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2006年7月 4日 (火曜日)

スヴェトラーノフ千人の交響曲

3831 スヴェトラーノフ指揮・マーラー交響曲全集より

交響曲第8番「千人の交響曲」
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮/ロシア国立交響楽団

オリガ・アレクサンドリア(Ms)
ガリーナ・ボリソワ (Ms)
アレクセイ・マルティノフ (T)
アナトリー・サフューリン (Br)
ディミトリー・トラペズニコフ(Bs)、ほか
(Venezia MOCKBA 2004)ロシア輸入盤

<素晴らしき死蔵CDの世界>第一回

誰にでも秘密がある(韓流か!)。誰にでも買ったままで殆ど(全く)聴いてないCDはある。そんなウチで埋もれた名盤の数々をご紹介しようというシリーズ。はて何回続くかわからない。

第一回は名演のわりにはとってもお買い得感のある(奥様、オススメよ!)スヴェトラーノフ指揮のマーラー交響曲全集です。私は一年に一度くらい気が狂って大量のCDをドカ買いすることがあります。このCDを買ったときは、一緒にザヴァリッシュのリングも買いました。セールとは言え、合計13780円。当時いったい何がこの私に起こったのでしょう。(不明)

第6番は頭が痛くなるほどの爆演!などというふれこみでしたが、そもそもマーラー演奏におとなしいものは求めてない私は、ごくごくまともな迫力のあるよい演奏という印象を受けました。それ以来他は8番を聴いただけで興味はザヴァリッシュのリングに移ってしまった・・・というわけで、他の曲は聴いてない。ありゃ~

で、本日お題の8番ですが。ロシア人の声楽陣&合唱団が(ドイツ・オーストリア系の合唱団を聞きなれた耳には)はじめは違和感があるが(とくにソプラノのううゎあああ~というヴィブラート)、慣れるとすごい良くなる。味がこゆい。ティンパニーのドカン!すごい。少年合唱のなげやりな「ぐろーりっあっぐろーりっあっ」ヘタクソで好き。強烈であっというまに第一部が終わり、第2部。←とても不便なのは、まったくトラックがないことで、一回始まったらオケ部分も飛ばさずに聴かなきゃならない。「とばざずに全部聴け」というスヴェトラーノフ大先生のお告げか。

(そういう不便CDは他にもある。R・シュトラウスの「影のない女」ザヴァリッシュのライブ盤である。いとしのキング様とニルソンとF=ディースカウにヴァルナイとビョーナーというフラウ史上最強メンバーだが、長い曲だけに1幕ごとに通しはけっこうキツイぜ。いつか取り上げようと思っているけど、休みの日に一回聴いてからですな)

第2部の最初の合唱は、大抵はつぶやくように歌われるのが多いと思うが、これはまるでお経のようである。独唱もバリトンの人はなんだかテノールっぽいし、オケをおいて勝手に一人で終わっちゃうし。バスもなんか非力。

天使たちもなんだかモタモタして足元がおぼつかないし。・・・ととにかくショルティ盤に幼いころから慣らされた耳にはなんだかとてもテンポが遅くてすべてがねちっこい。ときおり鳴らされる鐘の音もウィーン・シュテファン大聖堂(?)というよりはクレムリン宮殿(?)って感じである。同じヨーロッパなのに何か微妙に違う地方の音楽が奏でられている感じがする。しかし、指揮者の愛情がとてもあふれていてとても感動する。なんだか腹いっぱいに音楽を聴いた感じがする。

そんなこんなで、他の2番とか3番とか追々聞いてみようかと思います(って合唱つきばかりなのは何故)

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