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2006年6月30日 (金曜日)

ショスタコなど買いに

みなさん、こんばんは。

今日は、ネタが尽きてきたので(や、冗談です)タワーレコードにCDを買いに行きました。

で、以下のものを購入。

ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バビ・ヤール」
ジョン=シャーリー・カーク(バス)
バイエルン放送交響楽団&男性合唱団
キリル・コンドラシン指揮

ラフマニノフ:「晩祷」
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮 ブルガリア合唱団

近日公開予定。ちっとだけ聴いてみたところ、どうも「バビ・ヤール」はネットをしながら「でへへ~富士丸可愛い~」などと言いつつ聴くものではなさそうなので、正座してマジメに向き合って聴きます。

ですので今日はドイツ戦見ます。ではまた明日。

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2006年6月29日 (木曜日)

E・バーンスタイン/イームズの音楽

Elmer_bernstein_1  エルマー・バーンスタイン・Music for Film of Charles & Ray Eames

目黒通りが「家具屋さん通り」と言われて久しい。(目黒通りに舞台芸術振興会の立派な建物ができたことから強引に「バレリーナ通り」と呼ばせようと思ったNBSの目論見は外れたぜ・・・)ただのバス通りだったのに、今や流行のミッドセンチュリー家具や北欧のインテリアのお店が多く並ぶ。何か店が潰れたと思うと、次に行って見るとお洒落なインテリアショップに早代わりしている。近頃はおかげで日曜ともなるとカップルや若い夫婦の格好のデートコースとなっているようである。

そんな家具屋さんの商品の中でも北欧のアルネ・ヤコブセンなどとともに圧倒的な人気を誇るのがEAMES(イームズ)の家具である。ことに、カラフルなプラスティックの丸みを帯びたイスが大人気である。イームズの家具はアメリカのチャールズとレイのご夫婦でデザインされている。(この2人もとても私は好きで、二人の写真のポスターを部屋に貼っている)

Photo 去年の秋ごろ、目黒区美術館で「チャールズ&レイ・イームズ展」が催された。私は最初の土曜日と最終日の日曜日と二回も出かけてしまった。イスや家具がたくさん展示されていて、「イスに座ってもいいです」コーナーもあり私は憧れのラウンジチェア(写真)に座り、何やらクレージー・キャッツの映画に出てくる重役のようじゃとか思いつつ友人と遊んだりしたのだ。

この展覧会のもう一つのメインはこの夫婦が作った教育or記録映画である。100本も超える映画を作ったという。コレクションしていたおもちゃをこれでもかこれでもかと並べて撮影した「おもちゃの汽車のトッカータ」とか。「くらげ」とか「パン」とかの映像もあったし。しかしなんといっても素晴らしかったのは「パワー・オブ・テン」という教育映画である。

「パワー・オブ・テン」の内容は、こんなかんじ。

10億光年の宇宙のかなた(銀河系?)からカメラはずっと地球に近づいていく。地球からアメリカ大陸に近づき、公園の芝生を映し出す。どんどん近づくとピクニックの男女がお昼寝をしてる。お昼寝の男性の手にカメラが近づいていくと、その中の細胞のそのまた奥の原子を映し・・・というようにどんどんミニマムな世界になる。ほんとに面白い映像であった。
文章にしてもよくわからないので、イームズのサイトで写真をごらんください。
http://www.powersof10.com/

その映像に音楽に音楽をつけているのが、映画音楽の作曲家で有名なエルマー・バーンスタインです。彼の作曲した映画音楽には「十戒」や「荒野の七人」などがあり、近頃では戦争映画「レマゲン鉄橋」の音楽がテレビのBGMに使われていてよく耳にする方も多いと思う。(・・・といってもわかんないか。テレ朝「いきなり!黄金伝説」でよゐこの濱口くんが海に入って魚をモリで突き「とったどぉー」と叫ぶときの勇壮な音楽である。って番組HPには書いてあった

そんなE・バーンスタインによるイームズ製作のフィルムの音楽を集めたのが本日ご紹介するCDです。残念ながら「パワー・オブ・テン」の音楽(一昔前の宇宙ものみたいな電子音楽だった気がする)は入っていませんが、「おもちゃの汽車のトッカータ」と、ポラロイド社のコマーシャルの音楽、イームズ夫婦のおしゃれなお家のスチール写真を集めたフィルムの音楽、ウェスティングハウス社の電器製品をアルファベット順にミュージカル風に紹介したとても楽しい音楽が収録されています。CDなので映像は見えませんし、録音もあまりよろしくないので、ご興味のある方はどうせなら映像の入っているDVDが出ていますので(このCDに収録されている作品の全てが入ってるわけではないようですが)そちらを買ったほうがいいかなと思います。

ま、こういうCDもあるんだくらいに記憶に留めておいてください。

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2006年6月28日 (水曜日)

ホルスト「惑星」

今日でこのblogを創設(そんなオーバーな)してからちょうど一ヶ月です。やー、よく続きました。おかげさまで平日で1日30~50アクセスくらい、休日で70アクセスくらいという地味~なカウント数ですが、まあクラシック音楽って内容からいうとまあ妥当な線かと思っています。(かな?)

そんなこんなでもうすぐ1000アクセス超えます。毎日来てくださっている方、本当にありがとうございます。一日何回でも来て下さい。何もありませんが(笑)。初めて来てくださった方、私はこわくないですよ。(?)

さて、今日のお題。

うちには少なからず(というかかなりたくさんの)イギリスの音楽のCDがあります。今までほとんどこのblogでご紹介することはありませんでした。何でか?というと、私は多少その畑の専門の方の知り合いがいて、読まれるのがとてもハズカシイのです。ま、どうでもいいか。

惑星。私の小学生のころは冨田勲さんのシンセサイザー版の惑星でブーム、高校生の時はブラスバンド部の定期演奏会で「木星」を演奏(「火星」もやってみたものの拍子が高校生には難しくリタイア。かっこいいからやりたかったのに)・・・そして最近はポップスとなって生まれ変わって大ヒットというように何かと代わる代わる私のもとに姿を変えて登場する惑星。何種類かCDを持っているが、実家を出て現在の住居に持ってきたのはこの2つである。

・ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

・サー・マルコム・サージェント指揮 BBC交響楽団(1965年 ロイヤルフェスティバルホールのライブ)

一般的に言えば、かなり渋めなチョイスである。しかし、イギリス畑では堂々スーパースターな二人。ハンドリー盤は駅前とかで売っていた「ロイヤル・フィルハーモニックコレクション」という怪しいシリーズの中の一枚。しかし、意外や意外。とても録音がいいし、オーソドックスだが迫力のある演奏でとても気に入っている。今も形を変えてかなり安価で売っているようだが、私はイチオシである。

かたや、サージェント盤はライブだけあってスリリングである。火星からテンポをぶっとばしていて心がざわざわする。
一般的には薦められるかどうかわからないが、こちらも気に入っている。
サージェントもハンドリーも比較的廉価盤が多いのでお世話になっているが、なんとなくマニア心をくすぐる感じがする。っつーかこれらの指揮者を聴いているっていうと、なんとなく通っぽいでないの、カラヤンやショルティっていうよりも。 (そんだけといえばそんだけだが)

ところで。

ウチにはもう一つ惑星があります。タワーレコードの投売りで買ってきたのですが、「The Planets Ⅱ-Other Worlds」(EMI)というCDです。

なにやら、ホルストの惑星みてぇな組曲を他の作曲家の曲で勝手につくってみましょうというもの(だと思う多分)で、はっきりいって無謀です。

何星が何の曲という紹介は全部はめんどうなのでやめます。たとえば地球がアッテルベリの交響曲第2番、月がラーションの田園組曲、木星はラフマニノフの交響曲第1番、・・・他にサン=サーンスのオルガン付き交響曲、ラーションの抒情幻想曲とかRVWの南極交響曲、ハチャトゥリアンの交響曲第1番、スクリャービン・・・とか。無謀とは言ったものの、なかなか私好みのチョイスでグーよ。しかもラーションとアッテルベリはこのCDで出会ったので(どちらも大好きです) なかなかありがたいCDです。

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結構安いんですね。

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2006年6月27日 (火曜日)

クライバーのボエーム1988

今や景気が悪くて(世間もオイラも)世に言う「引越しオペラ」の類はここ何年も行ってない。しかし、十何年か前のバブルな時期にはもう目玉が飛び出るほど法外な値段を出してオペラに通っていた。「バブル青田」さんがジュリアナだのなんだの(よく知らないが)通ってブイブイ言わせてた(死語?)頃、私は「神奈川県民ホール」やら「NHKホール」だの通ってかなりのお金を使っていたのだった。

そんなオペラ鑑賞の経験の中で、「今まで生きてきて、一番幸せです」(by岩崎恭子)と言えるオペラ公演がある。しかもこれから仮に40年滞りなく人生をまっとうしたとしても、最高のオペラ体験と間違いなく言えるのが1988年のカルロス・クライバー指揮のミラノスカラ座引越し公演の「ボエーム」である。

この年の引越し公演はまさにバブル絶頂期であった。ミラノスカラ座とともにミュンヘン・オペラもその年に来て、この中には「史上最強のマイスタージンガー」(なんか特撮映画の題名みたいだ)といわれる伝説の公演もあったし、ルチア・ポップによる「アラベラ」もあったりとほんとに盛りだくさんな年であった。(その話はまた別の日に)

1988年のミラノ・スカラ座公演はムーティ指揮の「ナブッコ」「カプレッティとモンテキッキ」、クライバー指揮の「ボエーム」、マゼール指揮の「トゥーランドット」という超豪華版。出演者もフレーニ、バルツァ、ディミトローヴァ、アリベルティ、クベルリ、デッシー、ドヴォルスキー、ブルゾン、ラ・スコーラ、マルティヌッチ、なんとか、かんとか、ああもうめんどくさいとにかくたくさん有名な人が出たのさっ。

その年のある日、私は仲良しだった友人に「トゥーランドット見に行きたいね」と言われ、「いってみるう?」と何やら盛り上がってしまい、私が電話で券を予約することになった。1時間くらいかかってやっと電話が繋がり、マゼール指揮のトゥーランドットを2枚ゲット。で、念のため 本当に念のため「あの、クライバーのボエームまだありますか?」
と聞いたてみたら「うーん、A席が何枚か、残ってますね♪」という信じられない言葉が返ってきた。

ありえない

ありえない

で、自分の分だけゲット(だって友達はトゥーランドットだけ見たいんだもーんいいんだもーん)。

結局「ボエーム」と「トゥーランドット」のプッチーニの作品を2日続けて見ることに。

そして待ちに待った「ボエーム」当日。
神奈川県民ホールの裏口にバスが着くと「なんとかサファリパーク」みたいなシマウマ模様の車を発見。「何で?」とその時は思ったが、なんてこたない、第2幕に出てくるパルピニョールの連れてるロバが運ばれてきてたのであった。ビバ!パルピニョール。

<その日の配役>

ロドルフォ:ペーター・ドヴォルスキー
ショナール:アントニオ・サルヴァドーリ
ミミ:ミレッラ・フレーニ
マルチェロ:ジョナサン・サマーズ
コルリーネ:ジョルジョ・スルヤン
ムゼッタ:バーバラ・ダニエル
その他

席はA席だったが、クライバー好きには願ってもない、よい席であった。
神奈川県民にいったことのある方はおわかりだと思いますが、2階席の両はしは舞台近くまでせりだしています。その一番前だったのです。ってことは、少し横から見ることになりますが、舞台に近くてよく見えるし、指揮者はこんなかんじで、真横からよく見えました。Kleiber_2 にこにこしながら踊るように指揮していました。楽しそう、カルロスったらなんてキューーーート。絵があまりに下手でごめんなさい。遠い昔なもんで。

ボエームの実演を見るのがはじめて(いやいや、イタリアオペラのほんもの見るのこの日が人生初めてさっ)だったので、「ああ、こういうものなのか」と思い、すべてが発見。ミレッラ・フレーニおねえさまも、CDで聴いていたときはリリックソプラノそのものだったが、実際に聴いてみると声量のものすごさに驚き。会場の隅々までいきわたるクリーミーな声。「我が名はミミ」で引き込まれそうなくらいの絶妙なうまさ、可憐さ。まさにイタリア・オペラの声とは、これだ。

夢のような第一幕が終わり、幕がおり、休み時間?と思ったら指揮者はひっこまない。にこにこして腕組をして立っているクライバー。と突然「ぱっぱっぱっぱー」と威勢のいいトランペットが鳴り響き幕が上がり、合唱の声。大拍手。そのときの衝撃は何年経っても忘れられない、大好きな瞬間。

舞台は2段になっていて、2段目のほうは遠くの街並みを子供たちに大人の服を着せて歩かせて、目の錯覚を起こさせて舞台の奥行きを感じさせている。やるなゼッフィレッリ。
舞台からはみだしそうなほど沢山の人が舞台に乗っている。ムゼッタが大爆笑とともに登場。有名なアリア(ムゼッタのワルツ)を歌う。他の登場人物もだんだんと歌に加わり絶妙なアンサンブル。あれこれとやりとりがあったあと、ついにムゼッタはマルチェロのもとに帰る。全員の声がぴったりとまとまり、オケも最高に盛り上がる。フォルテシシシシしししモ(?)。 

「♪マルチェッロー♪」

そして場内は大喝采。ぜんぜん泣く部分でないのに私はここの所で大泣きしてしまった。だってものすごいんだもん。なんていったらいいの?この涙はなんなの?わかんないよ。感動なのかしら。

うゎーんうゎーん。(ToT)

涙がとまらないよママン。

すげえよ、クライバーすげえよ。

カルロス愛してる~(←?)

