2019年9月15日 (日曜日)

Pヤルヴィ/N響<オール・ポーランドプログラム>

Nhk201909

~オール・ポーランド・プログラム~
バツェヴィチ/弦楽オーケストラのための協奏曲(1948)
ヴィエニャフスキ/ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ短調 作品22
ルトスワフスキ/小組曲(1950/1951)
ルトスワフスキ/管弦楽のための協奏曲(1954)
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ヴァイオリン:ジョシュア・ベル
NHK交響楽団
(9月14日 NHKホール)

土曜日鑑賞。実は会社の現場手伝い(千葉台風の後始末のため)に行く予定だったが、場所が遠方で夜間のため都心住まいの私は免除されたんで、参戦。

有難いはずのオール・ポーランドプロだが、実はどの作曲家も私の心にヒットしなかったのでぎりぎりまで迷った。日本の定期演奏会でのポーランドものでシマノフスキもショパンもないのは珍しい。だがバツェヴィチ姐さんの曲が日本で演奏されるのが今後そんなにないと思ったので、エセポーランド音楽研究家を名乗る者としていくべきだと思った。(あと、愛器BOSE君の充電ができなくなってしまい、修理に出そうかと思ってネットで見たら「充電を全部使いきって2日くらいほっておいたらまた充電できるようになるぜベイベー」みたいなことが書いてあったのでそれを実行中で音楽聴けないっていうアホな理由もあり。)

すいませんが人生初のNHK自由席。自由席といってもどこ座っていいわけでもなく、中央は3階の8番目から後ろ、両翼は7番目から後ろだけである。早めに並んで自由席の一番前をゲット。しかし、ジョシュア・ベル氏が近くで見れなかったのを除けば、音はよく聴こえてきたし、1500円でこれだけ楽しめればこれはアリだな、と思った、映画を普通に観るより安いんだもんね。オーチャードなど、3階の最安席など取ってしまったら銭湯の中みたいな音なのに。

ただ、消費税の関係で10月から100円上がる。上がる前にもう一回行こうかな。

1曲目はポ音楽史上最も重要な女性作曲家バツェヴィチ。私の持っている「ポーランド音楽史」(田村進・著)のご本にも何回も出てくるし、弦楽器の曲を中心に色々と曲を作ってはいるが、ウチにあるCDは(ザレンプスキとカップリングの)ピアノ五重奏曲だけである。それもかなり革新的な作風であったため「苦手な作曲家」のレッテルを貼ってしまった、私の中で。

でもまあ、今回演奏された「弦楽オーケストラのための協奏曲」は彼女の曲でも聴きやすいものであるので、かなり楽しんで聴いた。ヘンテコなたとえだが「情念やロマンを抜いた、スタイリッシュな"浄夜"」みたいな印象。さすがは天下のN響、「腕利きの弦楽器奏者」の集団であることがとてもよくわかる。でかいオケの曲しか普段あまり聴かないので、こうやって弦楽器だけだとホントにうまさがわかる。

続いて、ヴィエニアフスキのコンチェルト。一般にはあまりなじみのない曲だと思うが、2011年のヴィエニアフスキ・コンクールをネット配信で見てたんでこの曲は私はまあ知ってる。確かファイナリストはこの作曲家の1番か2番の協奏曲を弾いて、他にコンクール指定の有名な協奏曲を選んで弾くんじゃなかったかな。シベリウスやショスタコ1を弾く人は多い気がする(というざっくりした印象)。このコンクールのお蔭でショスタコの1番コンチェルトが大好きになった、券の取れない女流ヴァイオリニストが弾く印象が強く、ナマでは聴いたことがないけど。2位だった小林美樹さんの演奏でナマで聴くのが夢。

もともとアイドル系の?ジョシュア・ベル氏は私の中では「あの人は今」状態であったが、遠目に見ても今も若々しくかっこいい。一応オペラグラスを持って行ったのでよく見えた。名器ストラディバリウスの音もよく聴こえた。たまに席が後ろの方だと聴こえないソロヴァイオリンもあるもんね。N響では先日テレビで観たベルクの協奏曲に続いての名演奏。コンテスタントにしかなじみのないはず(多分)のこの曲が何倍もいい曲に聴こえた。拍手は盛大であったが、ソリストのアンコールはなし。

