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2006年8月11日 (金曜日)

ケーゲルのブリテン・セレナード

Britten ブリテン:テノールとホルンと弦楽オーケストラのためのセレナード/

ペーター・シュライアー(T)、ギュンター・オピッツ(Horn)
ヘルベルト・ケーゲル指揮・ライプツィヒ放送交響楽団

(BERLIN CLASSICS 0090352BC)


ロンドン・ヒースロー空港が大変なことになっていますね。(ニュース記事↓)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2308270/detail

お盆休みの中、私のようにたまたま体調が悪くて(強調)どこにも出かけられぬ者が(たまたま何の予定がない者も含む)、テレビで渋滞で繋がっている車の列を見て「大変ね~」と言いつつ心の中では「ざまあみろ」と思っているのとはわけが違う。

心底大変だと思いながらテレビを見ています。

過去2度ほどロンドン・ヒースロー空港には行ったことがあります。2度とも友人を頼ってのたった一人の渡航だったので、一度目はとくにとても心細いものでした(過去記事参照)。

ニュースのテレビ画面を見ながら、「あれもだめこれもだめ。お茶もだめコンタクト洗浄液もだめメガネケースもだめ」とかいいつつスーツケースを開けてぐちゃぐちゃしまい込んでいるのを見ると、 「自分がロンドンに行く旅行だったらどうしよう。楽しみにしてた旅行がきっとブルーになっちゃうかも」と我が事のように同情してしまうのです。

私って、本当は心優しい人なのよ。  (←強調)

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さて、今日は(も)こんな話題なので勿論イギリス物を。


ブリテンの曲の中で一番好きな「セレナード」であります。

そもそも、ブリテンとテノール歌手ピーター・ピアーズのラブカップルの中にホルン奏者デニス・ブレインが乱入した形で誕生した(?)この名曲。

イギリス人プロジェクトの演奏をご紹介するのが筋というものですが、ここでは敢えてドイツ人。ドイツ人なのに何故かブリテンをよく演奏してたケーゲルの演奏で。

まず、ドイツ人ということでなんとなーく冒頭のホルンがジークフリートしてる(気がする)。
そしてシュライアーのテノール。最初「これは何語?」とか思うくらいヘン。

とくに舌を噛む[th]の発音がキタナイ。これでは「東京新聞」のCMの外人さんに怒られてしまいそうである。


しかし、慣れればなんてことはない(私は)。心底いい曲だと思う。
というのも、この曲はこのCDから入ったので結構愛着がある。 (他に選択肢はあったはずなのになんでわざわざこのCD?と自分でも思う)



そのあと原典であるピアーズ&ブレイン盤だとか、イギリス歌曲の名手マーティン・ヒルなんかで聴くと「おおお、やっぱり英国ものはこうでないと」と思ったりもしますが。 (どっちなのよ)


・・・・・

ブリテンの曲って、この曲はとくになんだけど「女には入り込めない何か」を感じさせる。

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順位が気になるぅぅ・・・。

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