(以下、3幕4幕の感想は略)

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クライバーはとうとう「ボエーム」のスタジオ録音はしなかった。(第一幕だけしたって話は本当???)クライバー自身、日本にくるたびに自分の海賊録音盤をCDショップで探しては喜んで買って帰ってったって話(そして東京ネズミーランドに女子大生とデートしてたって話も・・・アワワ)を読んだことがあるが、「ボエーム」も海賊盤がある。自分が見た公演のとほとんど同じ配役のものを持っている(ヤバイすか?)。そして、ことあるごとに聞き返す。本当に随分前のことなのに、昨日のことのように涙とともに蘇る。本当は買ってはいけないのかもしれないけど、私にとっては人生最高の演奏を思い出すことのできる、大事な大事なCDなのである。

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2006年6月26日 (月曜日)

バーバラ・ボニーの北欧歌曲

Bonney ダイヤモンド・イン・ザ・スノウ~北欧歌曲集/バーバラ・ボニー

曲目等、詳しい紹介はこちらに載っています。↓

http://www.universal-music.co.jp/classics/special/bonney/pocl1920.html

今日は、私の愛してやまない北欧歌曲と、その出会いについて書きたいと思います。

最初に掲げたジャケット写真、日本のおじさまたちのアイドル、バーバラのCDでございます。私、実はこのジャケットが気に入りません、べつにバーバラさんはいいんだけど、なんでしょうこの少女マンガの巻頭カラー付き表紙みたいな色は。北欧音楽のCDジャケットが全体的にハイセンスなことを思うと、私、耐えられません。

そして、解説オビの「ある時期スウェーデンに生活の拠点を置いたことがあります。」って。バリトン歌手のホーカン・ハーゲコードと結婚してたってはっきり書けばいいのに。

はあ。まあ、それはいいとして。こんなに文句を言いながらなんでこのCD買ったのかと申しますと。北欧音楽は国内盤が非常に少ない。歌曲においてはほとんどないのでは(他は舞台上の重要な相手役であるフォン=オッターさんくらいかもしれん)。対訳はとってもとっても大事なのよママン。しかも有名所をおさえているしね。だからとてもありがたいのよこのCDは。

<随想・私と北欧歌曲との出会い> 

何年か前。
何かのコンサートに行って、開演前にいつものように大量のチラシ類を「いるの」と「いらんの」とより分ける重要な作業にいそしんでいた時。一色刷りの紙っぺらのちらしを発見。北欧歌曲の夕べみたいなのであった。北欧外人2人(ソプラノとバリトン)。伴奏ピアノも外人。なのにコンサート会場はえれェローカルに東高円寺。曲は有名所(グリーグとかシベリウスとかだったと思う)とあまり有名でない所半々くらい。バリトンはRolf Nykmark ソプラノはRagnhild Groven Holmboeという人で、ソプラノの人はグローヴェンという作曲家のムスメだかマゴなんだからしい。

未知の世界にものすごい興味を持った私は、当日出かけてみることにしました。

全体的に聴いたことのない曲が多く、あぜんとした。こんな美しい音楽を今まで知らなかったのは迂闊だった。何か目の前にキラキラと美しいものが舞い降りてきたような感じであった。・・・まるでシベリウスの名曲「ダイヤモンド・イン・ザ・スノウ」のように。(しかし、後半は食事を取るひまもなく会場に入ってしまったためお腹が空きすぎて意識が朦朧とし、目の前に幻として見えるのはノルウェーサーモンやキャビアのオードブル・・・おいおいマッチ売りの少女かよ

Gloven 何か大きなものを掴んだ感じがした私は、普段コンサート会場ではほとんど記念のCDを買うことはないのに、この2人の歌ってるCDを買った。二度と出会えない気がしたので。(WIVOX 001)
ソプラノの人は声がかすれ気味なのが気になるが、グリーグやシベリウスの他にグローヴェンの歌曲を2曲だけ歌っていて、これは本当に素敵なのよ。歌詞の意味はぜんぜんわかんないけど。

ってなわけで、北欧歌曲にはまってしまった私はその後とりいそいで色々な歌手のCDを次々とゲット。そうそう、神のごときフラグスタートと、不世出の名テノール、ユッシ・ビョルリンクは基本でしょ。二人とも朗々たる声でばりばり歌いまくってくれるわよ(ところでなんでオネエ言葉なの)。ま、それらはまた別の機会にご紹介するとして。

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で、このボニーのCD。このCDを最初に聴いたときは、「はい?」と心の中でハテナマークがついた。今まで聴いていた北欧歌曲とぜんぜん違う。朗々と歌い上げるというより、昔を思い出しながら語りかける感じ。(前の結婚生活を思い出してか?) しみじみとしてすごくいいです。アンデルセンの歌詞のグリーグ「あなたを愛す」なんてセクシーなくらい。あー、こういうアプローチもあるんだなあ、といたく感心した次第で。

以上のようなことから、だんだんと色々な北欧の作曲家(オーケストラの曲なんかも)を聴くようになったのでした。なので、そんな素敵なきっかけを作ってくれたあのコンサートに本当、今感謝しています。

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2006年6月25日 (日曜日)

リングあれこれ

土日はずいぶんアクセス数が多く(更新したとたん「待ってました!!」とばかりにアクセス数グラフが伸びていって面白かった)やっぱりワーグナーって人気者ね (てへへ、照れるなあ by りひゃると) ・・と思うべきか、それとも世間の人はカイルベルト盤を買うのを深く迷っているのか・・・はて。クナッパーツブッシュ盤も気になるところだししかたないねーアミーゴ。

カイルベルト盤のリング。「ワルキューレ」より「ジークフリート」のほうの衝撃が大きかったし、録音のクォリティは高かったかも。それにしても楽しみなのが「神々のたそがれ」である。ジャケット写真も昔のドイツ前衛映画にみたいですごくわくわくする。(ねっ!!)  

(「オランダ人」はモノラルのは持ってるんだけど・・・あれ、いいんだよねヴァルナイ。合唱もかっこいいね。ステレオ盤が出たら皆さん買います?)

<以下随想>

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私がリングに出会ったのは、バイロイト音楽祭のブーレーズのリングのFMラジオ放送である(まだ昼間やってたので冬休みに大掃除を手伝いながら「ホーホー」歌いながら聴いていた)。映像なんてなくて耳からの情報しかなかったから、解説者の話を聞き「何がそんなに前衛的な演出なの?」と思っていた。全曲が終わるたびに(客が鳴らしている)カネやタイコがチンドン笛がピーとなったり聴衆の「でへへ」という失笑で終わるのが普通だった。「そんなにこの演出がイヤなら見に行かなきゃいいのに!大人って不思議」って思っていた。(大人になってからもよくわからん。あの笛やタイコはわざわざ祝祭劇場に持ち込んだのだろうか)

学校を出て働くようになり、憧れのショルティのリング(当時はショルティ盤を手に入れるのがOLとしてのスティタスだったのである・・・私はを手に入れてかなりリングが身近になったころ、ブーレーズのリングが衛星放送で初めて放映された。衛星なんてウチにはずぅっとなかったので、同僚の男の子に頼み込んでビデオにとって貰った。どおおしても見たかったのである。

でも、見てみたら演出上は別に「ええええ~??」とは思わなかった。っつーか「普通の演出のリング」を見たことがなかったのでどう前衛なのかわからなかったのである。最近安くDVDセットが出たので、たまに見ているが (ペーター・ホフマンの筋肉美を鑑賞・・・アワワ やっぱり全然普通である。

しかも、今まで普通の演出のリングは見たことがない(多分)。メトロポリタンのが一番普通なのだろうか。毛皮をきたジークフリートとか?かなあ。今の私にはスーパーマンのTシャツ着たジークフリートだって全然アリなのに。

じゃ、また!!

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2006年6月24日 (土曜日)

カイルベルトのワルキューレ

ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』全曲
 ジークムント:ラモン・ヴィナイ
 ジークリンデ:グレ・ブロウェンスティーン
 ブリュンヒルデ:アストリッド・ヴァルナイ
 フンディング:ヨーゼフ・グラインドル
 ヴォータン:ハンス・ホッター
 フリッカ:ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィッツ
 その他
 バイロイト祝祭管弦楽団
 ヨゼフ・カイルベルト(指揮)
 録音:1955年8月 バイロイト祝祭劇場(テスタメント SBT4 1391)

カイルベルトの例の「人類史上初のステレオ・リング」の「ワルキューレ」を購入してから早や一週間以上経ってしまった。今日いっぺんに全曲聴いてみたが、長いのぅ~今更ながらワーグナーは。映像ないからキツイですう。 (特にいつ聴いてもフリッカとヴォータンの夫婦喧嘩は犬も食わない)

映像といえばこのCDの解説書には(前回の「ジークフリート」同様)かっこいい舞台写真が少なからず載せられていて、興味をそそるが、それにしてもセットがナンニモナイ舞台。お金はかからなそうだが。

このCDの感想。っていうよりも。演奏はメンバーからいっていいにきまってるので・・・。 (第3幕で録音がたまにモノラルになったりするが←なんで?これは悲しい)

とにかくラモン・ヴィナイのジークムントがかっこいい(声が)。
(これの2年前のクレメンス・クラウス盤でも歌ってたけどなぜかカイルベルト盤のほうがかっこいい)

ジークムントがかっこよければ、「ワルキューレ」は大体オッケー。
ジークムント・ファンクラブがあったら入りたい。

実演だったら、外見がかっこよくないとジークムントはだめだ。
ペーター・ホフマン、ジークフリート・イエルザレムなど。
もちろん歌もうまくないとだめなんだけど。かっこわるいのは興ざめである。
ブーレーズのリングなんてペーター・ホフマンの出てくるとこ (それとなぜかハインツ・ツェドニク・・・面白いので) ばっかり見てしまう。

が。意に反して。
たまに「なあ、ジークリンデよ。フンディングのほうがずっといい男じゃないか、金持ちだし。筋書きとは違うがこのさい我慢しな。」といいたくなるような、(私のタイプでない)ジークムントにでっくわすこともある。 (バレンボイム指揮のベルリン国立の来日公演とかな)

声のかっこよさからいうと、私にとったらジェームズ・キングがチャンピオンである。ワーグナー以外でもR・シュトラウスなど歌ってもめちゃめちゃかっこいい(ベーム盤の「ダフネ」とか。F・ヴンダーリヒとの競演で美声の洪水である。曲はなんてことないが)。高音で声がひっくりかえるのがたまんないぜ。ジェームズ・キングがジークムントだったらもう、あとはどうでもいい。ジークリンデがレオニー・リザネックだろうが。

ま、ジェームズ・キングのことは他の日に語りまくるとして。今回の音源のラモン・ヴィナイだが、フルトヴェングラーなどの「オテロ」でタイトルロールを歌っている。ってことはドイツものもイタリアものもイケル人である。ドミンゴみたいなもんか?ちがうか。

(今年のメト来日公演の「ワルキューレ」に行かなかったのは、経済的な理由が90%だが、あとはジークムントがドミンゴだからである。私のイメージと違うし。ジェームス・モリスやルネ・パーペなど現役マイ・フェイヴァリット・ヴォータン&フンディングにもかかわらず涙をのんでやめた・・・ジークフリート役のみならず、ジークムント役でさえ今や深刻な人員不足&高齢化社会である)

ラモン・ヴィナイの声はせくしぃである。ジェームズ・キングに勝るとも劣らない美声。両方とももともとはバリトンだったから(よね?)どちらかといえば重い声質。殺されてしまう運命なのに、懸命にジークリンデを守ろうと必死に抗うジークムント。ああ、やっぱりジークムントはかっこよくなくちゃ。(←しびれている)

えーっと。他の歌手について。(どおでもいいのかよっ)
ハンス・ホッターのヴォータン、アストリッド・ヴァルナイのブリュンヒルデ、グラインドルのフンディングはいうまでもない素晴らしさ。はじめて聴くグレ・ブロウェンスティーンもよいが、私はもっと魅力的なジークリンデを聴いてしまっているので、どうかなーよくわからない。

それにしても。ホッターのヴォータンが舞台を締めるワルキューレはほんとに素晴らしい。歌舞伎で言えば、吉右衛門さんとか団十郎さんみたいな千両役者って感じ。掛け声かけたくなっちゃうね。

(そーいえばその昔、「題名のない音楽会」で歌舞伎役者がワルキューレの最後の魔の炎の音楽にあわせてヴォータンを演じていたのを見た。 「ろ~げ、ろ~~げ!」とか叫んでたけど誰だったんだろう。)

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2006年6月23日 (金曜日)

蝶々夫人in London 1993

Butterfly1_2 毎日 CDの紹介ばかりで少し息切れしてきたので、たまには実際に行ったライブの思い出を語ろうかなと思います。

十年以上前の話で恐縮ですが・・・。

私は1993年に人生初の海外旅行に一人で挑戦しました。行き先は大都会ロンドン(BGM・クリスタルキング「大都会」あーあーーーーはってしーないー♪)。ロンドン在住の友人を頼って行ったのです。

で、2週間の滞在中に一度は本場のオペラ・ハウスを体験したいと、友人に頼んで券を一緒に買いに行ってもらいました。あまり計画もなかった旅だったので、何を上演してるのかもわかりません。

オペラハウスの窓口に行ってみると滞在中に見ることのできるオペラは「リゴレット」と「蝶々夫人」だけでした。私はプッチーニ好きなので迷うことなく「蝶々夫人」にしました。・・・これから起こりうる恐怖を予測できなかったのです。

人生初、海外で見るオペラが蝶々夫人!

