2021年1月17日 (日曜日)

埼玉ゆかりの名歌手たちによるニューイヤーコンサート

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小川里美(ソプラノ) 藤田美奈子(ソプラノ)
増田のり子(ソプラノ) 光岡暁恵(ソプラノ) 坂本 朱(メゾ・ソプラノ)
林 美智子(メゾ・ソプラノ) 小川明子(アルト) 大槻孝志(テノール)
高橋 淳(テノール) 友清 崇(バリトン) 原田勇雅(バリトン)

大井剛史(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
大林奈津子(司会)
(1月16日 川口リリアメインホール)

去年から券を取ってあったもの。緊急事態宣言発令のため開催を危ぶんていたが(わたしが)、前日リリアホールに問い合わせてみたところ「やります」とのことだったので、行ってきた。埼玉県出身または在住の、二期会や藤原をを代表するようなベテラン名歌手の名がずらりとならび、しかもシティ・フィルという豪華版なのに、謎の3,500円という低価格。やっぱりホール使用代が安いからかな。友人を誘って鑑賞。

リリアホールは昨年で開館30周年だということで、このコンサートは本当は去年やるはずだったのだけど、コロナのせいで延期になったということである。延期になってなければ私に情報は入ってなかったはずなので、結局(わたし的には)よかったかなと。リリアホールは遠い昔に母親と「蝶々夫人」を観に行ったことがあり。大変素晴らしかったのを覚えている。

なお、出演予定だった澤畑恵美さんは体調不良のため、欠席。とっても残念。

座席は一人置きに設定。近隣住民の観客が多いのか、高齢の方が多い感じ。まあ・・・こういうコンサートでは仕方ないのかカバンのチャックを開け閉めしたり、演奏中にお茶飲んだりとかしてる人が周りで見受けられた。券が安いとしょうがないね。

曲目は有名どころが集められているが、どうしてもドイツオペラはこういう時は少ないねえ。フィデリオだけだ(モーツァルトはドイツオペラか?)。代わりに?レハールやカールマンのオペレッタのアリアが聴けて、これはとても嬉しかった。そしてフランスものが若干多かった感じもしたのも嬉しい。

印象に残った歌。

藤田美奈子さん。「椿姫」のアリア、お美しい外見と悲劇性を感じる芯の強い声質でヴィオレッタに合っていた。この曲はとっても有名だけど、ただ音を外さずうまく歌えばいいってわけではなく、難しいアリアだよなあ。

大槻孝志さん。フェデリーコの嘆き、オネーギンのアリア。美声で素晴らしい。しびれる。ナマでこんな美声を聴けるのはとても幸せ。やっぱりナマはいいなあ。

増田のり子さん。月に寄せる歌。久しぶりに彼女の声を聴くなあ。ドヴォルザークのアリアいいよね。じいいいんと心に沁みる。

林美智子さん。ハバネラ。「日本でカルメンと言えば私よ!」みたいな感じで堂々たる歌唱(そういえばテレビのニューイヤーコンサートでも歌ってた)。双子のお子さんいるのかあ。

高橋淳さん。星は光りぬ、君こそ我が心のすべて。ひところ体を壊されて出演されなかった時期があって心配していたが、元気になられたようで良かったなあ。ミーメなどの性格テノールの第一人者だけど、普通の役も行けるのいいよね。

小川里美さん。チャルダーシュの女王。指揮者とともにノリノリで踊ったり楽しい。ところでオペレッタのオケ伴奏って生で聴くと本当にいいんだよね。

友清崇さん。フィガロの結婚のアリア イタオペ・フランスオペが続く中、突然のモーツァルトで新鮮に感じた。

原田勇雅さん。闘牛士の歌。何故か自然に手拍子が発生。この曲で手拍子起こったの初めて見た。埼玉の風習?

