト)アンネッテ・キュッテンバウム
ロスワイセ…(アルト)アレクサンドラ・ペーターザマー
(管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
(指揮)クリスティアン・ティーレマン
ベタベタで申し訳ない。
リングでは一番人気のワルキューレの感想。っつーか、なんとゆーかボヤキ漫談。 (BGMは牧伸二のウクレレくらいの、軽い気持ちで読んで)
期待(?)のエントリク・ウォトリヒくん。顔は不精ひげのなかなかいまどきのハンサム・ボーイだが、どっちかというとリリック声(1997年のベルリン国立の来日時には「魔笛」のタミーノと「ヴォツェック」のアンドレスを歌っていた)だと思ってたのでジークムントっつー大役はトンと思いつかなかっただ。
彼はワーグナーのオペラの中のイメージではダヴィットとかな感じ。バイロイト・デビューはダヴィットという。
(伝聞情報ではなはだ申し訳ないが、どうもワーグナー家の子女とご交際をされているとゆうような噂。一昔前のアニア・シリアの逆バージョンか。)
第一幕は、最初はかっこよく出てきたが・・・。私にとってリング中最高キャラクターであるジークムントがよくないと、私にとってはこのオペラはあまり意味がない。
(どんなにひどいのか?と思って聴いていたが)今日のは比較的調子のよいときの録音なのかと思う。我がいとしのキング様とかホフマン様の歴代名ジークムントと比べるから悪いのであって・・・や、比べて何が悪いの?
もう終わってる公演にもかかわらず、 「がんばれ!がんばれ!」って心の中で叫んでしまう、日本ジークムント・ファンクラブ(会員1名)の私。
何回応援しても殺されるの、彼。
ジークリンデ役のピエチョンカってちょっとギャグな名前を聞くのは初めてだが、歌は大変素晴らしい。(。。。と解説者も言っているが、それ聞く前に書いたのよ)演技も素晴らしいという話なのでぜひ実演で見て(聴いて)みたいものである。3幕なんか涙出そうになったぞ。
いずれは色々な所でお目にかかるであろう・・・って書いておくと本当にかなうんだよ、知ってる?
ティーレマンの指揮は、休止の間が長いのでたまに電波がおかしくなっちゃったのかと思うが、そこはきっと実演で聴くと感銘深いのかと思う。たださらさらと流れてしまう指揮とは違い、一つ一つ意味深く進む。素晴らしい指揮ぶり。リング実演でこんな指揮者に当たったらラッキー。
ところで。
キュッテンバウムも昔から出てる人だねえ。昨日のクレメンス・ビーバーとかもだが、昔から出ている端役の歌手の名を見ると、相撲で言えば(引退したが)「大徹」って感じだなーと。デーモン小暮閣下くらいにしかわかんねーけど
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たいしたこと書いてなくてすいませんが。
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コメント
こんばんは。
この時期はタダのワーグナーを聴くべく、数ヶ月前から気合を入れていましたが、いまのところ0勝2敗どす。
拙宅ではFMを予約録画をできなくなったのです。どうせなら深夜にやってほしいよ!
ティーレマンは管弦楽では、まあまあの評価のヒトでしたが、オペラは鋭いようで、聴いてみたい。
もし明日もだめなら、牧のウクレレで我慢しまふ!
投稿: 吉田 | 2006年12月26日 (火曜日) 23時55分
>>吉田さん
「ワーグナーをタダで聴く」と思うことが気が緩んでしまうんじゃないでせうか。我々(似非?)ワグネリアンは普段CDにせよ実演にせよ法外な値段を払ってリングを聴いておりますので、どの曲でもはじめの一音を聴いただけで背筋が伸び、居眠りなんてトンでもない(あれ?違いますか?)。
実は私は7:30始まりということなので今日は会社の忘年会をパスしちまいました。早すぎると思います。昼間じゃないからまだしも。
牧伸二さんのウクレレはたまに短調になったりするときがあって結構芸が細かいと思いました。
投稿: naoping | 2006年12月27日 (水曜日) 19時42分