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ロンドン。

世界に名だたる大都会ロンドン。

世界中から観光客や移民、留学生が集う国際都市ロンドン。

日本のビジネスマンも多く働く街、ロンドン。

そんなロンドンでも、いまだにこんな前世紀の遺物みてぇな「蝶々夫人」が上演されているとは!!!

<その日の出演者>

ゴロー:ジョン・ドブソン
ベンジャミン・フランクリン・ピンカートン:ニール・シコフ
スズキ:アン=マリー・オーウェンズ
シャープレス:アラン・オピー
蝶々さん:ダイアナ・ソヴィエロ
その他
カルロ・リッツィ指揮/ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団・合唱団

なるほど、飛びぬけて有名な人はいない代わりに、そこそこ名前は知っている歌手と指揮者、さすがロンドンだわ。恒常的に実力者が出演しているのね、と勝手に納得。

赤い素敵な表紙のプログラムを購入。あら、綺麗な広告。
写真もいっぱいで記念になるわね。

Butterfly2_4

え。

ま、昔の上演だったら こんな衣装だわね。ドレスみたい。

Butterfly3_1

・・・・あ、こんなのもありかな、昔だったら。中国みたい。

Butterfly4

ええ~~~??何被ってるの?

と大ウケしながら、上演開始を待つ。

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幕が開いて、友人とのけぞった。

ええ?これは。いつの日本?
「80日間世界一周」のカンチガイ日本。
コメディでもなんでもないアーサー・サリバンの「ミカドの世界がそこに。(舞台写真で見る「ミカド」の衣装はギャグなのかと思ってたが、もしかして大マジメなの???)

プログラムの写真とさほど違わぬカンチガイ着物(→ドレス?)。
庭の地べたに普通に座り込む日本人(えーっと、大岡越前のお裁きじゃないよね)。
アメリカ人に家の中の土足を容認するスズキ(や、靴は脱いでくださいよ、一応)
ただでさえおっかないのに、怪しいキャラ倍増のボンゾー・・・。

次々と繰り広げられるヨーロッパ人の想像に於ける間違った日本人像に、私はこみ上げる笑いを抑えるのに格闘、在住者である友人は半ば怒り・・・と、そんな感じで一幕は終わり、幕間にハーゲンダッツのアイスを食べながら友人は言った。

「naopingちゃん、これからもう危ない登場人物はでないわよね?」
私は答えた。「うん、もう出ないと思う・・・。」
私は忘れていた。蝶々さんの求婚者ヤマドリの存在を・・・。
うぁー、この人も怪しさ全開・・・。もうたくさんだ、もうだれも出ないでくれ!

ちなみに、舞台上だけでも充分に恐怖の大王なのに、第二幕では前奏が始まってしばらくたっても幕が開かないので、指揮者が苦笑いをしていったんオケを止め、もう一度やり直すというおそまつもあった。

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そんなこんなで、普段なら涙をこらえきれない大感動オペラ「蝶々夫人」は、(私にとっては)モンティパイソン並みの爆笑で終わった。考え込む友人。「私はロンドンで蝶々夫人上演禁止令を発令するわ!!」
周りは感動する現地人でいっぱい。隣に座っていた老夫婦はハンカチを取り出して大泣き。(ちなみに演奏・歌唱のほうは、舞台が強烈すぎて全然覚えていません)

・・・・

もしかしてこれが普通の蝶々さんなんだろうか。ヨーロッパでは。

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2006年6月22日 (木曜日)

ラミレスの南米大陸のミサ

Ramirez アリエル・ラミレス:南米大陸のミサ(ミサ・クリオージャ) Misa Criolla

Soloists: Edgar Garcia, Luis Medina 
Alturas Studio Vocale, Werner Pfaff

(その他、南米っぽい音楽?がたくさん入っている)

(ブリリアント・クラシックス 6080)輸入盤
http://www.joanrecords.com/epages/joan.storefront/449a740800512784271b3e94b1420658/Cartridge/sl126403e5/ProductInfo/6080

明日早朝、対ブラジル戦ということで何かブラジルっぽいものは・・・と思い(別にブラジルを応援してるわけではもちろんないです)考えたが持ってなかったので、ラミレスってアルゼンチンの作曲家のこのミサ曲を。(ブラジルもアルゼンチンも私にとっちゃサッカーの国ということで大差ない・・・)

ラミレスって野球選手じゃないでえす。

この曲はクラシックというよりワールドミュージックに近い。 「ザッツ南米」なサウンド炸裂である。

このCDはすごーく安かった。700円くらいかな? ブリリアント・クラシックスって廉価盤のレーベルらしいのですが、あまりよくわかりません。この演奏に関しては、録音はかなりいいと思う。(DDDだぜ、一応)

曲の構成は以下の通り。

1. キリエ (Vidala-baguala) 
2. グロリア (carnavalito-yaravi)   
3. クレド(chacarera trunca)   
4. サンクトゥス (carnaval cochabambino) 
5. アニュス・デイ (estilio pampeano)

って、まるでヨーロッパの普通のミサ曲みたいですが、聴くとぜんぜん違う。独唱者だってなんだか「ロス・インディオス」みたいな声です (って・・・どんなんだかわかる?) 。ケーナ?とか拍子木とかすごいラテンチックです。とても親しみやすい。どなたにもオススメです。

実はホセ・カレーラスが歌ったCDが有名で(もってないけど)、去年だか日本でもカレーラスの独唱で演奏されたようなのですが、値段が高かったのか聴きに行きませんでした。

短い曲なので、余白(って言うのかどうか)には何かおっかない声の女性の歌が8曲と、ラテン・アメリカの合唱曲と称して4曲入っています。合唱曲は何故かカールスルーエ(ドイツ?)の合唱団がアカペラで歌っています。なかなか合唱曲のほうは心が和みます。もっとたくさん聴きたくなります。ピアソラとかの曲も入っています。

ということで、今日はオチがありませんが早朝4時に起きなければならないのでこのへんで・・・明日をお楽しみに!

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2006年6月21日 (水曜日)

ツェムリンスキーの「人魚姫」

Seejungfrau アレクサンダー・ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」 リッカルド・シャイー指揮/ベルリン放送交響楽団

詩篇第13番・23番/エルンスト・ゼンフ指揮 エルンスト・ゼンフ合唱団 (ポリドール POCL 1675)退廃音楽シリーズ国内盤

 ずっと古い録音ばかりで「うう、このブログはいったい何を目指しているのだ・・・」と思ってらっしゃる方、今日は比較的新しい録音です。(でも1986年録音)

実は私はこのツェムリンスキーの「人魚姫」という曲が大好きです。

十年くらい前?にN響アワーかなんかで演奏したを見て(聴いて)、このものすごいロマンティックな音楽に深くはまってしまった。それからCDを探しまくっていたのですが、全く見当たらず。

まだネットというものが家になかった頃、分厚い輸入CDカタログをCD屋で貰ってきて、唯一見つけたCDを個人輸入。やっとゲットしたが、なんだかあまり納得のいく演奏でなく・・・というわけでそれから何年後か「退廃音楽シリーズ」からやっと発売になって、入手できたのがこのシャイーのCDでえす。

この曲のCDが少ない理由というのは、ツェムリンスキーがユダヤ人で・・・という時代的なことの他に、(石田一志さんのライナーによると)もっと色々な事情があるようだ。

1905年にこの曲がウィーンで初演されたあと、結構評判よかったにもかかわらず、出版もされずベルリンでの再演もなんかの事情で作曲家自身が断ってしまったので、その後80年近くも日の目を見ずに埋もれてしまっていたのである(もったいないね)。 

「人魚姫」というより「眠れる森の美女」といった風情。

この曲の楽譜はその後てっきりなくなってしまったと思われたが、とある研究者が(1978年以降)追跡した結果第1楽章はウィーン、第2・3楽章はワシントンの国会図書館にあると判明。1984年にウィーンで再演されて急速に注目を浴びるようになったそうである。

・・・なもんで、この録音はその再演からそれほど経ってない。

この曲は、ウィーンのロマンティシズムそのものであると思う。絵画に例えたら、クリムトが描いた一連の肖像画や裸婦であろうか。つややかな光を放つクリムトの美女の裸体・・・嗚呼、この時代が愛おしい。この曲を聴きつつ、ベルベデーレ宮殿に足を運んで沢山のクリムトの絵を見た思い出に浸るのは、幸せである。

自分の文章に酔うなよ・・・

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さて。この曲を聴いて、いつも思うこと。

この曲はもしかして(唐突だが)フィギュアスケートの曲にぴったりじゃないか!?曲自体はあまり知られてないけど、なにせ人魚姫という題名は人のイマジネーションをそそるし、何年か前のオリンピックでタラ・リピンスキーが曲はなんだか忘れたが人魚を題材にして滑って金メダルを取ったじゃないか。

曲的にはとても美しくて人々の琴線に触れるし、ジャンプを決められそうな盛り上がる部分もある。イナバウアーだってスピンだってできそうだ(よくわからんが)。40分くらいの曲だけどなんとか編曲して短くしてやってもらいたい。(成績はイマイチだったがミキティが滑った「蝶々夫人」の編曲は見事だったと思う。あんな感じで作ってもらいたい)

私のイメージ的には浅田真央ちゃんだ(ちょっとアダルトに村主章枝さんでもいいかも)。真央ちゃんだったらウロコみたいなスパンコールをたくさんつけてヒラヒラのピンクかブルーの服でな。日本スケート協会の人が気が付いてくれればいいなあ、このブログ。

・・・

ねーか。

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2006年6月20日 (火曜日)

B・ニルソンの少し珍しい録音(シアベク)

Nilsson ポウル・シアベク:歌曲集「中国の笛」
ビルギット・ニルソン(sop) トール・マン指揮・スウェーデン放送交響楽団(1949年録音)
バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」
ビルギット・ニルソン(sop) ベルンハルト・ゼンナーシュテット(bs)フェレンツ・フリッチャイ指揮
スウェーデン放送交響楽団(1953年録音)(BLUEBELL ABCD 075)スウェーデン輸入盤

ビルギット・ニルソンが亡くなったことを知ったのは、実は1ヶ月くらい前である。現在住んでいる所でネットを繋げるまで、あまり音楽の情報は入らなかったし、新聞もとってなかったのでホント全く知らなかったのである。しかもCD量販店にもあまり出入りはしなかった。ひさしぶりにタワーレコードに行ったら、「追悼ビルギット・ニルソン」という文字を目にしてかなり驚いた。「どぇ~~」と心の中で叫んだ。

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クラシック音楽関係の情報というのはネットや音楽雑誌がなければほとんど入ることはない。実際恥ずかしいことなのかもしれないが、ごく最近の若手演奏家や指揮者・声楽家の名前をあまり知らない。CD量販店に行ってはじめて「ほおお、こういう人が今活躍しているのか」と思う。はっきり言って最近活躍しているミュージシャンだったらJ-pop(って今言うんだかどうかしらん)の類のほうがよっぽど聞く機会が多い。Def-Techは結構好きでCDも持ってるし。

最近、CD量販店でうろうろしていたら、ふと日本人演奏家のコーナーで写真集が目に留まり、「(タレントの)千秋が最近フルートを吹いているのか、しかも写真集まで出してるなんて。子供産んでからもいろいろがんばってえらいわねえ」とか思ったりしたが、(おいおい眼鏡合ってないぞ) しばらくしてテレ朝「題名のない音楽会」で「最近話題のビジュアル系フルート奏者、写真集も大好評・・・」と紹介されて張り切って出てきたのが全然違うフルート奏者さんだったので、(今時ビジュアル系って言い方もどうかと思うが)へええ、最近のクラシック界も変ったもんだと思ったりしたこともあった。

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で、話題を戻すと。本日ご紹介のCDは、スウェーデンのレーベル、ブルーベルから出ているシアベクというデンマークの作曲家の歌曲集です。この歌曲集は(ま!ご想像の通り)マーラー「大地の歌」のテクストとなった中国の詩をハンス・ベドゲが訳したものがもとになっています(そしてさらにまたデンマーク語訳)。

曲の印象としては「大地の歌」よりも軽く、繊細でチャーミングな曲だと思います。オーケストラ伴奏はガラス細工みたいね。そしてニルソンの歌声も透明で素敵。デンマーク語ってなんだか独特の微妙な発音で難しそう。
それにしても、とかく大ワーグナー歌手としての登場が多い彼女ですが、こういったリリカルな曲で聴くのもまたよいかも。

このCDでは演奏時間では殆どメインの「青ひげ」も、フリッチャイ指揮ってことで名演だと思います。いずれもニルソンの30代前半の録音です。

どう?

