シマノフスキ:スターバト・マーテル/他
シマノフスキ:スターバト・マーテル
聖母マリアへの連祷
交響曲 第3番 「夜の歌」
シミトカ(sop)、クイヴァー(MS)、コネル(B)、ギャリソン(T)、CBSO合唱団
サイモン・ラトル指揮/バーミンガム市交響楽団
昨日は複数のコメントやTBを頂き、ありがたいことです。けれど昨日は、後楽園へ飲みに。
(各地コメント遅れてすいません。m(__)m)
東京ドームは野球がシーズン・オフだけれど、隣接するショッピング施設のラクーアは、金曜日とあってカップル等で賑わっている。
まだ11月なのに、こんな感じのライトアップ。いいねえ、ロマンティックで。あたしにゃ関係ないがね。
いつも気になっていたインド料理屋「マハラジャ」。
http://r.gnavi.co.jp/g912600/
基本的にそんなに安い店ではないのですが、ぐるなびのクーポンを使いディナーコースを頼めば合計で20%オフ(12月末まで)。ブラヴォー。
食べたのは2人(or3人)で頼めるコース。
カレー、美味しかったなあ。大きなナンもご飯(香り米)もついてたし。タンドリーチキンやエビの焼いたのもとても美味しかったです。
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そんな私には、ここ1年くらい気になっている人がいる。
その人の名は。
カロル・シマノフスキ。
ポーランドの作曲家といって思い出すのは、もちろん最初はショパンなんだけど、その次くらいに出てもいい名前。
しかし。日本であまり人気があるのかどうか。あまり情報もない。弦楽器の曲が好きな方は、わりとよく知っているのかもしれませんが。
私は国内盤を一つも持ってないので、ネット以外であまり情報が得られない。
そもそも最初にゲットしたCDはこれ。新橋の投売りで買ったシリーズ。
指揮者も演奏者も完璧にお国の人という感じ。この中では実際、テノールのヴィエスワフ・オフマンしか知らないが。
はじめて聴いていたくはまってしまった。
とくに交響曲第3番「夜の歌」はよい。マーラーとは全く無関係だけれども。交響曲というよりほとんどカンタータである。大変に神秘的で、ほの暗い雰囲気が魅力的。暗~い癒し系というべきか・・・・何に例えればいいのだろう。
オフマンの独唱が素晴らしい。
彼の作風として、初期のほうはもう、ほとんどR・シュトラウス。「演奏会序曲」なんてまんまシュトラウスである。しかし。年を経るごとにだんだん神秘的・宗教的な雰囲気を帯びてくる。曲調としては明るくはないけれど、聴いていると頭の中に暗闇や深い海とか漠然とポーランドの夜の暗い街並みとか色々なものが頭に浮かぶ。
(私はそもそも絵を描く人だったので、音楽からインスピレーションを得て絵を描いていた。最近絵は描いていないが、シマノフスキは非常にインスピレーションを得られる。なんか描けそうな感じがする)
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何故かは知らないけれど(何故?)、サイモン・ラトルはシマノフスキのCDを多く録音している。気になったので、最近1枚購入してみた。それが冒頭で紹介しましたCDです。
イギリス製演奏ってことで、最初に買ったCDと比べるとポーランドらしさが薄くなるなのはどうしようもないのですが、「スタバート・マーテル」の少女っぽい美しいソプラノの声には妙に惹かれる。心が洗われる。
もうちょっと色々わかったら、改めてこの作曲家について書きたいと思います。
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コメント
おやぁ、実は私もシマノフスキは聴いてます。<まんまR・シュトラウス>ですよ。ヴァイオリン協奏曲とか、交響曲、オペラもすこぶるいいですよ。以前、東京フィルでプジビルスキとかいうポーランド指揮者が、取上げてまして、そいつを録音して以来、気になる存在です。はまってみる価値大アリですぜ。