休憩を経て、ルトスワフスキ。ルトスワフスキを好むクラヲタは意外と多そうだが、私は好きなのか嫌いなのかあまりよくわからない。ポーランド・ラジオでたまに流れてくることはありけど、普通に聞き流している。プルコギならぬ「ブコリキ」というピアノ曲はバルトークっぽくてちょっといいなって思ったけど。意外とわかりやすい曲もあるものである。

ちょっと大衆に媚びたショスタコーヴィチみたいな感じ(※個人の印象です)の小組曲も、その昔小澤征爾さんがレコーディングしたという管弦楽のための協奏曲もさほどゲンダイオンガクゲンダイオンガクしてなく、いい具合に現代音楽だったので聴きやすかった(伝われ)。パーヴォもこの曲は得意なのかな、最後は両腕を下してピチッと決めてかっこよかった。N響も腕利きの演奏家揃いなのでばっちり決まっていた。演奏するの難しそうだけど。

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会場で何人か知り合いに会ったが、何故か演奏会後もおなかが一杯だったので、アフターコンサートは脱退。残念であった。

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2019年9月12日 (木曜日)

千葉停電。

関東地方の方はご存知であろうが、今 こないだの台風の影響で千葉県のかなりの広範囲で停電している。私は会社が千葉県に移転してしまったので毎日千葉に通っているが、幸いなことに自分の勤める本社の事務所は停電はしなかった。

まあ、月曜日の台風の襲来時はさすがに会社までたどり着く自信が無くて、電車もなかなか動かなかったので早々に有給取得を申し出た。ウチはブラック企業から脱却しつつあるので、有給取りたいって言えば即刻受理される有難い会社なのである。まあ、与えられた仕事はこなさないといけないのは当たり前だけど。

とは言え。ウチは倉庫業なので、不幸にも何件かの倉庫は停電を食らってしまった。お陰で普段は事務職の我々も、作業着を着て倉庫にかり出され肉体労働をさせられる。もちろん自分の仕事が忙しかったり用事があったりすれば断ることも出来るが、そこは社畜なもんで。ねえ。

で、痛感したのは電気が無くては何にも出来ないんだなあってこと。ウチは(若干の食べ物以外は)災害に備えてなんもしてないんで、ソーラーパネルとか買ったり電気をなんとかしないとなあとか考えてネットを色々とみていたら、どうもこの世の中には「マキタ」にハマり集めたりする人々がけっこういらっさるということを知った。タレントさんのマキタスポーツさんじゃないよ。工事現場などで重宝される、電気製品のマキタのこと。

私3月ごろに新しい掃除機を購入しようと充電式のものを探していたら、部署のおにゃのこが「マキタの掃除機、いいですよ。業務用でちょっとゴツいけど」ということを言ってたので、早速Amazonで購入。届いてまあ、充電器のゴツさには若干驚いたけど、逆にそのゴツさがチャーミング。掃除機本体は白くてごくごくふつうのもんである。今まで使ってた掃除機はコード式だったので邪魔だったけど、それと比べて新しく買った充電式のスティック掃除機は場所とらないし思い立ったらすぐ使えるんでとっても便利。充電も結構長持ち。

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だが、もっといいこともあって。その付属の充電器と電池があれば、マキタ社の他のいろいろな電気製品も使えるんだそうな(全部じゃないけど)。例えば、普段使わないかもだけど照明のランタンとか、ラジオとか。充電しておけばきっと有事の時に役に立つんじゃないか。そして何と言っても大体の製品はあの無骨な青緑色というのも非常に魅力を感じる。ついつい集めたくなる人々の気持ちもわかる。そんでもって実はBluetoothのラジオがあるらしくて音もよいらしいのでスピーカーとしてすっごく欲しくなってしまった。デザインもゴツくてかっこいいし。だけど、うちにはBOSEくんもあるしなあ。贅沢かしら、とか思いつつも夢は広がるばかりである。

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2019年9月 7日 (土曜日)

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝

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待ち望んでいたヴァイオレット・エヴァーガーデンの劇場版(外伝)である。ただ、初日は会社が決算につき行けなかったので2日目に参戦。会社の帰り道に亀有で観る予定だったが、土曜日につき家から近い品川で。京アニならぬ京急のお膝元?であるがあんな大事故だったわりには本日全面開通。すげえな。全く乗らないけど京急。