みんな付いて来てる?

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↓関係ないが、かっこいいので。

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2006年6月19日 (月曜日)

デルモータとヤノヴィッツのコルンゴルト集

Korngoldopera_2 From the Operas of Erich Worfgang Korngold

コルンゴルト:歌劇「ポリュクラテスの指輪」/「ヴィオランタ」/「死の都」/「ヘリアーネの奇跡」/「カトリン」/以上歌劇よりアリア集

<歌手>グンドゥラ・ヤノヴィッツ(sop)ハインツ・ホッペ(tenor)ヒルデガルト・ヒレブレヒト(sop)イローナ・シュタイングルーバー(sop)アントン・デルモータ(tenor)その他
<演奏>ウィルヘルム・ロイプナー指揮 エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト指揮 ゴットフリート・カソヴィッツ指揮・他 オーストリア放送管弦楽団

(Cambria CD-1032)輸入盤

このところ 「歴史的名歌手」(意外と反響が多い)続きでコルンゴルトネタが途切れていましたが、今日はまたコルンゴルトで。しかも過去の名歌手揃いなんであわせ技ってとこで。(なんじゃそりゃ)

本日ご紹介いたしますCDはカンブリアというナゾのレーベルから発売の、作曲者の指揮を含むコルンゴルトのオペラ・アリア集でえす。

コルンゴルトといえば、代表作は「死の都」ですが、ほかにも何曲かオペラはあります。その中で上記「ポリュクラテスの指輪」「ヴィオランタ」「ヘリアーネの奇跡」はCD全曲盤は発売されておりどれも所持しておりますが、「カトリン」は持ってません。(あるのでしょうか?)

このCDに入っている11曲のうち、6曲は「カトリン」からのアリアです。ドラマティックか、歴史ロマン的なオペラが多いコルンゴルトですが、この「カトリン」は「劇的なオペラというより抒情的なジングシュピール(歌芝居)あるいはオペレッタに近い」(早崎隆志さん著 「コルンゴルトとその時代」より)ようです。ぜひ全曲聴いてみたいものです。筋書きは映画やナイトクラブが登場してとてもお洒落な印象です。曲はあくまで甘く甘くロマンティック。

で、歌うは往年の大歌手アントン・デルモータと今は引退しちゃったのかなグンドゥラ・ヤノヴィッツなど。(一緒には出てないがな)

これが悪いわけありません。トロけますぜまるでウィーンの居酒屋にいるみたい!   たぶん行った事ないけど。

全体に放送録音なのか全然聴き辛くはないです。録音は1949年とありますが、全部そうなのかは定かではありません。(だってほんとに全部そうだったらヤノヴィッツは12歳ってことになるもん)

ま、細かいことはおいといて。

デルモータのファン、またはヤノヴィッツのファン、そしてもちろんコルンゴルト・ファンはオススメです。CD屋で発見したら即買いですぜ、親分←だれ?

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2006年6月18日 (日曜日)

メルヒオールとコーツのジークフリート

Merchior ワーグナー:「ジークフリート」より抜粋(1929年録音)
     :「神々のたそがれ」より抜粋(1929~30年録音)
ラウリッツ・メルヒオール(T)  アルバート・コーツ指揮/ロンドン交響楽団(ジークフリートのみ)
レオ・ブレッヒ指揮/ベルリン国立歌劇場管弦楽団・ロベルト・ヘーガー指揮/ロンドン交響楽団
レコード(仏PATHE C 051-43389)

本当はこないだ買ったカイルベルトの「ワルキューレ」を全部聴いてレヴュー(そんなかっこいいもんじゃないけど)を書こうと思ったんだけど、今日の夜のクロアチア戦のことを考えてなんだか手につかなそうなので、今日は比較的軽いものを一つ。

でもメルヒオールだけどー。どんどん時代が古くなるなあ、次回はレオ・スレザークだー!!お楽しみに!なんてウソよん。持ってないもん多分

これはレコードなんですけど、SPからの復刻です。CDは、現在は多分ナクソスヒストリカルから出ているものだと思います(持ってないのでわからない)。しかし。レコードに針を落とすジリジリ感はいいですなあ。雰囲気出るもんね。これは中古屋で買ったのじゃなくて、レコード時代末期に山野楽器で買ったのです。だからそんなに音は・・・悪いかやっぱり。(何かこーゆーふうに書くと大正時代の話みたいですが昭和ですよ、昭和。おじいさんじゃないですからね私)

でも。演奏も歌唱も古びてないですよ。よく、古いワーグナーの実況録音とか買うと「えー、これがイゾルデなの?キッツー」とかいうのありますでしょ。フルトヴェングラーのむかーし抜粋で出てたやつでイゾルデがエレナ・シュリーターとかな。ズートハウスは良かったんだけど。

戦前か!    (ってタカ&トシみたいに突っ込んでもらいたい)

えーと、で、このメルヒオールはかっこいいです。若々しい。スタジオ録音なはずなんですが、オケはちゃんと重量感のあるワーグナーの音がします(年代のわりには)。で、指揮は「ジークフリート」だけですが、アルバート・コーツ(1882~1953)が指揮しています。鍛冶屋さんのシーンとかそんなに昔とは思えない激しい指揮ぶり。イギリス人のこの指揮者、調べてみると凄いですよ。

(参考・音楽の友社「指揮者のすべて」)
イギリス人の父、ロシア人の母との間にペテルブルグで生まれる。・・・ニキシュに学び、最初はドイツで活躍し、のちにペテルブルグでも活躍する。その後ロンドン響の首席指揮者・・・(以下略)

で、かの大指揮者ムラヴィンスキーの項を見ていましたら、             「・・・10歳の時にはコーツ指揮するワーグナーの「ジークフリート」に感銘する。」とあります。ムラヴィンスキーもペテルブルグの生まれだから、あ、そうなの。ムラヴィンスキーの音楽の先祖?って感じですか。
ムラヴィンスキーのファンの人はコーツのナクソス盤買って聴いてみよう!

でも。ムラヴィンスキーはたった10歳で「ジークフリート」見たのか?それは全幕なのかなあ。

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2006年6月17日 (土曜日)

バルビローリ&フェリアーの愛と海の詩

Ferrier ショーソン:歌曲集「愛と海の詩」 サー・ジョン・バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団/ブラームス:歌曲集「四つの厳粛なる歌」 サー・マルコム・サージェント指揮/BBC交響楽団/他、バッハ宗教アリア集/以上カスリーン・フェリアー(コントラルト)/レコード(LONDON L28C-1882) 

カスリーン・フェリアーは幼い頃から大好きな歌手の一人である。マーラーの交響曲を一通り聴き進めていくうち、ほとんどの人が必ず通る道である名盤、ワルターとの「大地の歌」、「亡き児を偲ぶ歌」などに出会い、だんだんと彼女の魅力に惹かれていった。

彼女を好きになったことで、それまで全く聴かなかったシューマンやブラームスの歌曲、そして全く馴染みのない英国歌曲まで聴くようになったのである。ラ、ラッブラって何? 人間?とか思いながら聴いていた

そんなフェリアー・ファンのはしくれであった高校生の私。ある日「レコード芸術」の広告にフェリアーの新発見録音!との見出しがあり。しかもなんとあのバルビローリとの共演である。

キャー、うそー!まじー!?買わなきゃー  

趣味はシブイがノリだけは女子高生である

発売日を待ち遠しく、指折り数えながら待っていた。←青春真っ只中、他に楽しみなかったのかよ

そして発売日がついにきた。高校の近くの駅前のレコード屋に、買うぞ!買うわよ!と意気込んで買いに行った。

しかし、ない。

おかしいなあ、と思い店員のお兄さんに訊いてみる。すると

「フェリアーとバルビローリぃ?そんなのあるのー?何かのカン違いじゃないー?まあ、女の子の言うことだからね

・・・・

はい?何て申されました?私、客だよね?高校生だけど。失礼じゃない?

まさか、女子供に売るバルビローリはねえっ!!ってわけ?

が、店員は次の瞬間、レジの前に貼られていた紙ッペラを発見。どうも発売延期になったらしい。なあんだ・・・って。

あ、一切謝らないのか店員!!

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というような、読んでいる方にはまるで関係のない思い出話はおいとくとして。

この録音のいきさつを(三浦先生の貴重なる解説より)かいつまんでお話いたしますと。

1950年のある日、バルビローリがフェリアーに「愛と海の詩」の独唱者になってほしい、と彼女のマネージャーに交渉。でもフェリアーはバルビローリと仕事したいのは山々だけど、フランスものは歌ったことがないのでお断りする気持ちでいた。

しかし、フェリアーのピアノ伴奏者であるジョン・ニューマークが「ぜひ受けるべきだ」と共演をすすめた。彼は彼女にフランス語のコーチまでしてくれると言った。

ニューマークはフランス人の友人にショーソンのこの曲のテクストをゆっくり発音して録音してもらった。また、彼女はパリに行き、ピエール・ベルナックについてフランス語の歌唱指導をしてもらった。

そして1951年2月、アルバートホールで上演された。フェリアーの日記によるとコンサートは大成功。3月1日に再演されてその演奏は3月9日にBBC放送で流された。放送日にフェリアーはバルビローリ家にてサー・ジョンお手製ミートボールを食べたそうな。(←おいしそうだ)

その30年後、フェリアーの姉のウィニフレッドが亡き姉の放送録音を所蔵している人がいることを知り、照会の手紙を送った。所有者は快諾し、その録音を受け渡した。英デッカではレコードとして発売するために(復刻の作業のほかにも)数々の難問をクリアしなければならなかった。そして晴れて(実に演奏の32年後)レコードが発売されたのである。

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このレコードはこんないきさつがあって勿論とっても録音が悪い。シロウトの取っていた放送録音だからしかたないけれど なんでBBCに残ってなかったのぅー 終始ごおおおおという低音の雑音が聞こえる。

しかし、そんな中から聞こえるフェリアーの歌唱は、私がそれまで聴いたこともないくらい晴れやかなものである。にがてなフランス語にもかかわらず大好きな?バルビローリとの共演で心うきうきだったのかもしれん(勝手な想像)。

録音の悪いのも手伝って、なんだか天国から聞こえてくるような音楽である。(CD時代になってからも勿論購入したが、そんなに良くはなってないと思う)

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カップリングのサージェントとのブラームスもまた、泣けるいきさつが解説されている。(サージェントの愛娘がポリオにかかり、助かる見込みがないのを悲観した彼が、悲しみを紛らわすために本来ピアノ伴奏であるこの曲の管弦楽伴奏版を娘のベッドサイドで作っていた、という。)

というわけで、このレコードは色々な思いが重なって作られている、とても貴重な録音なのでありました。

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セット・スヴァンホルムのワーグナーなど

Svanholm ベートーヴェン:フィデリオより
ウェーバー:魔弾の射手より
ヴェルディ:アイーダより
同:オテロより

ワーグナー:「ジークフリート」より最後の場面
アイリーン・ファーレル(ブリュンヒルデ)セット・スヴァンホルム(ジークフリート)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮 ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団(1949年)