「マハラジャ」いいなぁ。私も一度行ってみたい店です。タンドリー美味しかったですか。
投稿: yokochan | 2006年11月18日 (土曜日) 23時33分
>>yokochanさん
あ、やっぱりですね。趣味趣向が似ているのでそうかも・・・とは思ってたんですが。いいですよね、シマノフスキ。オペラもすごーく気になっているのです。まだなんとなくボヤーっとした知識しかないのですけどね。
「マハラジャ」は、タンドリー・チキンとエビとチキン・カレーがとくに美味しかったです。
東京ドームシティ・ラクーアは会社の帰りにラーメンをたまに食べに行きます。有名な「一蘭」と「げんこつ屋」がありどちらも大好きです。
投稿: naoping | 2006年11月19日 (日曜日) 00時05分
こんにちは。私も結構シマノフスキ、好きです。
ただし知識はありません。
このラトル盤、なんだかとても評判いいみたいですね。
「夜の歌」は、マーラー「大地の歌」、ツェムリンスキー「叙情交響曲」との3点セットで、
私の中では「後期ロマン派東洋趣味トリオ」と分類されていて、
よくごっちゃになります(なら分類するな)。
スターバト・マーテルも良いですよね。
そもそもスターバト・マーテルには名曲が多いですが、
20世紀に書かれたスタバトの中では一番好き。
他には、ピアノを協奏的にフィーチャーした「交響曲第4番」も素敵です。
シマノフスキにしては、明るく華やかで、
ラヴェルやプロフォフィエフを思わせるところもあります。
投稿: 木曽 | 2006年11月19日 (日曜日) 07時40分
>>木曽さん
コメントありがとうございます。(お待ちしておりました・・・)
スタバトいいですよね!なんかポーランド語ってのがたまんないです。
交響曲第4番も、最初買ったCDの中に入っているんですが、華やかで明るいんだけど、ちょっと気分的に暗くなりそうでもある不思議な雰囲気ですね。結構こっちもクルなあ。ふつふつ。
やっぱりちょっとハマってみたくなりました。
投稿: naoping | 2006年11月19日 (日曜日) 12時27分
初めまして。
シマノフスキはナクソスのピアノ作品集を持っていますが、
現代音楽にしてはなかなか聴きやすい曲です。
この記事を読んでスタバトにも興味を持ちました。
ところで相互リンクしていただきたいのですが、
よろしいでしょうか。
よろしくお願いします。
投稿: カシュカシュ | 2007年4月21日 (土曜日) 18時52分
>>カシュカシュさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
シマノフスキはいい!ですね。私は全般的に声楽入った曲が好きなもので、シマノフスキもピアノ曲は聴いたことありません。ナクソスにあるのですね。
投稿: naoping | 2007年4月21日 (土曜日) 19時55分
こんばんは。私もシマノフスキの声楽曲が好きです。オペラもありますね。機会があったら聴いてみたいです。
拙ブログの交響曲3番「夜の歌」をTBさせていただきました。オーケストラは違いますが、私が取り上げたポーランド国立カドヴィツフィル盤はテノール独唱がオフマンさんで、naopinさんが取り上げていらっしゃるカスプシク&ポーランド国立放送SO盤と同じです。オフマン、いいですよねー。
彼はクラクフの陶芸専門学校(ライナーノートが英語なのでよくわかりませんが…)を卒業してから転身した人だそうです。
投稿: sweetbrier | 2007年6月22日 (金曜日) 23時19分
>>sweetbrierさん
コメントありがとうございます!
コメントの多さが物語るように、シマノフスキはツェムリンスキーとともに隠れた人気作曲家なのですね。
オフマンは何気に好きです。ロシアや東欧系の多少弱弱しい美声なテノールが母国語で「にぇ~」とか「むにゃ~」とか歌うのが、私は最高シビレます。ヘンな趣味かもしれませんが(爆)。
投稿: naoping | 2007年6月23日 (土曜日) 19時57分