おめでとう企画!エリザベス女王戴冠式実況盤
エリザベス女王2世戴冠式実況盤
The Coronation of Her Majesty Queen ElizabethⅡ 2 June 1953
(EMI 7243 5 66582 2 6)英国個人輸入盤
このCDは、ウェストミンスター・アベイにおける英国エリザベス女王の戴冠式の実況放送を2枚のCDに収めたものです。日本では売っているのを見たことなかったんで、ロンドンに住んでいた友人に頼んでハロルド・ムーア・レコードで買って送ってもらったものです。
何か日本か英国の皇室でおめでたいことがあったら紹介しようと思っていたので、紀子様が男子を出産された本日は絶好の機会。
(こじつけとも言う。)
しかし、私は皇室にはとくに興味はありません(ありゃりゃ?)。ただ、皇太子様と雅子様はご本人様をお見かけしたことがあります。
一度はドイツのどこかのオペラハウス引越し公演の「タンホイザー」で、ご夫婦で来られてた。ルネ・コロがタンホイザーだったな、たしか。ヴェーヌスベルクは過激な演出であった。こんなのご覧になっていいのかな?と思いつつ前から3番目で見てた私。
もう一回は、ラトルとウィーン・フィルのサントリーで。皇太子様だけいらしていた。私の席の周辺はカメラで写すのに絶好のポジションだったらしく、開演前はほとんど報道席と化していた。 (カメラじゃまくさかった)
-------
紀子様が帝王切開でご出産、って文字通りの帝王切開でありましたな。男の子だったし。別に私達平民が同じように出産しても「帝王」なんだから。
そもそもなんで「帝王」なの?と思ったら、
日本語訳の「帝王切開」はドイツ語の「Kaiserschnitt」の翻訳が最初と言われ、ドイツ語の「Kaiser=皇帝」、「schnitt=手術」よりの訳語である。 ラテン語のsectio caesareaは「切る」と言う意味の単語二つが重複している。これが各言語に翻訳されるにあたり、caesareaがカエサルと結びつけられてしまったのが誤訳の原因であると考えられている。(Wikipediaより。写真がグロいのでリンクせず)
さて、ずいぶん寄り道しちゃったわね。
このCDは、半分くらい実況ナレーターとかありがたいお言葉とかなんですけど、ところどころに流れる壮大な音楽は、英国音楽ファンだったらううう~んと唸ること間違いなし。
(右写真を見てモンティパイソンを思い出した方、あなたは重症です)
(主な曲)
ウォルトン/戴冠式行進曲「宝珠と王仗」
パリー/I was glad
ハウエルズ/Behold, O God our defender
RVW/Creed
ダイソン/Confortare
RVW arr./All people that on earth do dwell
RVW/Sanctus
RVW/O taste and see
スタンフォード/グローリア
ウォルトン/戴冠式テ・デウム ・・・etc.
別にイギリス国民でなくてもなんだかおめでたい気分にさせてくれる大変ありがたいCDであります。
------------------------------
↓一日ワンクリックお願いします。
人気blogランキングへ
言っとくけど私、身内のクリックはほとんどないです。(泣)
| 固定リンク
コメント
こんばんは。私も皇室には興味もないし、縁もゆかりもございませんが、どうもその筋では男子であることは公然の秘密だったみたいです。まあ目出度いことにこしたこたぁーありませんがね。
ほほう、こんなCDあるんですね。作曲者を見て俄然むっくりきましたよ。いずれも王室御用達の作曲家に一時期なっていた人々ですな。音楽だけを選択して1枚にして我が国でも、出してほしいものですね。もちろん、売れないだろうけど(笑)
投稿: yokochan | 2006年9月 6日 (水曜日) 23時06分
毎度どうもです!(殆ど公開メール状態ですね)
イギリスの皇室もののCDは他にも持ってるのですが、それはどうも寄せ集め感があります・・。日本では英国王室→英国音楽・・・と食いつく人は非常に少ないですね。
ちなみに日本の王室御用達音楽っていうと、高校のとき吹奏楽で團伊玖磨作曲の「祝典行進曲」を演奏したことがあります。なかなか典雅ないい曲で好きでした。
投稿: naoping | 2006年9月 6日 (水曜日) 23時18分