フルメリ:「シンゴアラ」より(1940年)
ラングストレム:Medeltida: All den i lunden var(1935年)

(Historic Recordings MONO 89579)

スヴァンホルムといえば、ワーグナーが好きな人は多分知らない人はいない、ヴィントガッセンよりちょっと前の世代の代表的なスウェーデン産ヘルデン・テノールである。ショルティのリングでは飄々とローゲを歌っているが、フルトヴェングラー・スカラ座盤では堂々主役のジークフリートである。神のごときフラグスタート大先生との競演も多い。

ジャケット写真を見て頂きたい。無声映画時代のスタア?みたいである。まだ30代のころのヘルデン・テノールバリバリの写真である。

そんなスヴァンホルムの魅力を余すことなく収めたのがこのCDである(とは言い切れないが結構いいぜ)。
ドイツとイタリアのオペラの名場面集(オテロのかっこよさにはちょっと萌~である)のあとに、わりと長くジークフリートとブリュンヒルデのお目覚め場面を楽しむことができる。ファーレルの歌もとても力強いし、ラインスドルフの指揮もスタジオ録音にもかかわらずなかなか迫力がある。

そのあとに大変珍しいフルメリのオペラをちょっぴり聴ける。こーゆー自国ものを聴くとやっぱりスウェーデン人なんだなあと思う。良く知らん作曲家なので何ともぼんやりとした印象だが、ドビュッシーみたいな感じである。ラングストレムの曲は(ナゾだ)まだスヴァンホルムがバリトンだった時のめずらしい録音のボーナストラック。

・・・とここまで書いて、「なんでまたこんな古そうなCDを取り上げたの?」と思われると思いますが(思ってなくても勝手に書きます)、このCDはとても安かったのです。千円はしなかったと思います(600円くらい?)。1年くらい前、新橋のとあるディスカウント・ショップの一角で輸入CDの投売りしていました(今もあるのかな?)。おそらく売れないものを引き取ってやすーく売っていたのでしょう。結構色々ためしに買っていたのです(シマノフスキなんてそこで初めて買ってみたけどすごくハマッタし)。まあ、たまーにハズレもあったりしましたが・・・。

このスヴァンホルムはかなり当たり!だと思います。このシリーズは他に色々な歌手のもあったのかもしれない。最近行ってませんが、なかなか面白かったなあ。

あーゆー一見売れなそうなものが私にはオイシサの秘密なんだよね・・・

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2006年6月15日 (木曜日)

ヒゥーゴ・アルヴェーンの音楽

アルヴェーンの管弦楽作品集

Alfven ヒゥーゴ・アルヴェーン 祝典音楽 作品25
  ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団 スティグ・ヴェステルベリ(指揮)
 スウェーデン・ラプソディ第1番《夏至祭の夜明かし》 作品37
その他   
 (スウェーデン・ソサエティ SCD1003)輸入盤

本日は珍しく、北欧ものをひとつ。一時期北欧音楽のCDを集めていて、ことにスウェーデン・ソサエティのものを集めていました。なんででしょう?

ジャケットが好きなんですねー。それが第一です。だめですかー 無知なもんで

スウェーデン・ソサエティのCD、あまり東京でも見かけません。何故か池袋のHMVには比較的あるなーと思っています。渋谷や新宿では見かけないですね。最近お亡くなりになったビルギット・ニルソン大先生のCDは見ましたがー。

「聖地」に行けばいいんでしょうけどね。(北欧音楽マニアの方は「ノルディックサウンド広島」のことをそうおっしゃるのでしょう?)

考えてみますと、スウェーデンの作曲家って音楽の教科書にのるような人がいませんねー。フィンランドのシベリウスとかノルウェーのグリーグみたいな。地味っぽい感じですね。でもいい作曲家がいっぱいいますよ。アルヴェーン、ステンハンマル、ラーション、アッテルベリ、ショーベリ、ラングストレム・・・。歌曲にたくさんいいものがありますし(く~、大好きだー北欧歌曲)。追々ご紹介していきたいです・・・

ってそんなに詳しくないので、ご専門の方のサイトに行ったほうがいいかもしれませんねーーー。(←弱気)

ってなわけで、一番お気に入りのジャケットのアルヴェーンのCDを挙げておきます(カワイイでしょ??でしょでしょ)。「夏至祭の夜明かし」は有名な、「今日の料理」に出だしがそっくりな、アレですね。

チャンチャカチャラララチャンチャンチャーン♪

 

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2006年6月14日 (水曜日)

カイルベルトのワルキューレ(予告)

ついに!ついに!

私もカイルベルトのリング第2弾!「ワルキューレ」を購入しました!

今日買ったのでまだ感想は書けないけど・・・(ごめんね)近日必ず感想を書きますので、鶴首して待て!!

お楽しみに!!

(今 第1幕聞きながら書いてるけど・・・音はいいよー)

Photo_3

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ワーグナー:《ニーベルングの指環》全曲/ヨーゼフ・カイルベルト、バイロイト祝祭管弦楽団

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2006年6月13日 (火曜日)

ドミンゴ・コトルバスの「ルイーズ」

シャルパンティエ:歌劇「ルイーズ」
イレアナ・コトルバス(ルイーズ)プラシド・ドミンゴ(ジュリアン)ガブリエル・バキエ(ルイーズの父)その他
ジョルジュ・プレートル指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 アンブロジアンオペラコーラス
(SONY S3k 46 429)
輸入盤多分廃盤

(参考CD)
同曲抜粋(っつーかSP復刻コマギレ盤)
ニノン・ヴァラン(ルイーズ)ジョルジュ・ティル(ジュリアン)他
1935年録音 (NIMBUS N1 7829)輸入盤これも多分廃盤

 
本日は、一般的にはあまり(っつーかほとんど)上演されることのない「ルイーズ」について。
私ももちろん舞台を見たことはないし、海外で上演された、という記事は一回しか見たことありません。
かなりレアな曲ですが、有名なアリア「その日から」はご存知の方はいらっしゃるかもしれませんね。
コンサートで聴いたことは何回かあります。中丸さんとか天羽さんとかが歌ってました。私も大好きなアリアです。マリア・カラスもアリア集で歌っています(これはほんとに素敵)。

全曲盤はプレートル盤のほかにフェリシティ・ロットが歌ってるCDのを一回どっかの量販店で見た記憶があるのだが、夢でもみたのだろうか。(よくそういうことがあります)

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(夢といって思い出した。私がはじめてワーグナーのリングの実演を見に行く直前のある晩、あんまりうれしくてジークリンデ役のユリア・ヴァラディの夢を見た。しかし、夢の中で見ているのは「ワルキューレ」じゃなくてなぜかダンナのフィッシャー=ディースカウと共演でバルトークの「青ひげ公の城」だった。で、なぜかひげをはやしていたのはヴァラディのほうだった。「うちの女房にゃひげかある」とかいうオチで、今も忘れられないである。)あくまで夢です

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さて。
このオペラは音楽的にはとても気分いい感じなのですが、内容のわりには長すぎると思います。多分作曲者はワグネリアンなんだと思った。でもあらすじはプッチーニの「ボエーム」っぽいかなあ。貧乏な詩人若者と、お向かいに住む、縫製関係におつとめの女の子(口うるさいご両親と同居)のラブストーリーです。

なんか曲の印象は(あくまで私の印象では)ボエームとトリスタンとオランダ人足して10くらいで割ったかんじです。オランダ人って言ったのは、第2幕で縫製工場?で働く女性がミシンを踏んでいるシーンで始まるのが「オランダ人」での糸車回して歌っているのを思い出すからでえす。それだけよーん

この曲はマーラーのお好きな方でアルマの書いた伝記を読んでいる方だったら、マーラーがこの曲に入れ込んでウィーンで上演した(けどイマイチだった)くだりを思い出すでしょう。(実家に本をおいてきてしまったので詳しいことはわすれちゃったごめんね)

いかにも あのマーラーが好きそうなかんじの曲です。←お、お知り合いスカ?

「ルイーズ」には「ジュリアン」って続編があるらしいんだけど、どっかで売ってますかね?

プレートル盤はドミンゴの声が若くて素敵ですね。コトルバスもとても可憐です。みんな役柄に合っていると思います。録音もとてもロマンティックな感じです。ルノアールの絵のジャケットも喫茶店みたい。

(参考CD)すっごい古いニンバスのSP復刻盤は4分から9分くらいのこまぎれで曲ごとにイチイチ「ジャン」って終わります。SPだからその位でいちいちひっくり返さなければならなかったのでしょう。でも、CD1枚なので短時間で全曲聴いたような気になるし、(大きな勘違い) 録音の悪さがかえってムーディで気に入っています。

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2006年6月12日 (月曜日)

クライバーの椿姫とこうもりと私

ヴェルディ:歌劇「椿姫」
イレアナ・コトルバス(ヴィオレッタ)プラシド・ドミンゴ(アルフレード)シェリル・ミルンズ(ジョルジョ・ジェルモン)
その他
カルロス・クライバー指揮/バイエルン国立管弦楽団・バイエルン国立歌劇場合唱団

ヨハン・シュトラウス:歌劇「こうもり」
ヘルマン・プライ(アイゼンシュタイン)ユリア・ヴァラディ(ロザリンデ)ルネ・コロ(アルフレート)ベルント・ヴァイクル(ファルケ)ルチア・ポップ(アデーレ)他
カルロス・クライバー指揮/バイエルン国立管弦楽団・バイエルン国立歌劇場合唱団

(昨日はずいぶん沢山の方がおいで下さったようで、ありがとう御座いました。m(__)m
こんな拙い文章でとても恥ずかしく思いますが、何日も書いているうちにきっとうまく表現できるようになると思いますので、暖かく見守っていてくださいね。)

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今日は、6月6日の続きのような、中学に上がったころのこと。
(CD批評だと思ってきてくださった方ごめんなさい、じつは生い立ち的なブログだったりします)

マーラーの8番にすっかりはまった私は、2番、3番、6番、・・・と聞き進めていくうち、街のレコード屋にしょっちゅう出入りするようになりました。

当時、普通のレコード屋さんにもクラシックのレコードって奥のほうにたくさん置いてあったりしたものです。私は交響曲ばかり聴いていたのですが、ある日素敵な一角が目に留まりました。

あの緑色の箱紫色の箱、何かしら・・・綺麗・・・。

妙に女の子的な感性がまだ残っていたらしく、表を向いて飾ってあるそのレコードの箱が気になりました。

それはクライバーのオペラのレコードでした。

まず、発売されて日の浅い巷で評判の「椿姫」を買いました。
これが、はじめて買ったオペラのレコードです。

とても素敵でした。素敵素敵素敵!
箱も解説書もゴージャスで綺麗だし。

なにより、このクライバーってオジサンの写真がかっこいいよう!

私は少女のように夢中になりました。 リアルに少女だってば

で、少し経って紫色のほうの箱の「こうもり」を買いました。
ショルテイの「千人の交響曲」でファンになったルネ・コロとルチア・ポップが入っていました。
ポップの可愛さにあらためてノックアウト。そしてルネ・コロの美声にまた、ノックアウト。

2人の本物とクライバーの本物を見るのが、少女の将来の夢になりました。

大人になってそれは全部叶いました。
コロは数え切れないほど。ポップは2回。2人一緒は1回。
クライバーは2回。

夢はかなうものです。神様、ありがとう!!!

夢は「およめさん」でなかったのが災いしたか...