坂本朱さん 君の声にわが心は開く。この曲好きなので聞けると嬉しい。深いお声でうっとり。

他の方もみなさん素晴らしかった。司会の女性の方も(なんだか暗い棒読みの今年のNHKニューイヤーの司会と違って)明るく知性的でよかった。出演者のインタビューも良かったんだけど、男の方にもインタビューしても良かったかなと思う(と、一緒に聴いてた友人が言ってた)。

色んな国の曲を振り分けていた大井さんはとても楽しそうだった。思うに、演奏家やオペラ歌手は自粛生活の中何とかYouTubeなどで演奏を発信できるけど、指揮者はなんもやりようがないから、実演のうれしさはひとしおだろう。

とても楽しいコンサートだった。しかしまあ、相変わらずブラヴォー禁止なので何か気が抜ける。ブラヴォー言いたい。

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友人と久しぶりに会ったので、手短に川口駅周辺で(3密を避けながら)会食。パチンコ屋さんの8階の「千の庭」という和食チェーン店で。高級っぽい店構えなのに比較的リーズナボーで良かった。

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2021年1月11日 (月曜日)

年末年始 テレビ視聴2020-2021

あまりに更新しないのもどうかと思ったんで更新。しかしぜんぜん書くネタがないわ。年末年始は姉夫婦の家に行ってたけど、ほとんどテレビばっかり見てた。

M-1グランプリ

ヒマだったので昼間の敗者復活戦から観てたけど、申し訳ないけど敗者復活戦のほうが全然面白かった。そもそもインディアンスが好きだったので、トップバッターじゃなかったらなあ・・・と思った。ゆにばーすもよくできていたと思う。マジカルなんとかはラップバトルは好きだったが。

クイズ 正解は1年後

一年で一番楽しみにしている番組。今回はロンブーの亮さんが復帰していたのでちゃんと放送されてうれしい。「今年離婚した人」でFIJIWARAの人がスルーされてて優しいな、と思った。1年前に出演者が持ってた1000円札を(番号を控えておいて)一年の間に使い、番組放送時に視聴者が持ってたら10万円もらえるっていうのは、たまたま千円札8枚おろしてきたばっかりだったので本気でチェックしたがなかった。芸能人が買い物するエリアに住んでるのに・・・。

ゴットタン 芸人マジ歌選手権

一年で2番目に楽しみにしている番組。毎年面白いが、私は単に大竹マネージャーが見たいだけかもしれない。 

紅白歌合戦

YOASOBIが角川武蔵野ミュージアムで歌ってたのがよかった。歌もよかったけど場所もよかった。今度行ってみたい。

有吉の壁

毎週見ているのでいつのだか忘れちゃったけど、三四郎の小宮さんが歌った髭男の「プリテンダー」を、会社で嫌な事があったり落ち込んでいる時とかに見ている。結構元気になるのでよい(YouTubeにあるので探して)。あとJKボンバースも好き。お笑い番組はこういう暗い時こそ必要だなと思う。

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おもしろ荘

優勝したダイヤモンドよりもEverybodyのほうが好きだな。クリティカルヒットしたわ。わんこそばのさんだるも好き。ぺこぱとかこの番組からブレイクする芸人はたくさんいたけど、ダイヤモンドはブレイクしなさそう。

クラシックハイライト(って題名だったか忘れたけど紅白のウラ)

姉の家で見ていたが、紅白のほうが見たいので同じ部屋で音声を消して見ていた(録画してなかったので)。「音声消してクラシック番組見てる人初めて見た」と言われた。だって、もしかしたら私が観た「アルマゲドン」とか「リナルド」とか放送するかもしれんじゃん。何にもやんなかったけど。

ライジング若冲

大好きな若冲のドラマとあって楽しみにしていたが、ちょんまげ七之助さんと美坊主瑛太さんのまさかのBLで、誰得だと思った。いや、わたしは嬉しいけど。ほとんどフィクションなり。

 

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2020年12月31日 (木曜日)

2020年に行ったライヴ!総括

今年は例年よりはライヴは行けなかったなあ・・・とは思ってたけどこうやって並べてみるとこのご時世のわりには頑張って行ったかなあという感じ。数々の催しが中止になったけど、東京春祭とラ・フォル・ジュルネの中止はとくに痛かったなあ。シャーガーさんが来なかったのが・・・一番残念であった、ある意味オリンピック中止よりも・・・(慟哭)。


第63回NHKニューイヤーオペラコンサート

マーラー/交響曲第9番 ブルーメン・フィル

ハンス・ロット/交響曲第1番 オーケストラ ハモン

ピティナ・ピアノコンペティション特級ファイナル

東京音楽コンクール本選 ピアノ部門

新日本フィル定期演奏会 サン=サーンス「オルガン付」他

未来の音シリーズ/チェルカトーレ弦楽四重奏団 めぐろパーシモンホール

ブリテン「夏の夜の夢」新国立劇場(初日)

