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2006年5月28日 (日曜日)

カイルベルトのジークフリート

ネットを一年半ぶりに繋げたという環境から、音楽界ではいったい何が起こっているのか知らなかったんだけど。。。まさかショルティ盤以前のステレオ録音のリングが発売されているとは思いもよらなかった。音楽雑誌も買ってなかったので、CD屋で見つけたときはびっくり!!

楽劇『ジークフリート』全曲 カイルベルト&バイロイト(1955、ステレオ) SBT4 1392

内容・出演者についてはここ↓↓

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1454762

幼少のわたくしにとって昔からショルティのリングを買うことが夢でありました。社会人となって初ボーナスでリング全曲のCDを購入(5万もした!)したということで、ショルテイ盤には思い入れがあります。でも、、、、

このカイルベルト盤が全部発売されてしまったら、もうショルティ盤はいらないかもしれません。ショルティ盤がお好きな方もいるかもしれないけど、色々と実演等でリングを聴いてきた結果、ショルティの演奏は「ただスケジュール通りに演奏され、録音されたもの」としか聞こえません。(どうしてクナッパーツブッシュで録音しなかった?)

そして、今まで録音が古いのに我慢して聴いてたクレメンス・クラウス盤とかも聞き比べ以外では必要がなくなるかー?もしれません。

録音嫌い?のヴァルナイのステレオ録音として初めて耳にするものであります(オランダ人はモノラル盤を聴いていたので)。ブリュンヒルデ歌いとして、私はニルソンよりヴァルナイのほうが好きです。ドスがきいてて、女性らしくてしかもかっこいいです。舞台姿もなかなか。(CDでは見えませんが)

ウィントガッセンも、ベーム盤では3幕で疲れていたりしてましたが、カイルベルト盤では元気一杯です。(別テイクなんでしょうか?)正直、ウィントガッセンで「うっとり聞き惚れる」とかいうことは今までなかったのですが、この録音はけっこう聞き惚れてしまいます。やっぱりうまい!ホッターも最高!

HMVでの紹介文にありましたが、この録音に携わったプロデューサーの人たちは後のいろいろな名録音を手がけているみたいです。ウィーンのムジークフェラインでのベームの『影のない女』の録音もそうみたいで、うちにたまたまレコードがありますが、これはウィーン・フィルのつややかな音がとらえられてて素敵です。(盤が減ってしまうのであまり聴きませんが) それと、ショルティのマーラー「千人の交響曲」(素晴らしい録音と豪華な独唱者・なのに演奏はまるで高校野球の応援みたい)も今回のリングの録音メンバーの人が(ゴードン・パリー、ケネス・ウィルキンソン)協力しているらしいです。(あまり詳しいことはわかりませんが、ともかくどれも録音がよい)

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←コメント中のCDリンク貼ってみました。

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コメント

naopingさん、こんばんは!
ヴァルナイ&ヴィントガッセンの「リング」抜粋盤を聞きましたので、TBさせていただきました。
まだ「クリック、クリック!」の誘惑に負けずに(笑)、このカイルベルト盤は「ジークフリート」のみの所有ですが、ブリュンヒルデとしてのヴァルナイは、これが最上の記録のひとつと思えます。

投稿: Niklaus Vogel | 2006年10月31日 (火曜日) 00時30分

トラックバックとコメントありがとうございます。(アクセス増えて嬉しいです)
カイルベルト盤はリング全曲発売にそなえて買い控えている方が多いようですね。(私はバラで全部買うつもりですけど)

ぜひこの「リング」抜粋盤を手に入れて聴いてみたいものです。

投稿: naoping | 2006年10月31日 (火曜日) 12時38分

naopingさん、こんばんは!
拙ブログにコメントありがとうございます!
このCD入手可能です。詳しくは、拙ブログのコメント欄にリンクを貼っておきましたので、ご確認くださいm(_ _)m
この歌唱、3枚組で2,680円は破格かと思います。

投稿: Niklaus Vogel | 2006年10月31日 (火曜日) 20時47分

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