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2006年7月14日 (金曜日)

初めての海外旅行<戴冠式テ・デウム>

Coronation ウォルトン:「戴冠式テ・デウム」
オラトリオ「ベルシャザール王の饗宴」
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮ウィンスターとチチェスター教会ソールズベリー合唱団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
(ポリドール LONDON F25L-20575)国内盤・廃盤


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表題の「初めての海外旅行」でこのCDの紹介は「?」と思う方も多かろうと思います。このCDは何をかくそう、私が生まれて初めての海外旅行のロンドンに行く際に(1枚だけ)連れて行ったものです。

たった一人での渡航に心が細る中(現地では友人が待っていたものの)、荷物の準備に忙しい中CDショップに行き「何かロンドンらしいものを聴いて心を盛り上げようではないか!」と思い、「ロンドン」から出ているCD、ロンドンフィル、そして英国紳士の象徴のような作曲家(よく知らんかったが)ウォルトンというこのCDが目に留まり、購入。

曲は初めて聴くものだったけれど、この「戴冠式テ・デウム」のオルガンと合唱のおりなす壮麗な響きは私を大いに圧倒しました。

<戴冠式テ・デウム>
クィーン・エリザベスⅡ世の戴冠式のために書かれ、1953年6月2日、ロンドンのウェストミンスター・アベイで執り行われた戴冠式において初演された。
「二つの混声合唱、二つのセミ・コーラス、少年合唱、オルガン、オーケストラとミリタリー・ブラス」のために書かれ、楽器編成も極めて大きく、その響きの壮麗さと分割されたコーラスが大聖堂の中で交唱する効果も十分に意想されている。
(三浦淳史さんの解説より)

というように、エリザベス女王の戴冠式のための曲でしかもあの最重要観光スポット・ウェストミンスター・アベイで初演されたということで、まずはこのウェストミンスターにいかなけりゃ!
で、生まれて初めて行った外国の教会はものすごく大きく、壮麗で、この曲のイメージとぴったり。知ってる作曲家のお墓もたくさんあったよー。多分有名な詩人とかもね~。あ、この人も、この人も・・・。

イギリス人ばっかりだねえ~・・・・・。

当時、私はドイツ・オーストリア系(とイタリアオペラ)の音楽ばっかり聴いていました。だからホント、興味がない。イギリスの作曲家といえばホルストの「惑星」しかCDは持ってませんでした。なので(ごめんなさい)イギリスに行ったというよりも、ただ「テレビで見る海外というものが本当にある」ということを確認しただけで、終わってしまったのです。

英国音楽に興味を持つようになったのはこれから大分先のことになります。(今ではこの曲の初演されたエリザベス女王戴冠式の全実況のCDを持ってるほどのマニアでえす)

でも、このCDを取り出して聴くたびに、初めての海外旅行のドキドキ感、緊張と赤っ恥の連続、ヘトヘト感が思い出されて心がキュンとなります。

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