2016年12月 4日 (日曜日)

シャーガーさんとレイチェルさんのトリスタン

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去年と今年、東京の(日本の)ワーグナー好きを狂喜させた二人の歌う「トリスタンとイゾルデ」がYouTubeにUPされたようなので、鑑賞。シャーガーさんが酷使されすぎなのか後半お疲れ気味なのと、舞台装置と衣装が「こんなしょぼいんだったら演奏会形式にしたほうがまだましでは」クラスなのと、指揮がややタメすぎで歌いにくそうなのと、レイチェル・ニコルズさんが第3幕で突然地毛のベリーショートで登場するので「かつら途中で脱げちゃったのかしら」と心配してしまうのと、主役よりマルケ王がかっこいいのはどうなのとか、突っ込みどころ満載ですが見られてうれしかったです。とくにレイチェルさんが絶好調で素敵です。
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ところで、M1の敗者復活戦に投票してみた。「三四郎」と「メイプル超合金」と「ミキ」に入れたけどどうでしょうね。でも、一番笑ったのはインディアンズの「ピアノ売ってちょうだい」のネタであった(←じゃあ入れろよ)。
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(M1観終わって)
優勝した銀シャリは面白かったし、まったく優勝に異論はないのだけど、M1の優勝の仕方では、敗者復活戦から勝ち上がってきて「え。この人だれ?」って思って見てみたら圧倒的に面白くて勢いで優勝しちゃうみたいなのをどうしても求めてしまうので・・・(サンドウィッチマンみたいな)。オペラで言えば代役で出てきた歌手が全然知らん名前で、いざ聴いてみると圧倒的に素晴らしかったみたいな・・・ええっとシャーガーさんとニコルズさんみたいな。そういうのが私は好きです。

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2016年12月 3日 (土曜日)

ジョギング再開

風邪気味のため1か月近くジョギングをさぼってたんだが、やっと完治したため久しぶりに近くの公園へ。
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急に寒くなったので公園の野良猫たちは生きているだろうか、いや生きてるだろうけど私の顔なんか忘れちゃったろうなあ、猫だし。とか色々考えてたんだけど、彼らの反応は予想を超えていた。私の姿を見るなり、二匹ほど「にゃ~、にゃ~」と駆け寄ってきた。一番アイソのいい猫はもう私にすりすりで。ホントに野良猫かしらこの子。餌あげたことないのに。
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それにしても、12月でずいぶん寒くなったのに、早朝の公園は相変わらずラジオ体操からの太極拳の人々や、ジョギングの人たちでにぎわっている。ラジオ体操に参加してみたけど、第1は会社でやってたので覚えてたのに第2は結構振付を忘れてた。ちなみにラジオ体操第1は服部正という作曲家の作であり、第2は團伊玖磨だそうである。團伊玖磨先生だったのか!!あのエキセントリックで東洋的なメロディはやっぱり!! なんかすごくありがたい気がしてきたので明日も参加しよう。
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今年こそは早めに年賀状を作ろうと思ったんだけど、何年か前からプリンターが壊れておりプリントゴッコも発売を中止してしまったのではてどうしよう。ということで、文房堂まで行ってバレンだのゴム版だの彫刻刀だの買ってきて、若冲を参考に鶏の版画をホリホリ。普通の年賀はがきじゃなくてちゃんとした版画紙に刷りたかったので、郵便局でお年玉付き年賀切手を購入した。材料費が・・・異常にお金がかかった。もうね、タイムスリップしたみたいに味わい深い昭和の年賀状になりそう。でもバレンとかの道具はもう使わないんだろうなあ。もったいないね。
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公園の紅葉が美しい。毎年忙しくて紅葉なんか気にしないで冬になっちゃってたけど、ジョギングしてるお蔭で四季の移り変わりの美しさに気づくようになった。(今頃)
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この公園、春は桜が美しいので、それまでジョギングが続いているといいなあ。

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2016年11月27日 (日曜日)