アンサンブル<ヴェネラ> チェレプニン、伊福部ほか

能「隅田川」/ブリテン「カーリュー・リヴァー」連続上演「幻」

ヘンデル/歌劇「リナルド」 BCJオペラシリーズVol.2

日生オペラ2020 特別編「ルチア〜あるいはある花嫁の悲劇〜」(高橋組)

藤倉大「アルマゲドンの夢」新国立劇場(最終日)


<ライブ配信・映画館など>
びわ湖ホールプロデュース ワーグナー/神々の黄昏(無料ライブストリーミング配信)3月7日組

びわ湖ホールプロデュース ワーグナー/神々の黄昏(無料ライブストリーミング配信)3月8日組

METライヴビューイング/ヘンデル・アグリッピーナ

METライヴビューイング/さまよえるオランダ人


コロナ禍の今年を象徴していた上演といえば、ネット鑑賞であったけれどびわ湖の「神々の黄昏」かな。パソコンで見聞きした時のTwitter実況とともに大変楽しめたし、関東人なのでなかなかおいそれと出かけられないびわ湖のリングを初めて見られて(券買って楽しみにしてた方々には申し訳ないが)とても幸せであった。この上演にかかわる方々の数々のドラマもネット等で読んで、それにもとても感銘を受けた。この上演でびわ湖ホールは「菊池寛賞」を受賞されたそうで、おめでとうございますとこの場を借りて言いたい。

あと、それと並ぶ上演が新国立劇場の「アルマゲドンの夢」だと思う。まあ、わたし自身は(アホなので)音楽をすごく楽しんだというよりは、ただただとんでもないものに圧倒された、という感じだったのだけれど。この状況下であの凄い演出の新作の世界初演を日本で観ることができたのはただただ凄いなあと。わたしが見ることのできたもので日本の団体では読響の「アッシジ」と並ぶ歴史的な上演であったと思う。

他にはヘンデルの「リナルド」の上演も質の高いもので、工夫された楽しい演出とオール日本人の独唱者と楽団の熱演が忘れられないものとなった。ヘンデルのオペラが楽しいと思えるようになった意外な一年であった。

あと、コンクールや演奏会などで若い演奏家たちの演奏も楽しめた。若い方もベテランの音楽家の方も、リモートなどで何とか働ける我々と違ってとても大変な状況であったけれど、わたしも(感染には気を付けながら)なるべく行けるものには行ってお金を落としていこうかと思う。(自分では全く職種にはこだわらず就職したが、流通関係はコロナ禍では業績は下がらずむしろ前年より上がった位なので、それだけは不幸中の幸いであった。いやほんと、神様ありがとう。)

今年の更新は今回でおしまい。誰にとっても大変な年だったけど、みんな・・・それぞれ頑張った。生きてるだけで、生活ができてるだけで大丈夫!って思いたい。来年も(どうなるかわからないけど)細々と更新していきたいと思いますのでどうか宜しく。

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2020年12月19日 (土曜日)

蟹を注文

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相変わらず演奏会に行ったりしないので、ネタがなく日記のような記事ですいません。

年末調整頑張ったので(しかし、年が明ければ給与支払報告書の送付と法定調書が待っている)、年末年始のちょっとした贅沢に巨大ずわい蟹をお取り寄せ。

今年何回かお世話になった「うまいもんドットコム豊洲」。実は移転前の築地市場はしょっちゅう行ってたけど、豊洲に引っ越してから一回も行った事がない。お取り寄せばかり。

今年、コロナ禍になったので高級食材が余り、普段なら高すぎて絶対に購入しない食品をお取り寄せしたりした。その最たるものが「シャトーブリアン」(のステーキ)。本当にあれは美味しかったなあ。お店で食べたら・・・何万もするんだろうな。まー、普段は残業帰りの夜遅くにスーパーに行き、サバ半身150円のとか大喜びで食べてるような貧しい食生活なので許して。

今回の蟹は、とてもでっかいもの。半身だけど40cmもあるのだ。そしてぶっとい。ウチの冷蔵庫に入るか心配だったが、ななめに入れば何とか入った。半身が2つで6980円・・・安いと思って買ったけど・・・安いか高いかは人それぞれ。まだ食べてないので美味しいのか、身がちゃんと詰まっているのかはまだわからない。年末に姉の家にお土産に持って行く予定・・・までもつのかな。平らげてしまいそう。

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大きさがわかるように、CDを添えて写真を撮ったけど、正直これじゃわかんないな。

