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2006年7月24日 (月曜日)

シェルヘン・千人の交響曲

Scherchen8 マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
Elsa Maria Natheis, Daniza Ilitsch (sop) Rosette Anday,Georgine Milinkovic(Alt) Erich Majkut(tenor) ,Otto Wiener(baryton) Georg Oeggl(bass)
Die Wiener Singakademie, Der Wiener Kammerchor, Die Wiener Sangerknaben, Die Wiener Symphoniker
Direction:Hermann Scherchen
(Tahra  TAH120) 1951年、ウィーン芸術週間の録音

また、千人の交響曲です、すいません。ほんとこの曲のCDはけっこう持ってるもんね。本日はシェルヘン指揮のターラ盤です。

ターラってシェルヘンの娘婿さんが経営しているレーベルということですが、何年か前このレーベルが突然CD量販店に大量に出現、シェルヘンのCDがボコボコボコボコ出ていて、何か一つ買ってみましょうとこの8番だけ買いました。だからシェルヘンのマーラーはこれしか持ってません。残念!

ヘルマン・シェルヘン(1891年6月21日~1966年6月12日)ベルリン生まれ。家は貧乏だったようだ。ほぼ独学で音楽を勉強し、ヴィオラ奏者として家計を助ける。ベルリン・フィルでも演奏していたが、指揮者に転向。1912年シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」を初演して注目を浴びる。当時の現代音楽の初演を多く行っていたようだ。(ベルクのヴァイオリン協奏曲の初演をウェーベルンがドタキャンしちゃったので、これを引き継いで初演したのはシェルヘン)

録音は。。。さすがに古いです。8番で古いのはもう、半分価値がないようなものでしょうか・・・一般的には。
これがまた、最古の録音のストコフスキーの次に古い録音なんだそうですよ。でも、聴き辛いことないですよ(・・・って、古い録音に耳が慣れきっている私だから大丈夫なんでしょうか・・・最近心配です)。

(歌手の読み方が半分くらいわからないのでアルファベット表示ですいません) ロゼッテ・アンダイが出てる時点でもう、古いですよ。この歌唱の古さ。かえって新鮮よ。

しかも、マーラーが活躍したウィーンで録音されたもので、マーラーの生きていた時代に近い(それでもマーラーの死後40年の録音)という意味で「あ、マーラーの実際の演奏ももしかしてこんな感じだったのかなあ」と思いながら聴くことができます(私だけ?)。

<その他気が付いた点>
・ドラマティックな声のテノールを配されることが多いこの曲だが、意に反して大変リリックな声のテノール。こーゆーのもアリか。結構悪くない。
・第2部の途中の盛り上がるところで指揮者が「ハッ!」みたいな掛け声をかける(何て言ってるのか不明)。面白い。
・こんなに古い録音なのに、なぜかマンドリンの音がすごく大きく入っている。珍しい!

 ところによってはとても早かったり、また他のところはすごーく遅かったり。たまーに歌手がついていかなかったりずれたりするけど、あまり気にしてない感じがします。そして、最後の神秘の合唱のところはたいへんゆっくりとしたテンポで(ソプラノ独唱は息が続かなくて大変そうだ)演奏される。拍手も大変控えめに入っています。

生で聴いたら大変圧倒されるのでは、と思いました。(ま、この曲に関しては生で聴けばどんな演奏でも圧倒されそうですが、人数で)

8番好きにとっては色々な発見が多い、買ってソンはないとてもいい演奏だと思います。

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