東京二期会/ナクソス島のアリアドネ 2016

R・シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」
プロローグと1幕のオペラ
日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
台本:フーゴー・フォン・ホフマンスタール
作曲:リヒャルト・シュトラウス
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執事長 : 多田羅迪夫
音楽教師 : 小森輝彦
作曲家 : 白𡈽理香
プリマドンナ/アリアドネ : 林 正子
テノール歌手/バッカス : 片寄純也
士官 : 渡邉公威
舞踏教師 : 升島唯博
かつら師 : 野村光洋
召使い : 佐藤 望
ツェルビネッタ : 髙橋 維
ハルレキン : 加耒 徹
スカラムッチョ : 安冨泰一郎
トゥルファルデン : 倉本晋児
ブリゲッラ : 伊藤達人
ナヤーデ : 冨平安希子
ドゥリヤーデ : 小泉詠子
エコー : 上田純子
管弦楽:東京交響楽団
指揮:シモーネ・ヤング
演出:カロリーネ・グルーバー
装置:ロイ・スパーン
衣裳:ミヒャエラ・バールト
照明:喜多村 貴

(11月26日 日生劇場)
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過去記事:飯守さんのナクソス島のアリアドネ(関西二期会)
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東京二期会/ナクソス島のアリアドネ(2008)
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昨日観てきた。なんだかもう、一晩明けてまだ頭がいっぱい、おなか一杯。「大満足」というよりは、「大変なものを観た」という感。ただでさえカオス感いっぱいのこのオペラ、数多くの仕掛けや演出で、もっとカオスなものになってしまった。
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印象を一行でまとめると、「ドイツ=オーストリア風吉本新喜劇+三谷幸喜+欽ちゃんの仮装大賞」・・・かな。とにかく舞台のあちこちでいろいろなことがひっきりなしに行われている。歌手の皆さんの歌唱以外の演技の負担は半端なく(とくにツェルビネッタ)。その上やたらと早いテンポでそれを行わなければならず、早回しの映像を見てるよう。もう何もかも・・・「よくやった」という感想。
が。
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断っておかなきゃならないのだけど、実は一階席の前から6番目でかなりいい席だと思ったら・・・またやってしまった。前の客の座高が高く、妖怪人間ベラのごとく髪の長い女性で、舞台の5分の1は隠れてしまって私は右に寄ったり左に寄ったり忙しかった。頭の上半分邪魔・・・キルビルのユマ・サーマンを呼びたくなった、いやそんな殺人事件起こしたくないです。
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なので、全部は見えてません。音はものすごくよく聞こえた。まあニッセイは小さいホールなのでどこも聞こえるけど。前にカプリッチョ観た時は2階席だったなあ。2階席にすればよかった。
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マエストラ・シモーネ女史の指揮はナマでは初めて。ただ、彼女のリングの録音は持っていてとても素晴らしいものだった。指揮・オケに限れば古今のリングの録音でも、かなり高レベルのものかと。ただ、歌手的には現代の歌手なのでごく普通にようろっぱで聴かれるレベルのもの。コンサートやシンフォニーは聴いたことがないので、比べようがないのだけど、彼女はかなりの劇場人であると思った、今回の上演を見聞きして。何だろう、ちょっとあらかわバイロイトのハンマー先生を思い出した。歌手とのタイミングはバッチリだし、音楽がゆるいところは一切ない。早めのテンポでぐんぐんと進める。しかも盛り上げるところは十分に盛り上げる。
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二期会、よく彼女を呼んだなあと。
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で、プロローグ。序奏から素晴らしい。緩急がちゃんとついていて、まるでCDで昔の名盤(ケンペとか)の演奏を聴いているようである。