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ニューイヤー・コンサート1989&1992 ニューイヤー・コンサート1989&1992

アーティスト:クライバー(カルロス)
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2006年6月11日 (日曜日)

ストコフスキーのトゥーランドット

プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
ビルギット・ニルソン(トゥーランドット)フランコ・コレルリ(カラフ)アンナ・モッフォ(リュー)

レオポルド・ストコフスキー指揮/メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
(DATUM  DAT 12301)1961年実況録音

またトゥーランドットぅ?もうおなか一杯だよぅ帰る~、とか言わないで せっかくおいでなさったのだから最後まで読んでってよー、ねえお客さん。

たまたま、ネットで検索してみたら、今日これを書いている時点でこのCDはYAHOOオークションに出ているらしい。貴重盤だったのか。売れるのだろうか。注目である。

トゥーランドットのCDだと、私は3種類くらいしか持ってないのでわからないが、(世間の批評も頭に入れて)演奏・録音ともにカラヤン盤が一番いいと思っている。ウィーン・フィルを起用しているのも成功の一因である。
カラヤン盤はスタジオ録音だが、指揮者はビジュアル的にも不自然のないようにキャスティングしているように思う。別に歌に外見は関係ないけれど、リッチャレッリのトゥーランドットとヘンドリックスのリューは自然なバランスである。これだったらカラフだってトゥーランドットに惚れるわけである。(失礼かもしれんが)

しかし、大体の上演は逆だと思う。ものすごい体格のいいドラマティック・ソプラノのトゥーランドットとたいていスリムなリリック・ソプラノが演じることが多いリュー。でもオペラを見るうえでこれはいたしかたない。声のキャラクターから自然にそういう体型になってしまうので、文句をつけるのは邪道である。

私はイタ・オペよりもドイツ・オペのほうが見る機会は多い。なので、舞台のほとんどはものすごい体格のいいヒロインが「美女」として演じている。わたしたち鑑賞者はこれらの大きなヒロインを頭の中で勝手に「美しい少女」変換して楽しむことができるのである(っていうか必要)。ワーグナーのオペラではそれは普通のことである。

(たまにはワルトラウト・マイヤーなど、遠目に見ればエロかっこいいヒロインに出会うこともないではないが)

でも・・・許される限度ってものがある。たとえCDでも。

このCDについてのお話に戻すと。演奏は、ともかく「ストコフスキー版」というのがあるのかと思うほど、やりたいほうだいである。事細かく書くときりがない。私もスコアを持っているわけではないから書かないけど、通しで聴いていると「ええええ~??」と何度ものけぞる。ストコフスキー先生は「こういうふうに変えたほうが盛り上がる」と思ってやっているのだとは思うんだけど・・・うーん。面白いといえば面白いね。

でも、聴き所はなんといっても大歌手ニルソンとコレルリの大決戦である。二人の掛け合いはほとんど決闘。
「ゴジラ対キングギドラ」とかそういった感じだ。ニルソンは火を噴きながら登場すれば、コレルリも鼻血も出さんばかりの絶唱で応戦する。愛だの恋だの何の関係もない。

(本当に二人は仲が悪かったとどこかで読んだことがある)

コレルリの「誰も寝てはならぬ」はこのあと貧血で倒れてしまって担架で運ばれてもおかしくないほどのすごい歌唱である。そのあとの拍手も負けずに熱狂的。

で、リュー役のアンナ・モッフォはリングサイドでヒーローを見守る美女である。なにやら美しい声でアリアを歌いつつ、カラフを思いながら勝手に死んでいく。

プッチーニが書くのをやめてしまって、アルファーノの補筆(ほとんど別物である)部分になってから、また二人の戦いは始まる。(じゃじゃーん!) コレルリがニルソンを得意技で倒して(カラフがキスする場面はストコフスキーの変更によってホントにそんな感じにすざまじい音になっている)大いに盛り上がって幕。割れんばかりの拍手。

ね、聴きたくなっちゃったでしょ?
さあ、あなたもオークションに挑戦だ!!

(ちなみに出品者は私じゃないよー。)

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ゼッフィレッリ演出のこのDVDもなかなかよ~。

プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》全曲 プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》全曲 

販売元:ユニバーサルクラシック
発売日:2006/06/07

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2006年6月10日 (土曜日)

拾われたフルトヴェングラーのLPなど

何年か前の話。

父が大工のため、仕事に行った家の中のいらないものの処理を頼まれることもたまにあるらしい。ある日父が40枚ほどの古いレコードを他のゴミとともにトラックに積んで持って帰ってきた。半分はクラシックで(あとはよくわからない歌謡曲だかなんだか)、そのうちほとんどはドイツ音楽であった。

おそらく、持ち主だった人はドイツ音楽好きのおじいさんと想像する。お医者さんか大学の先生で、きっと引退後は午後のひとときを家具調ステレオでこれらを聴きながら楽しんでいたに違いない。(あとで聞いたら全然普通のおっさんだったみたいだったが)

 比較的きれいなものとどうしようもないものと分けて、使い物にならないものは処分、磨けばなんとかなりそうなものはきれいにして中古屋送りにした。(中古屋に送ったものの中にはすっごい若いバーンスタインの写真がジャケットのとかあったのだけど、あまりにキズだらけだったので・・・。ちょっと今後悔)

このような感じで、生き残って今もあるものの中から一部ご紹介いたします。
これらは 国内CDで復刻されているものばかりだと思いますが、古い国内盤ジャケットを愛でたり、古びたレコードのにほひを楽しんだりするのもたまにはよいかも。

Furtwen ブラームス/交響曲第4番  フルトヴェングラー指揮・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(ANGEL HA 1140) 1800円 1948年録音

 「東京芝浦電気株式会社」の記述がなんとも時代を感じるレコード。何年か前にCDで復刻盤が出た時にこのジャケットだった。

解説は岡 俊雄さんで、ジャケットデザインは西野茂雄さんという方だそうだ。フルヴェンの三白眼がイカス。

Barbi ブラームス/二重協奏曲 大学祝典序曲  バルビローリ指揮・ハレ管弦楽団 カンポーリ(ヴァイオリン) ナヴァラ(チェロ) (PYE SW 3004) 2300円

 「日本ウェストミンスター社」より発売。
「きゃあああ!バルビローリのがあるぅぅぅ!」と飛びついた、私にとってはお宝レコード。音も演奏もなかなかで、この曲のファンに。ナヴァラの男気あふれる演奏にちょっとまいってしまい、すぐにエルガーのチェロコンを買いに行ってしまった。くううっ、しぶいぜ、アンドレ。

 解説は、小林利之さん。悲しいかな、演奏者にはまったく触れられていないのはイギリス人演奏家のせい? まったく昔の日本人愛好家ってドイツ人嗜好なり。

Franck フランク/交響曲 フルトヴェングラー指揮・ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団( LONDON  LY 9)1500円

とても聴きこまれていたため、恐ろしくレコードが減っている。・・・ので演奏は復刻CDを聴いたほうが賢明と思われる。(持ってないけど) 
にゃらば。なぜ持っているの?と聞かれると。中古屋ではフルヴェンは何か高いので、持っていたほうがいいかなあと思い。(しかし、このジャケットデザインではあまり意味ないような気もするのだが)
解説はこちらも小林さん。やっぱりぃ、フルトヴェングラーのことは崇めて書いてある。嗚呼、フルトメンクラウは神なり。

Konwischny ベートーヴェン/交響曲第9番   コンヴィチュニー指揮・ライプツィヒゲヴァントハウス管弦楽団・放送合唱団  ウェングラー(ソプラノ) ゾレンコップ(アルト) ロッツ(テノール) アダム(バリトン) (FONTANA  SFON 7560) 1800円

 「これぞ独逸音楽の真髄!!!」みたいなジャケットである。 見開きジャケットでなんだか豪華である。しかもコンヴィチュニー。解説は志鳥 栄八郎先生だ!

解説書のはしっこにこんな記述あり。
「フィリップス・ステレオ 友の会 ご案内  昭和38年1月新譜より12月新譜までのフィリップス・インターナショナル、フォンタナの各クラシック30cmステレオレコードには特典券が添付されております。この特典券を、7枚単位にまとめて、下記あてお送り下されば、いろいろな特典のある友の会に入会いただけます。・・・・ (1) 特典券7枚につき レコード引換券 1枚   (2) 新規ご加入の方には、会員証 および 会員バッジ (3)カタログ、ニュース等随時発行」だってさ。
入りてぇな~。会員バッジどんなのだろー。今申し込んでも無理だろうなぁ~。ってゆーか券7枚ないしー。

そーいえば、小学生のころグラモフォン友の会かなんかに入ってたなー。切手何百円分か送って会員になって。会報送ってもらってた。懐かしいなー。

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Symphony No. 2 in C Minor (

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2006年6月 9日 (金曜日)

モーツァルトがわからない人は。

母親が先月、「今年の母の日のプレゼントはモーツァルトのCDがいい」と突然言い出した。

「モーツァルトのCDって、色々あるけど、何のがいいの?」

なんでもいい

母は、というかウチの両親はクラシック音楽には何の関係もない人たちである。
私が家にいなければ、おそらく五木ひろしか大川栄作か北島三郎が場末の酒場なみに流れているはずである。
でもなんでモーツァルト?

「こないだテレビで、モーツァルトは良く眠れるっていってたから」

あ、そうですか。でも眠るんだったらバッハのゴルトベルクとかでもいいんでないの・・・?

・・・というわけで、あまりよく判らないので、今流行の「ベスト・モーツァルト100」にした。
これならたくさん入っているし、しかも安い。私の影響で少しばかり指揮者やオペラ歌手の名前を(名前だけ)知っている母ならば、この豪華メンバーは「すごい」と思うはずである。多分

少し経って実家に帰ったときに母に聞いてみた。
「こないだあげたCD、聴いてる?」

「え?聴いてる聴いてる・・・・」

まじすか?
まあ、私にしてみたら、どっちでもいいんだけど・・・。

私はたくさんのクラシックのCDを持っているが、モーツァルトは一枚しかありません。
(カップリング等除く)
バーンスタイン指揮の「レクイエム」。
(昔、ベームの指揮した「魔笛」を持っていたような気がするのだが、見当たらないのでセカンドハンズに売ったのだろう)

バーンスタインのCDは、実はジャケ買いでしたのですが演奏も気に入っています。
モツレクなのに、まるでヴェルレクか?というくらいのハイテンションな演奏だからです。

実際、モーツァルトを家で聴くことはほとんどありません。嫌いなわけではなく、例えば喫茶店やCD屋で流れていたとしても慌てて店を飛び出すとかはありません。

ザルツブルグに旅行に行ったときも、当然「モーツァルトの生まれた家」に行きました。でも、他の多くの日本人観光客と同様、「観光の一環」としてです。もうちょっと身近に感じたりするのかなあ?と期待して行ったのです。でも、ごく普通に(土産にモーツァルトクーゲルを買って)帰ってきました。

小学生のころから私はずっと思っていました。
大人になったら、いつかモーツァルトが好きになったりするのかなあ・・・と。

でも、社会に出ると、色々な人がいます。
さまざまな趣味趣向の人がいて、それで社会生活が成り立っているのです。
だから、私のような人がいても別にいいのではないか。
クラシックが死ぬほど好きでも、モーツァルトのわからない人。

気にすることはありません。  (←すこし気にしている)

   

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私の部屋は先月まではネット環境にありませんでした。
新聞も取ってないので、コンサート情報がいまいち入りません。
ということで、オーケストラ団員の友人に相談したところ「ぶらあぼ を定期購読すればいいじゃん」
ということでした。

ということで、さっそく申し込みました。
コンサート会場に行かなくても、ぶらあぼ は月イチで送られてきます。
便利便利。

で、今年はモーツァルト年です。
今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」はモーツァルトです。
でも。全く縁もなく終わりました。

で、ぶらあぼ の「別冊 熱狂の日 公式アフターガイドブック」が送られてきました。
ヒマだったので読んでみました。

で、脳科学者 茂木健一郎先生のインタビューが、ふと目にとまりました。

(引用 ぶらあぼ 別冊より)
”モーツァルトがわかる人って人生で最上のものをわかってる人だと思う。わからないようだったらもうダメだろうな(笑)。話にならない!音楽だけでなくて、科学、文学、アートとかやっていても「モーツァルトがわかんない」「イイ」って思えないのはちょっとダメなんじゃないかって気がします。”

(゜o゜)

(゜o゜)

(゜o゜)

わたし、ダメ人間ですゎ。・・・・・_| ̄|○

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ベスト・モーツァルト100 6CD ベスト・モーツァルト100 6CD

アーティスト:オムニバス(クラシック)
販売元:東芝EMI
発売日:2005/08/31

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2006年6月 8日 (木曜日)

アルバン・ベルクの伝記

アルバン・ベルク 生涯と作品/フォルカー・シェルリース著・岩下眞好/宮下尚理訳 (泰流社)

Berg 今日はちょっと趣向を変えて、私の愛読書をひとつご紹介いたします。

ベルクの伝記本です。私がベルクの音楽にはまりだしたころ、丁度 お茶の水の三省堂書店においてあった物です。判りやすい文章と、図版が多くで親しみやすかったので、  おバカな私でもあっというまに読めてしまいました。そのすぐあとまた三省堂に行ったらまた入荷していましたので、画学生時代に仲のよかった音楽マニアの担任の先生にお送りしました。              (齋藤先生、お元気でしょうか?)

