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2006年10月21日 (土曜日)

カイルベルトのラインの黄金

P1000653 ワーグナー楽劇「ラインの黄金」
 ハンス・ホッター(ヴォータン)
 グスタフ・ナイトリンガー(アルベリヒ)
 ルドルフ・ルスティヒ(ローゲ)
 ヨゼフ・グラインドル(ファフナー)
 ルートヴィヒ・ヴェーバー(ファゾルト)
 ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィツ(フリッカ)
 ヘルタ・ヴィルファート(フライア)
その他
 バイロイト祝祭管弦楽団
 ヨゼフ・カイルベルト(指揮)

 録音:1955年8月 バイロイト祝祭劇場[ステレオ]

やっと「ラインの黄金」の発売である。あとは「神々の黄昏」の発売を待つだけである。(私はこらえ性がないので、出たらすぐ買う派)

しかし、そもそも「ラインの黄金」から始まるべきこのリング、発売の順番めちゃくちゃである。大体私、初めて生で見たリングだって「神々の黄昏」から始まって「ワルキューレ」で終わったりとか、いつも何かしら演目が抜けたりしているので、ま、こんなもんかなあ。(と、勝手に納得。)

昨日CD買ってすぐ聴いて、また今日もう一回聴いている(他のワーグナーの演目ではありえない)。
まずはじめの重低音から引き込まれる。実際こんな音なのかなあ、バイロイト。それで、いつもながらナイトリンガーのアルベリヒはナイスである。もうアルベリヒといったらこれじゃないの。ライブなのでもう、奴はノリノリである。

続いてホッターのヴォータン。いつもながらグー。ナイトリンガーとホッターはもう、双璧の素晴らしさ。ショルティ盤ではジョージ・ロンドンがヴォータンだったので、このCDはとってもありがたい。

デンデケデン、デンデケデンと巨大なオケ伴奏とともに巨人さんたち登場。舞台写真を見ると、巨人というより肉襦袢を着たお相撲さんという感じ。だが、(ホッターよりもう一時代前の歌手のような気がするのに)ウェーバーの素晴らしいファゾルトは結構クル。グラインドルももちろん素晴らしい。もう、名バス歌手オンパレードにホレボレする。

それに比べて、この演目でのマイ・フェイヴァリット・キャラクターのローゲがイマイチさえないのが大変残念(と私は思う)。頭の回転が良くて機敏な動きでしかも滑稽な愛すべきローゲは、この演目の主役ではないかなあ?と思うんだけど。少なくともシェロー演出では主役だったよね。シュトルツェあたり出て欲しかったなあ。(1953年のクラウス盤ではシュトルツェはフローだったんだね)

録音は・・・勿論よいのだけれど(「ワルキューレ」よりよい気がする)、演出のせいなのか、地下にもぐっている場面のところでは(煙?)シューシュー言っているのでなんだかウルサイ。画面が見えないのでよけい気になる。

また、最後の場面(へだーへどー)の、ドンナーがハンマーを振り下ろす直前のオケの音が一瞬ちょっとまたモノラル?になってる気がする(すぐ直る)。ありゃまた!ここだけだけど残念よ。

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コメント

こんばんは。このシリーズ、私まだ手を出してません。
セコク安くなるのを待っているんです。それと、これ以上リングを始めとするワーグナーを揃えると、収納スペースが限界だし、残りの人生であとどれだけ聴けるかと思うと不安になってしまうのですよ。でもnaopingさんの記事を拝見してると誘惑に負けてしまいそうです。ホッターのラインのウォータンのステレオ盤はこれだけですもんねえ。

投稿: yokochan | 2006年10月22日 (日曜日) 00時05分

>>yokochanさん
リングは、昔はショルティとカラヤンとベームくらいだったのに今じゃほんとにとんでもない数の全曲盤が出てますからねえ。しかも、カイルベルト盤だってバラで買うと紙ジャケなのになんだかミョーに幅取りますしね。(4つ全部揃えたら専用ボックスくれるとかしてくれないだろうか?)ま、うちの狭・安マンションでも、CDはまだ若干余裕がございます(笑点?)。文句言う奥さんもいないし。一人暮らし万歳!です。

投稿: naoping | 2006年10月22日 (日曜日) 12時25分

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