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2020年12月12日 (土曜日)

インフル予防接種

(年末調整業務真っ最中でもう、コンサートとか行く気力も勇気もなく土日は死んでる。ミッチーのブルックナー行きたかったなあ。どこにも行ってないのでネタがない・・・)

本日インフルエンザの予防接種を受けてきた。会社での健康診断会場で実施されるのでそれで受ける予定だったのだけど、健康診断はもう自分で受けてしまったところだったので、わざわざ遠い営業所まで行って受けるのも面倒くさく、近所の病院で受けることに。

ワクチンが不足、とか 予約がなかなか取れない、とか色々な情報があったものの、ネットで色々調べてみたら病院によるみたいだった。値段は色々。会社の健康保険組合から補助が2000円出るので、探しようによってはタダで受けられることも。たまたま電話かけた医院は「予約しなくても直接来ていただければ受けられますよ~」とのことだったし、3000円だったのでそこに決めた。会社で受けると(補助差し引き前で)3850円なので、850円お得だった。

しかしまあ、そもそもインフルエンザ流行ってなくね。みんなコロナで予防はばっちりだからインフルエンザさんも活躍の場がないようだ。

さて、ネットで見て初めて行ったクリニックは。そうか内科ってことは小児科もあるわけね(大体のくくりとして)。小さなお子さん連れが多く、土曜日なのでまあまあの込み具合。10人くらい待ったかな。全部が予防接種というわけではないが。

その中でもなんか凄いお母さんがいて。3歳くらいの女の子連れだったのだけど、ほとんど待合室がご自宅かなってくらい普通に遊んであげてて。お母さんが待合に備えつけの「アンパンマン」の絵本を大声で朗読、最初っから最後まで大熱演してて。いやなんかジェラートちゃんだかバニラちゃんとかいうキャラが出てきて、バイキンマンがジェラートちゃんを食べちゃうんだけど(?)、食べ過ぎて頭がキーンとなっちゃって、アンパンマンに倒されて「はーひふーへほー」とか言って逃げて行く、みたいな内容であった。メロンパンナちゃんとかバタコさんとかみんな声色変えてて凄かったなあ。感銘した。声優志望だったのかな。

小児科ってこんなの普通なのかなあ・・・。今は別に「すげえおもしれえな」くらいな感じだったのだけど、もし38度の熱があったりして病院に駆け込んで行ったのだったら、こんな人いたらもう許せない感じかもなあ。

やっと私の番が回ってきて。なんか予想してたお医者さんと大きく違っててなんだか・・・若手ミュージシャンみたいな感じで(ちょっと米津さんっぽいかも)、しかも白衣でなく普通のスーツだったりしたので「本当にこの人は医者なのだろうか」とか思ったけど、さすがに普段子供を相手にしているせいか優しくていい人そうだったので、また行きたいな。でもちょっと家から歩くからもし本当にインフルになったら行けないかなあ、などと考えたりした。あ、注射はそこそこ痛かったわ。

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2020年11月26日 (木曜日)

ルジツキ/歌劇「カサノヴァ」YouTube

Ludomir Różycki - Casanova (Warsaw Philharmonic Orchestra & Choir, Łukasz Borowicz, solists)

在宅勤務中のBGMをYouTubeで探してたら、わたしにとってポーランドではカルウォーヴィチと並ぶ最愛作曲家、ルジツキのオペラがアップされていた。今まで(ポーランド国内では)有名な「カサノヴァのワルツ」しか知らなかったが、オペラ「カサノヴァ」が全部聴けた! 凄い! 夢みたい! 残念ながら演奏会形式だが。

まあ・・・先日「アルマゲドンの夢」を観に行ったから余計思うのかもだけど、ルジツキの音楽はホントに・・・甘い。甘すぎる。ヨハンとリヒャルトの両シュトラウスも真っ青の甘さである。ウィーンのカフェで色とりどりのケーキを選んでいるよう、何ならウィンナコーヒーに誤って砂糖の瓶の中身そのまま全部入れちゃったみたいな甘さ。

わたしは「ポーランドのコルンゴルト」って思ってる。

オペラの筋書は・・・わからない。遠い昔のプレイボーイのジャコモ・カサノヴァを素材にしたオペラなのかな~という知識しかない。まあ、音楽はとびっきり素敵なので(甘すぎるが)普通に仕事しながら聴くにはちょうどいい。ただ、ワルシャワ・フィルは動画にとんでもなく広告を付けているので見づらい。もうね、プレミアム入ろうかと思ったくらい(これだけのために?)。やめたけど。演奏会じゃなくてちゃんとオペラの舞台にしてくれたらさぞ素敵だったろうな、なんて。

