北への憧れ
Frederick Derius Danish Masterworks
アラベスク/5つのデンマークの歌/7つのデンマークの歌/「フェニモアとゲルダ」間奏曲/2つのデンマークの歌/シャクンタラー/生命のダンス
ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン(Sop)ボー・ホルテン指揮 Aarhus Symphony Orchestra/他
(danacord DACOCD 536)
とうもろこしの美味しい季節。
今日は八百屋さんでとうもろこしが安く売っていたので買って茹でて食べました。
思えば。
私の実家は何故かとうもろこしをよく食べる家だった。毎晩茹でたとうもろこしが食卓に上がっていました。
親は北海道出身でもなく、または南米の人でもなかったのですが(まさか!)、毎日とうもろこしを食べていました。
もしかして私が枝豆が大好きだったせいか。枝豆は高いので、安価で食べるのに時間がかかるとうもろこしを代わりに食べさしていたのか・・・は、不明。
(貧乏カミングアウト?)
しかし、とうもろこし一本を一人で食べるのは、ちょっとヘビーですな。
とうもろこしといえば北海道。しかし、私は一度も北海道に行ったことがありません。
(てゆーか本州を出た事がない・・・海外以外)
いつか行ってみたい、憧れの地です。
--------
北への憧れといえば、英国の作曲家でありながら北欧にインスパイアされた音楽を多く作曲したディーリアス。(←またしても強引?)
本日ご紹介のCDは、ディーリアスが北欧の詩(ヤコブセンやアンデルセンなど)に曲をつけたものを、普通は英訳で歌っているものを北欧の言葉でデンマークの歌手の人が歌っているものです。
(そもそも英語で歌うのが正しいのかデンマーク語が正しいのか?)
そもそも北欧の音楽も好きな私なので、北欧の言葉で歌われているほうが聴いていてしっくりとくる。発音が微妙で独特でエキゾティック!
このCDに慣れちゃったあとで、英語で歌われているのを聴くと、どうも違和感があるという矛盾・・・。(何故?)
ディーリアスの音楽を聴くと、何故かムンクの絵が頭に浮かんだりする私だけれど、デンマーク語で聴くとそれはもっとぴったり!
とくに「I Hear in the Night」なんて歌はそのままムンクの「叫び」でしょ!「夜、眠っている森から”助けて~!神様~~!!”って人が叫ぶのを聞いた!!」ってな内容ですから。オケ伴奏もなんだかムンクっぽい不安でいっぱい。(実はムンクの絵が好きです)
歌っているデンマークのソプラノのヘンリエッテ・ボンデ=ハンセンはとってもチャーミングな爽やかな歌声。解説書に載っている写真も北欧人らしくとってもチャーミングです。ナンネッタやツェルリーナを得意としている歌手らしい。舞台を見てみたいものです。
----------
一日一回有効なの。>>人気blogランキングへ
| 固定リンク
コメント
こんばんは。さすがにこの1枚は持ってませんです。
まいりました。デンマーク語とは、またオツな雰囲気なんでしょうなぁ。ジークムント・パルシファル歌手でデンマーク人ポール・エルミングが、ディーリアス歌曲を録音しているみたいで、狙ってます。それにしても、よさそうな1枚。次々に気になるものを紹介してくれますな(笑)
投稿: yokochan | 2006年9月 2日 (土曜日) 00時13分
これは私の持っているディーリアスのCDの中でも個人的にお気に入りの上位に入ります。CD屋さんで見つけたらぜひぜひ購入をオススメします。ディーリアスの中のディーリアスっぽさが倍増してる気がします。録音もいいですよ。
ポール・エルミングって全然意識しないでワルキューレとか見に行ったりしましたけど、デンマーク人なんですね。ワーグナー歌手って北欧の人多いですね。
投稿: naoping | 2006年9月 2日 (土曜日) 00時41分