« ミトロプーロス・アルプス交響曲 | トップページ | 行ってきたわよ! »

2006年9月18日 (月曜日)

来日記念?メータ・シタール協奏曲

Mehta ラヴィ・シャンカール:シタール協奏曲
ラヴィ・シャンカール(シタール)
ズービン・メータ指揮/ロンドン交響楽団

(英EMI CDNF 1 50007)

指揮者ズービン・メータが来日しています。
で来日記念!っつーことで、本日はメータのCDを。しかし、マーラーやR・シュトラウスじゃここでは普通すぎる!ということで、同郷である有名なシタール奏者ラヴィ・シャンカールによるシタール協奏曲。

ジャケットをみてごらんなさい!メータの若いこと。若いころは本当にいい男だった。インド映画に出てもいいくらいよ。それが今や70歳の恰幅のよいインドのおじさんになっているらしい(yokochanさん情報)。

このCDはCD屋さんで購入したのではないです。吉祥寺とか高円寺(”はるばるや”とかなー)によくあるようなアジア雑貨屋さんで買いました。そういうとこに置いてあるCDは得体の知れないレーベルが多い。そしてなぜかジャケットの紙の質が悪い。これは一応EMIで英国製であるにもかかわらず、ジャケット(紙っぺら一枚よ)は激しい印刷ずれがある。ジャケットだけインド製か?
よく見ると、The Gramophon Company of india LTD.Calcutta.India の文字が!おお、カルカッタにもグラモフォンがあるのか!

しかし、録音はエクセレント!始めっから素晴らしい音色で迫る。で、管弦楽の前奏から何故かホルストっぽい。インドに傾倒したホルストなので、そう思うのは当然かもしんないけども。想像したのよりずっと西洋音楽(イギリス音楽っぽい)に近いので、私のような「インドはカレーしか浮かばん。あとはエロイ(ツェムリンスキー「抒情交響曲」参照)」
などと言っている者でも、全く違和感なく楽しく聴くことができます。第4楽章なんて突然ウィンドマシーンが登場、南極交響曲?

ジャージ・ハリスンにシタールを教えたりビートルズなどポピュラー音楽にも影響を与えているので、そのへんの音楽がお好きな方にもよいかもしれない。・・・ただし演奏時間は50分以上かかります

-----------
で。

9/19はメータ指揮フィレンツェ歌劇場の「トゥーランドットを鑑賞いたします。(3階席だけど、3万6千円もするのだ。今年唯一の贅沢・・・貧乏人なので)
チャン・イーモウの演出が期待大!ドラマティック・ソプラノのアレッサンドラ・マルクの でっかい体声にも注目!荒川効果で、なんだかよくわかんないで見に来ている観客にも注目よ!

↓クリックすると俄然はりきります。
人気blogランキングへ 

|

« ミトロプーロス・アルプス交響曲 | トップページ | 行ってきたわよ! »

コメント

この盤、日本発売当時は結構話題になりましたヨ。購入はしなかったですけど、FMで放送していたのをチラ聴きしました。
まさしくインド人のためのインド人による音楽。シタールがシャカシャカしている横でオケがワサワサと。なんかよくわかりませんが(笑)。
この音楽でエロを感じない年頃でもありました。

投稿: 吉田 | 2006年9月18日 (月曜日) 21時47分

毎度どうも!これ、何で買ったのかあまり覚えてないCDの一つ。でも日本でも発売されてたんですね(ま、売ってますね)。インドのクラシック界ってどうなってるんでしょう。メータ以外世界的に有名なクラシックの指揮者っていないような気がするんだけど・・・。メータの場合はとーちゃんが指揮者だったからその影響みたいですけどね。

投稿: naoping | 2006年9月18日 (月曜日) 22時02分

たびたびスミマセン。
メータの父上はメーリ・メータですが、25年くらいまえに読売日響で聴きました。私のメータ体験は、幸か不幸か父メーリが先でした。
が、いずれにしても、インドのクラシック音楽家は、みんなで毎食カレーを食べているのではないでしょうか?なんだかわたしも良くわからなくなりましたが。

投稿: 吉田 | 2006年9月18日 (月曜日) 22時24分

インドの人はお昼ごはんも家からカレーを配達してもらっている(そういう宅配業の人がいる)というのをきいているので、メーリ・メータ率いるボンベイ交響楽団の昼飯は全部カレーだったんじゃないかなあと思います(←すごい憶測)。
それにしてもズービンじゃなくてメーリ・メータを見たのはすごいですね!

投稿: naoping | 2006年9月19日 (火曜日) 13時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 来日記念?メータ・シタール協奏曲:

« ミトロプーロス・アルプス交響曲 | トップページ | 行ってきたわよ! »