本の表紙を見て判るように、ベルクはとってもカッコイイです。    (*^。^*)

ベルクはご存知の通り、ウィーン生まれの作曲家です。この本の素敵なところは、当時の芸術(音楽と絵と文学)に満ち溢れたウィーンの様子がこと細かに書いてあることです。

(ウィーンの中心地の生家や、結婚してから住んだ家などの地図も載っています。 ウィーンに行ったら訪ねてみることも可能です。)

音楽のことはもちろん、ベルクが美術やデザインに興味があり小さいころから美術史美術館に通っていたとか、一番お気に入りの絵(コレッジョの「ジュピターとイオ」)が載っていたり、ベルク自身がデザインした歌曲集の表紙デザインとか、すごく興味深く見ることができます。師匠シェーンベルクのヘタクソな絵も載っています。

図版がカラーならもっといいかなとも思いますが全部白黒です。残念

そんな 音楽家なのに絵を描いたり、音楽家と画家が普通に交流を持ったりできる当時のウィーンという土地に非常に興味を持った私は、すぐにウィーン旅行に行く計画を立てました。ツアーでなく、全部自由行動だったのですが、なにしろ行くのは初めてですからどのホテルがいいとか、全くわからないので旅行会社の人に決めてもらいました。

で、いざウィーンに行ってみたらそのホテルはベルクの生家のすぐ隣の建物でした。びっくりでした。ウィーンは狭いねえ。

(・・・って、昔どこかに書いたら、「ベルクの生家は取り壊されて別の建物になってるって書いてありましたよ!」とわざわざ知らせてくれた人がいました。ネットのアドレスまで付けてね。現場に行ったのだからそんなこと百も承知だと思うけど普通。伝記にだってベルクの生家の絵は載ってるしね。私が3回目に訪ねたときはいまどきのお洒落なカフェになってました。ウィーンぽくねー)

ウィーンは狭い。この伝記の登場人物はまた、マーラーの伝記やアルマの自伝に登場する人物と重なる。ベルクが晩年まで10年間愛し続けたカネモチの人妻、ハンナ・フックス・ロベルティンは、アルマ・マーラーが3回目に結婚したフランツ・ヴェルフェルの姉であった。(そしてその深い関係はベルクの死後、アルマを通じて奥さんにバレタ)全くおせっかいな人だ

そんなことを色々と頭に入れつつ、巡ったウィーン旅行はとても充実したものでした。忘れられないです。

しかし、こないだ三省堂に行ったらもうこの本置いてなかったです。amazonにもなかったみたいだし。・・・絶版かな???

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Sweet Goddess―叶美香写真集 Book Sweet Goddess―叶美香写真集

著者:叶 恭子
販売元:バウハウス

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2006年6月 7日 (水曜日)

ゲルハルト/コルンゴルト映画音楽集

コルンゴルト:「シー・フォーク~コルンゴルト映画音楽集」
チャールズ・ゲルハルト指揮 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団

(RCA BVCC 37308)国内盤好評発売中!!

秘蔵レコード
女王エリザベス~The Classic Film Score of Erich Wolfgang Korngord
チャールズ・ゲルハルト指揮 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団

(RCA ARL1-0185)輸入盤

(参考CD)
The Classic Film Scores
ジョン・ウィリアムズ:「未知との遭遇」「スター・ウォーズ」
チャールズ・ゲルハルト指揮 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団

(RCA Victor 2698-2-RG)

The Classic Film Scores
ジョン・ウィリアムズ:「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」
チャールズ・ゲルハルト指揮 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団

(RCA Victor 60767-2-RG)

今日は私の大好きなコルンゴルトの映画音楽と指揮者兼プロデューサーのチャールズ・ゲルハルトについて語りたい。

(コルンゴルト~??またー??とおっしゃるお客さん!そりゃマーラーとかワーグナーとか取り上げたほうがアクセス数増えるがな。でも・・・私は書きたい作曲家を書くのさっ)

コルンゴルトの映画音楽に触れたい方。「CD買え」と言う前に、一番お金がかからないいい方法があります。
それは、駅前とか町のCD屋の軒先で1枚500円で売っている「水野晴郎の世界名作映画」DVDの中の「ロビン・フッドの冒険」というのを買うのです。(私はこれが発売される前に、フツーの値段でHMVで買ってしまって悔しい。3000円近くした。)

でも、昔の映画なので音はすごく悪いです。映画も、なんだか!!みたいなハデな色でなんだか下品でイヤーです。さすがアメリカ。主演はエロール・フリン。なんともかっこよさげに出てきますが、私は全然タイプじゃありません。相手役はオリヴィア・デ・ハヴィランド。「だれ?」という方。この女優さんは「風と共に去りぬ」のメラニー役の人です。大変チャーミングな女優さんです。後年、(新聞で読んだのですが)ハヴィランドはエロール・フリンが大嫌いだったと語ったらしいです。沢山競演してるのにね。

・・・ってそんなことはさておき。最初に挙げた国内盤CDの「コルンゴルト映画音楽集」ですが、ホント、聞いててワクワクです。録音もとびっきりピカピカ輝いていて素敵です。

が、これに収められている映画はひとつも見たことありません。でも、「どんな映画なのかなあ」と画面を想像してながら聴くのは格別。映画音楽フリークにはたまりません。

(かくいう私、昔の映画を見るとき必ず作曲者の名前をチェックします。映画の内容より監督より作曲者のほうが大事)

指揮者のチャールズ・ゲルハルトという人は、そもそもRCAレコードのプロデューサーだったそうで、なんでも指揮者がドタキャンしたもんで急遽ロイヤル・フィルを振ることになったのが指揮者デビューで、指揮棒がなかったので鉛筆で指揮したそうです。(←なんかありそうななさそうな)

(そーそー、前に書きましたラインスドルフの「死の都」の録音のプロデューサーはゲルハルトです。)

このゲルハルトって指揮者。本当に音楽の盛り上げ方が上手で、わくわくするつぼを知っていて大好きです。他のコルンゴルトの録音も聴きたい!って思ったら、中古屋でレコードを見つけてきました!(上記「女王エリザベス」他)解説書にはゲルハルトの指揮姿の写真も載っています!(だからなんだ)
レコードで聴くコルンゴルトは音がまた格別です。盤が減ってしまうともったいないのであんまり聴いてませんが、お宝です。

ちなみに*****
2001年に、スクリーンで映画を見ながら生の演奏を聴く、というとても素敵な新日本フィルのコンサートがありました。このとき取り上げられた作曲家はコルンゴルトとショスタコーヴィチとウォルトンです。コルンゴルトは「海賊ブラッド」と「ロビンフッドの冒険」が上映・演奏されました。(ついでに、このとき上映された「ミチューリン」という映画がショスタコの音楽・映像ともにすばらしくて忘れられません。もう一度聴きたい、見たいです)

********

で、他にウチにあるゲルハルト指揮のCDは、なんとスター・ウォーズと未知との遭遇です。

「えー??? スターウォーズなんかジョン・ウィリアムズの指揮したのが普通に売ってるじゃん!それでいいじゃん!なんでわざわざ?」という方。
いいんだもん。ゲルハルトがすきなんだもーん。このピカピカした録音状態が好きなんだもーん。「未知との遭遇」なんて感動的で泣いちゃうくらいいいんだから~。「スターウォーズ」も鳥肌もんだし。

しかもプロデューサーはコルンゴルトの息子さんのジョージ(ゲオルグ)・コルンゴルトです。世の中持ちつ持たれつ。(?)

・・・とここまで書いてみましたが。今日ご紹介いたしました上記4つの録音、素晴らしいと思いましたら全部!ケネス・ウィルキンソンがレコーディング・エンジニアです。ショルティの「千人の交響曲」とカイルベルトのステレオ「リング」のエンジニアの人ですね。どーりで!! いやー、気が付いたら全部繋がってたのですね。

グッジョブ!ウィルキンソン!

(今日これを書くまで気がつかなかった私)

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2006年6月 6日 (火曜日)

ショルティの千人の交響曲と私

マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
ハーパー、ポップ、オージェ(sop)、ミントン、ワッツ(alt)、コロ(T)、シャーリー=カーク(br)、
タルヴェラ(bs)
ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮/ウィルヘルム・ピッツ)ウィーン少年合唱団
シカゴ交響楽団 ゲオルグ・ショルテイ指揮

(LONDON POCL-9789/90) (栄光のロンドン・サウンド・シリーズ)

最近、この曲の第一部がCMに使われている。(グロンサン)
マーラーの交響曲が過去にCMに使われた例として、私が覚えているものは

千人の交響曲 第二部「神秘の合唱」→電気ヒゲそり
大地の歌→サントリーウィスキー
「巨人」→発毛促進剤(もしくは男性カツラ?)

・・・など、なんだか「男クササ」の漂うような製品が多い。
マーラーは「男の音楽」ということなのかしら (←何故突然女言葉)

すでに何度も語りつくされ、「リング」と並ぶ名録音で名高いショルテイの   「千人」なので、曲や演奏に対することはこの際おっぽり投げて、この場では このCD(もともとはレコード)と私との出会いについて語りたい。

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まだ私が小学6年生の頃。
クラスでも一番小さくて、まだとてもかわいらしかった頃

                   (↑自分で書くな)

私はクラシックが好きで、ショパンの子犬のワルツやベートーヴェンの月光ソナタを聴いているような少女でした。少ないお小遣いやお年玉をやりくりして「セラフィム」とかの安いレコードを町のレコード屋さんで入手しては、細々とおうちで聴いているようなそんな女の子でした。

愛読書は「りぼん」と「少女コミック」。

私の楽しみは週に一度のFM-NHKの「リクエスト・アワー」でした。
欲しいものは自力で手に入る現在と違って、自由にレコードを買うことのできない小学生であった私は、この番組で古今東西の色々な名曲を聴きながら、土曜の午後のひとときを過ごしていたのです。

しかし。そんなかわいらしい(しつこい)私を変えてしまったのが、ある日放送された「千人の交響曲」です。

ЙЮ#д☆Р$◆?■※×£???
私は衝撃を受けました。今まで聴いたこともない大音響(いや、ポータブルラジオで聴いていたと思うのですが)、たくさんの人間の声、オーケストラと重なり合う壮麗なオルガンの音・・・。

私の性格は一変しました。

「私の求めていたのはこれだ!!!」

その年の誕生プレゼントは、もちろん「千人の交響曲」のレコードでした。
父親と、いつも買っている町のレコード屋に買いに行きました。

しかし、町のレコード屋にマーラーは「巨人」しかありません。

店のおにいさんに「マーラーのこうきょうきょくだい8ばんください」
と言いました。

おにいさんは、「ここには置いてないから、お取り寄せになりますよ。どの指揮者がいい??」とレコードカタログを引っ張り出し、気さくに聞いてくれました。
「バーンスタインと、クーベリックとショルティのがあるよ。どれも超一流。」

でも、だれもよく知りません。でも、当時マーラー全集の広告を目にしたことがあったのでなんとなくショルティにしました。(結局よいチョイスだったのですが)

何日かして、お店に届きました。
おとうさんは「小学生には贅沢だ」といってお金を半分しか出してくれませんでした。けちなオヤジ5千円もしたので、まあ仕方ありません。

・・・・・
それから私は「りぼん」も「少女コミック」も買うのはやめました。

そのかわりに「レコード芸術」が部屋に並ぶこととなりました。

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2006年6月 5日 (月曜日)

ウェーベルン指揮のベルク・ヴァイオリン協奏曲

ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ルイス・クラスナー(vc)アントン・ウェーベルン指揮      BBC交響楽団
(抒情組曲:ガリミール弦楽四重奏団)

(フィリップス PHCP-180)国内盤(廃盤)

現在発売されているテスタメント盤の情報↓試聴もできるよ!
http://www.amazon.com/gp/product/B000003XHN/102-6901313-0510528?v=glance&n=5174

私は無調音楽は苦手だ。

現代音楽の調がない音楽となるともう全然ダメで、実演ともなるとなおさらで、難しそうでしかも演奏してて楽しくなさそうで楽団員の方が気の毒になる。(本当はそうでもないのかもしれないが

しかし、ベルクとなると話は別だ。この作曲家が無調音楽というのが信じられないくらい親しみを持って聴いている。

2つあるオペラなんてもー格別に素晴らしいが、オペラの話は別の機会にとっておくとして。今日はこの名曲・ヴァイオリン協奏曲のコトについて。

古今東西の「協奏曲」と名の付くものの中で、このヴァイオリン協奏曲が一番好きだ。

今でこそさほどコンサート会場にやたらと足を運ばないが、この曲に狂っていた頃は実演で演奏される!ともなると必ず出かけて行ったものである。そんなにしょっちゅう演奏されるものでもないが。

そして、演奏会が終わって「ああ・・・・・・なんて美しい曲なのだろう!」と夢心地で歩いていると、同じ演奏会を聴いてきたオバサマ方一団が

アラァ、何が何だかさっぱり判らなかったワネェ!アハハハ」

などと談笑しているのを聞き、

『やっぱりベルクは無調なんだなあ』

と、今更ながら気が付かされる始末。

ベルクのCDを買ったのはこのCDが最初である。当時この録音は初出で、少なからず話題になったはずである。ベルクがこの曲が演奏されることなく他界してから、初演されてから2回目の演奏の実況録音である。

