ヴォーン=ウィリアムズ「揚げひばり」
ヴォーン=ウィリアムズ「揚げひばり」
(交響曲第6番、トーマス・タリスによる幻想曲)
タスミン・リトル(violin)
サー・アンドリュー・ディヴィス指揮/BBC交響楽団
のだめちゃんが持ってる鍵盤ついてるカバンが欲しい・・・作るか。
さて。
このところ、検索ワードで一番多いのが ま、「トリスタン」「新交響楽団」「グッドール」とかなんだけれども、意外に多いのが「あげひばり」でした。だもんで、キム・ヨナのフィギュアで滑った曲を聴き「誰が作った曲なんだろう?」とか思って検索していただいたのに、こんなオタクなblogに連れてこられてほとんど何も書いてないのも大変申し訳ないので、今日は「揚げひばり」でえす。
↓キム・ヨナの滑った「揚げひばり」
「揚げひばり」はイギリスの作曲家レイフ・ヴォーン=ウィリアムズの作ったヴァイオリン独奏のある14分ほどの管弦楽曲です。
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ (Ralph Vaughan Williams, 1872年10月12日-1958年8月26日) は、イギリスの作曲家である。Vaughan Williams が姓であり、RVW または VW と略される。
グロスターシャー州ダウンアンプニーに生まれる。ロンドンの王立音楽大学で作曲を学び、在学中にホルストと知り合い親交を深める。民謡の採集や教会音楽の研究を通して独特の作風を確立し、イギリスの音楽界に於ける復興の礎となった。彼の一面である、イギリスの田園風景を彷彿とさせる牧歌的な作風は、広くイギリス国民に愛されているが、曲によっては「田舎臭く退屈」とも評される。
日本ではホルストの『惑星』の様な爆発的な人気を博した作には恵まれていないが、欧米ではホルストよりも評価が高く、生涯に9つの交響曲を遺し、また、イギリスの民謡を題材にした作品も多い。(以上、ウィキペディアより)
欧米か!
本当は「ラルフ」なんだけど、本人が気に入らないので「レイフ」って言ってたのだな、確か。
そうそう、「田舎臭く退屈」。私のRVWに対する第一印象もそれに近かった・・・ような(高校のブラスバンド部の時の)。でも、それが彼の曲の魅力かなあ、とも最近思うようになった。RVWの管弦楽曲をわざわざ引っ張り出して聴くことはめったにないんだけれど・・・。(声楽曲とか、声楽つきの交響曲を聴くことが多い)
このサー・アンドリューのCDは、うちにあるのは大好きな交響曲第1番「海の交響曲」と組み合わせて2枚組でかなり安価で購入したもの。なので、1枚目ばっかり聴いて2枚目はほとんど聴いてなかった。今日久しぶりに聴いてみました、6番。
サックス独奏が渋いのう・・・。ジャズっぽいぜ。
---------------
なんとなく押してくださると助かります。
人気blogランキングへ
| 固定リンク
コメント
こんにちは。
「揚げひばり」というと、居酒屋のメニューみたくなってしまうので、
最近は「ひばりは昇る」と呼ばれることも多いみたいですね。
RVWでは、ホワーン系の曲が好きでして、
「グリーンスリーヴス」「タリス」、交響曲では3番と5番がツボです。
いつ楽章が変ったのやら、いつ終わったのやらわからないところがいいですね~。
投稿: 木曽 | 2006年11月27日 (月曜日) 22時20分
>>木曽さん
揚げひばり・・・すずめだったら遠い昔に居酒屋で食べたことありました。が、見かけがグロな上固くて美味しくなかったので、一回きりでやめてしまいました・・・そんな話はさておき。
私は逆に(じ、じつは)ホワーン系交響曲がどうも苦手。交響曲は「南極」と「海」ばっかりですね。「田園」は実演で聴いたらもし疲れてたら寝てしまいそうです。だもんでCDは「海」ばっかり何枚も持ってます。でも交響曲全集だって2つ持ってるんですけどね。グリーンスリーヴスは好きですよ。気分が落ち着きます。
投稿: naoping | 2006年11月27日 (月曜日) 23時04分
こんばんは。しかし、「W・ウィリアムズさん」には笑えますね。おそらく、スターウォーズとかの関係者とごっちゃになって現存作曲家と思ってしまったのでしょうか。
こんな英国作曲家のマイナーぶりが、たまらなく愛おしく、大好きな自分です。へへ。
RVWは、そんな私の重要作曲家ですから、揚げひばり、は超好きですよ。ほわーんもね。そしてこの曲はマリナーとトムソンがお気に入りですね。
投稿: yokochan | 2006年11月28日 (火曜日) 22時35分
>>yokochanさん
するってえと、ヴォーン=ウィリアムズさん、キム・ヨナの演技を見に会場に来てたの!?(←うそ)
いや、それにしても(他の項でも書きましたが)日本人はもうちょっと曲目選びを考えたほうがいいと思いますね。他の国の選手が果敢にマイナーな?作曲家にアタックして「へええ、こんなに美しい曲があるのか~」と感心させてくれているのに、日本はいつまでも伊藤みどり&荒川静香神話から抜け切れてない~。ラフマニノフさんはもうたくさんです(ファンの方ごめんなさい)。プッチーニさんは好きなのでいいです(差別?)。
投稿: naoping | 2006年11月29日 (水曜日) 19時20分