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2006年6月25日 (日曜日)

リングあれこれ

土日はずいぶんアクセス数が多く(更新したとたん「待ってました!!」とばかりにアクセス数グラフが伸びていって面白かった)やっぱりワーグナーって人気者ね (てへへ、照れるなあ by りひゃると) ・・と思うべきか、それとも世間の人はカイルベルト盤を買うのを深く迷っているのか・・・はて。クナッパーツブッシュ盤も気になるところだししかたないねーアミーゴ。

カイルベルト盤のリング。「ワルキューレ」より「ジークフリート」のほうの衝撃が大きかったし、録音のクォリティは高かったかも。それにしても楽しみなのが「神々のたそがれ」である。ジャケット写真も昔のドイツ前衛映画にみたいですごくわくわくする。(ねっ!!)  

(「オランダ人」はモノラルのは持ってるんだけど・・・あれ、いいんだよねヴァルナイ。合唱もかっこいいね。ステレオ盤が出たら皆さん買います?)

<以下随想>

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私がリングに出会ったのは、バイロイト音楽祭のブーレーズのリングのFMラジオ放送である(まだ昼間やってたので冬休みに大掃除を手伝いながら「ホーホー」歌いながら聴いていた)。映像なんてなくて耳からの情報しかなかったから、解説者の話を聞き「何がそんなに前衛的な演出なの?」と思っていた。全曲が終わるたびに(客が鳴らしている)カネやタイコがチンドン笛がピーとなったり聴衆の「でへへ」という失笑で終わるのが普通だった。「そんなにこの演出がイヤなら見に行かなきゃいいのに!大人って不思議」って思っていた。(大人になってからもよくわからん。あの笛やタイコはわざわざ祝祭劇場に持ち込んだのだろうか)

学校を出て働くようになり、憧れのショルティのリング(当時はショルティ盤を手に入れるのがOLとしてのスティタスだったのである・・・私はを手に入れてかなりリングが身近になったころ、ブーレーズのリングが衛星放送で初めて放映された。衛星なんてウチにはずぅっとなかったので、同僚の男の子に頼み込んでビデオにとって貰った。どおおしても見たかったのである。

でも、見てみたら演出上は別に「ええええ~??」とは思わなかった。っつーか「普通の演出のリング」を見たことがなかったのでどう前衛なのかわからなかったのである。最近安くDVDセットが出たので、たまに見ているが (ペーター・ホフマンの筋肉美を鑑賞・・・アワワ やっぱり全然普通である。

しかも、今まで普通の演出のリングは見たことがない(多分)。メトロポリタンのが一番普通なのだろうか。毛皮をきたジークフリートとか?かなあ。今の私にはスーパーマンのTシャツ着たジークフリートだって全然アリなのに。

じゃ、また!!

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