ウェーベルンが本当は初演するはずだったのだが、親友ベルクを亡くしてまだちょっとしかたってなかったので、悲しくて悲しくて(ToT)練習が進まなくて前日ドタキャンしてしまったのでえす。                _| ̄|○

それを引き継いで初演をしたのがヘルマン・シェルヘンだったそうです。(1936年4月19日)よくやった。
そのすぐ後ウェーベルンが再びタクトを取った時の録音がこのCDです。(1936年5月1日)

この以上のことが初出の国内盤にはこと細かにドキュメントとして書いてある。また、この録音がどうして残っていたのか、何故CDの時代にもなって発売されたのかーとかも書いてあり、実を言うと私にとってこのCDの価値は解説書が圧倒的である。

演奏については・・・というよりもまずこの録音のすざまじい雑音が素晴らしい。まるで地底から発掘されたような歴史ロマン的な音がする(でも聞き辛いわけではない)。

なにせ1936年である。そして音楽史に名を残すアントン・ウェーベルン大先生が指揮をし、しかも作曲者ベルクに「ボクチンのために協奏曲を書いてちょ」と頼みにいったルイス・クラスナー(この曲のためにオペラ「ルル」の3幕を仕上げないでベルクは死んでしまった。クラスナーを恨んでいいのか感謝していいのかわからん)が演奏しているのである。

この録音の価値は計り知れない。

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2006年6月 4日 (日曜日)

ジャズはお好き? アレック・ワイルダー歌曲集

Songs of Alec Wilder

Valerie Errante(sop), Robert Wason(piano),Ken Meyer(guitar),Aleck Brinkman(double-bass)
(Albany TROY 404)輸入盤

CDの情報↓(試聴できますよ)
http://www.amazon.com/gp/product/B00004Y6UX/102-6901313-0510528?v=glance&n=5174

ジャズはあまりよくわかりません。
っていうより本当は色々聴いてみたいのですが、CD量販店に行くといきなりつまずいてしまう。

どうしてかって・・・?

クラシックのコーナーは「作曲家別」になっています。クラシックだと目当ての演奏家を求めて買いに行くことは私はめったにありません。まあ、オペラアリア集だと歌手で求めることが多いから歌手別になっているかもしれませんね。

しかし。
ジャズのCDは演奏家(または歌手)別に並んでいます。これが私を途方に暮れさせます。どうして作曲家別でないの???これじゃ聴きたい作曲家がいても、探せないでしょう??

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さて。今回ご紹介いたしますCDは、クラシックコーナーの「アメリカ歌曲」のコーナーで発見いたしました。レーベルはAlbany。東京でめったやたらに見かけるレーベルではありません。今まで3枚くらい他の作曲家のCDでこのレベルは持っていて、なかなかシブかったので迷わず購入いたしました。

アメリカ歌曲ってバーバーとかガーシュイン、まあ渋くてバーンスタインといったところがCD屋さんには置いてあるでしょうか。まあ、私はどれもあんまり持ってはいません。

このCD、実際のジャンルはクラシックでもあり、ジャズでもあります。細かくいえば23曲のうち13曲目まではクラシックの歌曲です。英語なのですが、イギリスの歌曲というよりフランスの歌曲のような雰囲気です。思わず口ずさんでしまうほど美しい曲もあります。クラシックのうち半分はピアノ伴奏で、あとの半分はギター伴奏です。ギターってのもまたシブイです。

CDの残り半分はジャズの曲で、ウッドベースとピアノの伴奏です。ジャズは詳しくないのでよくわかりませんが、スタンダードナンバーのように耳慣れたような曲もあります。

このCDは夜、何か落ち着いた音楽が聴きたいときに取り出して聴いています。

歌っているValerie Erranteという歌手は、あまり有名ではありませんが、オペラ録音などにも参加しているソプラノ歌手です(ルチア・ポップが主役のプッチーニの「修道女アンジェリカ」の録音のメンバーに入っているようです。遠い昔にこのCDを聴いた覚えがあるのですが、おそらく「修道女A」とか「修道女B」とか・・・そんな役あるのかどうか・・・端役であったのかもしれない)。

彼女は軽い、聴きやすい親しみのある声です。ジャズを歌うという感じのソプラノ歌手ではありません。
オペラ歌手がジャズを歌うとなるとどうしても太めの歌手が「ゴスペルも歌えまっせ」とか言って「神は私たちをみているぅぅぅ~♪oh yeah!(←あくまでイメージです)とかシャウトしてしまうような、そんな感覚があります(私だけ?)が、この歌手はそんなことはありません。どちらか~といえば・・・あくまで私のイメージでですが、音楽大学出の教育テレビのうたのおねえさんが「ちょっとジャズにも挑戦してみました・・・聴いてみてね。うふっ(*^_^*)っていうような折り目正しい感じの歌い方です。

Alec Wilderという人もまた、(量販店のサイトで検索すると)クラシックとジャズの両方にCDがある作曲家です。近隣にジャズマニアがいないので、どこから手をつけていいのかわかりませんがすこしずつ調べて行きたいと思います。

(この作曲家について詳しい方はコメント頂けると嬉しいです)

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2006年6月 3日 (土曜日)

歌舞伎座に行きました!

今日は歌舞伎座に行ってきました。
六月大歌舞伎です。出演者は以下の通り:

松本幸四郎さん 市川染五郎さん 尾上菊五郎さん 片岡仁左衛門さん 片岡愛之助さん 片岡孝太郎さん 中村吉右衛門さん 中村福助さん 中村時蔵さん その他。

私はあまり(クラシック音楽ほど)歌舞伎には詳しくありません。
見に行くのは2~3ヶ月に一回くらい。「歌舞伎会」(歌舞伎座の友の会。年会費3150円。優先的に券の予約ができ、割引も受けられる)にも入っていません。

でも歌舞伎を見に行くのは大好きです。友人(歌舞伎会に入っています)と行くことがこのところ多いです。
でも、今日は急に思い立って予約もせず当日券を取りに朝早くから行きました。無論一人で。

歌舞伎座では朝10時から当日券を発売します。1~2時間前から赤いベンチが並べられているので、順々に座っていきます。今日は演目がシブかったので一番乗りでした。

しかし勘三郎さんが出て新演出だったりすると早く行ってももうたくさん並んでいます。そんな日に、係のおじさんに訊くと「今日はもうムリかもしれません」とか言われます(死の宣告)。

そういうときは諦めて、てくてく築地まであるいて美味くて安い寿司を食べたり(チェーン店や回転すしで充分です)、本マグロを買って家で頂いたりしてうっぷんを晴らします。

今日はそんなわけで比較的安易に席は取れました。
席は一階席前から8番目、花道から3列目です。正直なところ、予約したより当日並んだほうがいい席が取れます。これはどういったことなのかわかりませんが、ちょこちょこといいところが残っています。これで夢のようなひとときが約束されます。

券が取れると、周辺で喜びの踊りを踊ったりスキップしたりしたあと、昼メシの計画を立てます。歌舞伎座の横にある歌舞伎茶屋で幕の内弁当を選ぶか、または歌舞伎座内の食べ物屋で食べる(開演前に予約が要るとこもあります)か決めます。間違ってもコンビニのサンドイッチで済ましてはいけません。歌舞伎座に行く場合、私にとって楽しみの半分は食べ物だからです。

今日は「柿の葉ずし」にしました。奈良から運ばれてきました。
歌舞伎座で食べる幕の内弁当は本当に上品でおいしいです。弁当の中にちょこっと入っている小さいおまんじゅうとかもとってもおいしいです。

11時に歌舞伎座に入って席を確認。花道も舞台もとてもよく見えます。

実は、私は片岡愛之助さんのファンなので、彼を見に行きました。

たははっ(#^.^#)
いやー、美しいですね。愛さまは日本男子の美しさの基本みたいな気がします(って好みの問題ですが)。出たかと思うとすぐ切られてしまいますが(ーー;)

でも、市川染五郎さんが今日はほんと大活躍で良かったです。彼はとびっきりキュートでした。

しかし、本日の本当の主役は片岡仁左衛門さんです。「父子もの」といった風情で観客の涙を誘っていました。

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2006年6月 2日 (金曜日)

掘り出し物?ポーランド音楽集

ミェチスワフ・カルウォーヴィチ:連作交響詩「永遠の歌Odwieczne piesni, tryptyk symfoniczny」 Op. 10

(1904年-1906年)
Ⅰ.永久なる憬れの歌
Ⅱ.愛と死の歌
Ⅲ.永久なる生の歌

Czeslaw Grabowski:piesni dla przyjaciela

カロル・シマノフスキ:Etiuda b-moll Op.4 nr3

Tadensz Baird:Colas Breugnon-suita w dawnym stylu

(DUX 0102)ポーランド輸入盤

昨日、久しぶりにタワーレコードに出かけました。何か掘り出しものでも・・・と散策しておりましたら、ジャケットの見えるように飾ってあったCDで「カルウォーヴィッチ」という見慣れぬ名が。シャンドスから何枚も出ているようである。「知られざる作曲家」とか「映画音楽みたい」とか「早死に」とか並んでしまったらもう名前を知らなくても私のカテゴリーである。

しかし、結局色々な作曲家の曲が入っているポーランドのレーベルのものにした。

シマノフスキ以外名前は知らないしネットで調べてもカルウォーヴィッチ以外全くわからない。全員ポーランドの作曲家というだけで・・・。

でも、どれも聴きやすく心にしみるようないい曲ばかりであった。メインのカルウォーヴィッチは普通に楽しめるし、自作自演と思うGrabowski作曲の曲はギター協奏曲といった風情で惹かれる。Bairdの曲も胸がキュンとなるいい曲だ。

ポーランドの作曲家についてもっと知りたいと思った。適当な本がないかなと思い、ネットで調べたら「ポーランド音楽の歴史」(音楽之友社)という本があるらしい。ぜひ入手したいものである。

・・・っつーかポーランド語が全然わかんないしっ!!!!!イブラヒモヴィッチ!!

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2006年6月 1日 (木曜日)

コルンゴルト 死の都 ラインスドルフ

コルンゴルト:歌劇「死の都」 コロ(T)ネブレット(Sop)ラクソン(Br)プライ(Br)その他/ラインスドルフ指揮・ミュンヘン放送管弦楽団・テルツ少年合唱団・その他(RCA GD87767(2))(輸入盤)

日本に何か天災が起こって、CDを何枚かしか持っていけなかったとしたら、私は間違いなく最初にこれを選ぶ。多分一年を通して一番聴くのがこのCDです。本当にこの曲が大好きです。

初めて聴いたのが「アリア」ってオムニバス映画で、確かオペラアリアを何人かの監督が自由にイメージを膨らませて短編映画を作ったものだと思います。他に「トリスタン」、「ルイーズ」とか「トゥーランドット」なんかも入っていました。この中のヒロイン、マリエッタのアリア ”私を包むこの幸せ、どうか私を放さないで”[マリエッタの「リュ-トの歌」]が映画の中で使われていたのです。映像もものすごく綺麗でしたが、音楽も壮麗で耽美ですごく映像に合っていました。(オペラの内容とはすこし違っていますが)

その後・・・たまたま私の最初のウィーン旅行の時にケルントナー通りのHMVでこのCDを買いました。別に日本でも輸入盤だったら手に入ったと思うのですが、ウィーンで何か購入したかったので(多分、お店の紙袋がビクター犬のレトロな絵で可愛かったんだと思った)。

最初のウィーン旅行は本当に一生忘れられないほど良かったのです。国立歌劇場、分離派館、建築物、シーレやクリムトの絵画・・・。街全体が芸術と音楽で溢れています。

この「死の都」のCDを聴くと、その時の楽しかった思い出、美味しかった料理、寒かったこと(2月だったので)、オペラを見たこと、今とは違っていかにも洗練されてない店のショーウィンドーや飾りつけなど頭の中に蘇ってきます。(パブロフの犬?)

さて・・・コルンゴルトの話になるととても長くなっちゃうので(大好きなので)、今日はこのCDの話だけにします。

ルネ・コロはこのCDでは一番調子の良いときではないかしら。後年、日本にやってきて数々のワーグナーの役を演じてくれていましたが(それもかけがえのない思い出ですが)、このCDではもっと若くて惚れ惚れするような美声を聴かせてくれます。

あとはー、2幕で一曲素敵なアリアを聴かせてくれるだけのヘルマン・プライも凄くいいです。もう、このアリアのカラオケがあったら歌いたい(女なのでダメか)くらい。

ラインスドルフの演奏も最高!っていうか他に彼のいい演奏を知らないんですが・・・。「トゥーランドット」も買って聴いてみたんだけど、演奏者がゴーカなわりにこじんまりとした演奏な気が。プロデューサーがいいのかなあ・・・。

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