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舞台は後方に地下駐車場。ホテルのエントランススペース。本家の劇場よりは舞台が狭いためか少し簡素化。本家の舞台写真と違い舞台に車は入れないので自転車で引っ張られた車の中からツェルビネッタご一行が出てくる。服装はなんというか・・・70年代ドイツっぽいというか。ヒッピーっぽいというのか派手だ。もしりゅうちぇる&ぺこちゃんがこの中に現れても違和感ない。プリマドンナも林さんも(お奇麗な方なのに)プロローグではヘンなピンクのスーツでなんかオバサンっぽい。
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そもそもドタバタ劇なのだが、もっとドタバタしている。歌ってる後ろでもいろんなことをしているし、お笑い担当歌手の方々はひっきりなしに(本チャンのリハーサルで)踊っている。覚えるの大変だったろうなあ。今はやりの恋ダンスでも踊ればよかったのに。舞台横に着替え室?的なものが男性用・女性用と並んでおり、その中でどさくさに紛れて音楽教師とプリマドンナがやっちゃってて、上演時間になり衣服を直しながら慌てて出てくる。
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ツェルビネッタ役は明るい茶色の髪のショートカットで、ちょっとIMARUちゃんみたいな感じだなあと。
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プロローグ終わって休憩。ロビーやトイレを歩き回る。日生劇場ってホントに古いというか、レトロな雰囲気。いろいろな思い出があり懐かしい。
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後半のオペラ。結婚式場の客席かなんかみたい。舞台はなく、観客の周りで(ホントに余興で)行われている感じ。アリアドネはアリアを歌いながら観客のワインを取り上げて飲んじゃったりする。羽を付けて高い靴をはいた3人の女性独唱者。端役ながらとても素晴らしい。もっとブラヴォー言ってやって。プリマドンナの林さんはさすがに素晴らしい豊麗な声。昨年は舞台で米とぎながらアリア歌ってたんだなあと、胸熱。来年はマルシャリンだそうだが、佐々木典子さんの跡を継ぐシュトラウス歌手になりつつあるのかな。
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期待のツェルビネッタ。これはホントにすごいぞう。ただでさえクソ難しいこのアリアを一つも音を外すことなく美しく歌唱しているのに、なおかつテーブルから飛んで4人の男性歌手に体を受け止められたり、はたまた胸だのいろんなところを男性に触られながら超絶技巧の歌を歌うというのは、いったいどんな感じなのだろう。いやほんと、恐ろしい度胸である。(実は正月に彼女の出るオペラコンサートに行くのだが、俄然楽しみになってきた。)
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演出ではその他、ちっちゃいスクリーンみたいなものが登場してその後ろで男性たちが演じて影絵のようになり、それとともにツェルビネッタが演じたりするのは楽しいのだが、早いテンポなので「忙しそうだなあ・・・ここまでやんなくても、歌だけでも十分楽しいのに・・・」という感想。何故か男性たちはフランツヨーゼフとかウィーンの皇帝に早変わり、ツェルビネッタはシシィの服装で、ホントに忙しい。
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そのあと、バッカスが登場するので音楽がにわかに慌ただしくなり、3人の女性があれこれ状況を説明したりする歌を聴いているうちに、何か知らんけど涙が溢れてきて。何だろう、この涙は。
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まるで女優さんのように美しいすらりとした林さん(ちょっと天海祐希さんみたい)と、いかにもオペラ歌手体形の(ちょっとプロレスラーっぽい)バッカスの似合わなさがいかにもオペラっぽく。最後の二重唱はとても幻想的な演出で、二人のほかは周りはスローモーションで。シュトラウスの音楽は本当に美しい、素晴らしい。こんなにこの曲って感動するものだったの。別にナマで聴くの初めてじゃないのに。最後はなぜか全員バタバタと倒れ、プロローグから出ていたキューピッド(子役)が出てきて、観客のほうに矢を向けて、終わり。このわけのわからなさがいかにもドイツから持ってきた舞台って感じ。
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前回ダナエのときは2回観に行ったけど、今回はこの1回だけ。なんか1回で十分堪能。ほんとに・・・歌手の皆様お疲れ様でしたと言いたい。
 