 

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2020年11月23日 (月曜日)

藤倉大「アルマゲドンの夢」新国立劇場(最終日)

藤倉大:オペラ「アルマゲドンの夢」
台本ハリー・ロス
(H.G.ウェルズの同名小説による)
指揮:大野和士
演出:リディア・シュタイアー
美術:バルバラ・エーネス
衣裳:ウルズラ・クドルナ
照明:オラフ・フレーゼ
映像:クリストファー・コンデク
ドラマトゥルク:マウリス・レンハルト
クーパー・ヒードン:ピーター・タンジッツ
フォートナム・ロスコー/ジョンソン・イーヴシャム:セス・カリコ
ベラ・ロッジア:ジェシカ・アゾーディ
インスペクター:加納悦子
歌手/冷笑者:望月哲也
新国立劇場合唱団 
東京フィルハーモニー交響楽団

過去記事:LFJ 2019 ライヒ/ディファレント・トレインズ

<あらすじ>
クーパー・ヒードンは、次なる任務の地、《無限列車》に到着する。そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。クーパーは、鬼殺隊最強の剣士である《柱》のひとり、愛妻のベラと合流し、闇を往く《無限列車》の中で、ジョンソン率いる独裁政治の一派に立ち向かう。夢と現実のはざまで混乱するクーパー。やがて戦争が始まり、ベラは銃で撃たれ息絶える。
(半分くらい鬼滅の刃を混ぜてみました。)

月末にガス点検があり、大掃除に全集中するつもりだったので行かない予定だったが、「こんなブログやってるのにこれを観に行かないのはおかしいと思われるんじゃないか」と思った(いや、別にそんなことはないんだけど)ので慌てて券を購入。

藤倉さんの作品は過去記事にあるとおりにラ・フォル・ジュルネで聴いた。その時聴いたのは「サイレンス・シーキング・ソレス」という英詩による歌曲などで、(自分の感想を見ると)とても気に入ったようだった。だもんで、たぶんオペラもいいんじゃないかな、という期待を持って初台へ。

で、鑑賞後の感想は・・・「うーん」って感じ。現代オペラだということなので音楽的にはある程度覚悟をしていたが、やっぱりなあ・・・という感じ。最初アルバン・ベルク、途中でブリテン、あちこち「中国のニクソン」かな・・・という感じ。現代音楽の世界的レベルってこんななの・・・って感銘を受けた。演奏難しそう・・・。

しかし演出は面白かったなあ。最初のあのへんな被り物(キモカワイイ?)の合唱団のアカペラで始まるのもなんかキャッチーだし、新国立劇場の舞台機構をフルに活用した地下から上がってくる電車もかっこいいし、途中で始まるカラフルな舞踏会(というか、オスカー・シュレンマー風盆踊り?)も楽しいし。

天使になった瀬戸内寂聴さんみたいないでたちの加納悦子さん、(長年彼の舞台を見続けているが)初めて見るすごい女装の望月さんと、日本人出演者も素晴らしかった。最後を「アーメン」の美しいレクイエムでしめるボーイ・ソプラノの子もとても素晴らしかった。最近、児童合唱とかボーイ・ソプラノが舞台に乗るオペラをよく見るんだけど、みんなうまいねえ。

まあ、正直言って・・・「頭のいい方が世界中から日本に集結して作り上げる天才的な舞台を見たけど、頭が悪すぎてついていけない」っていう感想。原作読んでないけど、(いろいろな感想を読んだところ)結構原作との乖離が多いのかな。最近くじ運いいからサイン入り原作本(HGウェルズのサインはないよ)もしかして当たるかなあ・・・と思ったけど当たらなかった。

コロナ禍中とは言え、演出上はほとんどそれを感じさせなかった。鑑賞中はほとんど忘れてた。わたし的には久しぶりの両隣が座っての鑑賞で(4階席はいっぱいだった)、右隣が大変ふくよかな男性で終始呼吸音が気になったし、左隣の若者は終始寝ていた。わがまま言うようで申し訳ないけど、やっぱり一人おきの着席のほうが気分的に楽だよね。

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