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2016年11月26日 (土曜日)

スケートもたけなわですが。

NHK杯やってましたね。(ビデオで観てます)
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私はクラヲタで、スケヲタではないのだが、一度だけフィキュアスケートの試合をナマで観たことがある。(前にも書いたけど)すっごい昔のグランプリ・ファイナル。あまりに昔で日本人なんて誰も出てなかった。プルシェンコとスルツカヤが優勝したっつー時代。
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普段の試合がどんなもんか知らないんだけど、私の観に行ったグランプリファイナル、なんかもうものすごく長かった。
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朝から出かけて、終わって外出たら真っ暗だった。ワーグナーのオペラの上演時間より長かった。
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男子フリー、女子フリー、アイスダンスフリー、ペアフリー(順番忘れた)を6人ずつ。そのあとエキシビションもあった(おおお)。そのあと出場者全員でリンクをぐるぐる回って、サインボールを観客に投げてた。いやはやこんなに盛りだくさんで長い時間世界のトップ選手を見られて、1万2千円だったかな。今ほどブームじゃなかったので、ぴあで券もすぐ取れたし結構前の方で観られた。
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長時間観てて寒かったけど、やっぱりナマは凄いなあと。ぐるぐるっと軽く回っているようで、本物は全然そんなことないの。なんか「肉!!」って感じで。細身に見える女の子でも筋肉凄いし。着氷の音ももう、「ガシャン!!」って感じなのね。
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で。
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私、運よくサインボールもらえたんだけど、あんまり知らない選手だったんで部屋にほっぽり投げてた。で、最近思い出したんだけど。
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今をときめく宇野昌磨くんの得意技の「クリムキン・イーグル」の生みの親、イリア・クリムキンのサインボールだった。
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なんかまあ、こんな感じです。あ、ところで私はアブザル・ラキムガリエフのファンです(オリンピックのたびに言っているが)。次のオリンピックも出るかなあ。で、NHK杯で彼に次ぐ好キャラクターの選手を見つけたよ。カナダのナム・ニュエン選手。みんなで応援しよう!!(←何故) 

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さっき観てきたばっかりなのに

1480164891882.jpg もう次の公演案内が家のポストに。てか、二期会どんだけシュトラウス好きなんだよ。困ったなあ。

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2016年11月17日 (木曜日)

シャーガーさん来日

短信。
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その1 
今日も10時まで残業だったのですが、シャーガーさんが3月に来日するので元気で生きていこうと思いました。(ハルサイ
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シャーガーさんのYouTubeを見せてにわかファンにしてしまったお友達と、一緒に行けるので楽しみです。
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その2
昨年の読売日響・カンブルランのトリスタン、全曲オンデマンドで見られるようです。歌手もオケも合唱も世界レベルのトリスタン。
http://vod.ntv.co.jp/f/view/?contentsId=12662
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その3
今年の新入社員が何でもかんでも言葉を短く略すので、ちょっと会話に苦労します。今日は「最近、献血した友達がハーゲンもらったらしい」という話を聞き、「ハーゲン・・・あ、ハーゲンダッツね」と一瞬にして頭で変換できたので、自分を誉めてあげたいです。(昨年の私だったら、「神々の黄昏」のハーゲンしか思い浮かばなかったに違いない)

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2016年11月 6日 (日曜日)

ミケランジェリのブゾーニに感動、でも何故

昨日。
いつものように何気なくポーランドラジオを聴いていたところ、流れてきた音楽に異常に感動して、すごいすごい、これ何だろうと番組表を見たら、Bach-Busoni Chaconne でミケランジェリが弾いているということだった。
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なるほど~そこか~と思ったけど、結局バッハが偉大なのかブゾーニが偉大なのかミケランジェリが偉大なのか、頭の中で咀嚼できなくて少しムズムズしている。
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本日もジョギング。ただ、もう晩秋なので朝5時半だとまだ暗く、道端で警官に職務質問とかされそうな気がするし、いつも走っている森林公園なんて明かりはついているもののやっぱり夜明け前は怖い。おそうじのおじいちゃんとかよくわかんないおじいちゃんとか歩いてるだけだし。どっかからナイフ持った人が走ってきたらどうしようとか、ヘンな心配をする。
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でもって。
もう寒いんだけど、ちょっと前にアートスポーツってとこで買ったアシックス製のランニング用長そでシャツがけっこう優れもので、運動して汗をかいたりすると(シャツが)発熱するの。なので薄手なのに全然寒くない。「いやあ、ジョギングなんていってもニワカだからね。何事も形からだよ、どうせ続かないし。」なんて思って買ったものの、やっぱりそれ用に作られたものは理にかなっているんだなあ、アシックスすげえな、さすが日本のオリンピックを支えているメーカーだなと感心。
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しかし。
「汗をかくと発熱する・・・何かに似ている」と思い、よく考えてみたら「働けば自由になる・・・Arbeit macht frei・・・アウシュビッツ・・・」と思い出し、少し暗くなった。

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最近のジョギングのBGMはこれ。ただし、イヤホン持ってないので頭の中で流れているだけ。たまに歌ったり。どういうジョギング。この動画、デッセイも可愛いんだけど、後ろの巨大人形群が不気味可愛くて気に入っている。進撃の巨人に出てきそう。

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