午後は混んでそうだったので朝イチの回で。あんなに素晴らしい画像を見せて頂ける上に(普通にお金は払いますけどね)、とっても可愛い小さい小説本を頂いた。映画館によってはもうなくなっちゃってるとこもあるそうなので、有難い。ネットではすでに高く売られているようだが・・・どうなんだろう。話によると3種類あるみたいだからコンプリートしたいファンもいるでしょうね。

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映画化は初めてのはずだから、いつもはテレビの小さい画面でしか見たことないヴァイオレットちゃんだが、突然映画館のでっかい画面で観られるのは感無量。もちろんウチのテレビでも大変美しい画像だったけれど、映画館での凄さはもう・・・。架空の国のお話しなのだけど、おそらくオランダかドイツかそのへんをモデルにしてる感じ(ライデンシャフトリヒという国?)だし、時代も私の大好物な大戦後すぐの雰囲気なのであの時代感(戦争が終わってちょっとホッとした感もあるが、人々の疲れた感、失った人への喪失感、だが未来への希望が交じり合った感じ)が描かれておりすばらしい。

テレビ版はリアタイできなかった(知らんかった)ので、先月Netflixにて2日かけて全部観た。全部で13話ほど(番外編あり)で大体一話完結なので見やすいし、いわゆるアニヲタっぽいマニアックな感じでもなく分かりやすく心温まるエピソード満載なので、アニメをあまりご覧にならないこちらにいらっさるようなよいこのおともだち(クラヲタ)にも安心してお勧めできるアニメーションだと思う。

<テレビ版のあらすじ>
4年間にわたる東西南北による大陸戦争が終結。その戦場で「武器」と称されて戦うことしか知らなかった少女・ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、激化する戦場で両腕を失い、自在に動く義手を付けることを余儀なくされる。
退院したヴァイオレットは、ホッジンズの下で、自動手記人形としてC.H郵便社で働きはじめる。ヴァイオレットには、かつて戦場で誰よりも大切な人・ギルベルト少佐がいた。最後に聞かされた「愛してる」という言葉が理解できなかった彼女は、仕事と日常を通じて人と触れ合いながら、その言葉の意味を探していく
(wikipediaより)

ちなみに私は、王女様が隣国の王子と結婚するのに公開ラブレター書く話と、子供を亡くしたために新作が書けなくなった戯曲家の話と、お母さんと小さい娘さんの話が好きだな。どれも爆泣きしたわ。

劇場版はテレビ版の終わったあとの、戦うことしか知らなかったヴァイオレットがなんとなく「愛してる」の意味が分かり始めた頃なのかな。主人公ヴァイオレットが本来の「代筆業」とは違い、もとは孤児であったたが貴族に引き取られたお行儀の悪い少女に(デビュタントに備えて)レディとしてのしつけ教育する、ってな感じの内容である。まあ、絶賛公開中なのでネタバレはしないけど、とにかくまあ泣けた。後半ずっと涙と鼻水が止まらない。タオルはもってたもののティッシュを忘れていてずっと鼻水流れっぱなしだった。でも何の涙なんだろう。べつに誰もかわいそうな話でも不幸になるわけでもないんだけど。

ドラマの内容もアレだけど、本当に作画が素晴らしい。最初のほうの、ヨーロッパの駅の(戦後すぐの?)ちょっと薄汚れて埃まみれな感じとかが描かれていたのと、部屋に差し込む光の少し埃が混じってるような感じとか(私が冬のウィーンで感じたような)が大変美しかった。京アニお得意の水面の描写も美しい。とにかく手が掛かっているのが本当にわかる。学校の寄宿舎の天井画とかほんとに天井画っぽくて手が掛かってる。

内容の本編の?映画が来年の1月に公開予定だったが、あの事件の影響で公開が伸びてしまった。しかしまああれだけの事件があったあとで公開を諦めてないところは本当に頭が下がる。世界中のアニメファンの多大な応援のおかげもあるんだろうね。私がこの他に観た京都アニメーションの作品は「聲の形」くらいのニワカなんだけど、ヴァイオレット・・・は大好きな作品、いつまでもお待ちしておりますのでよろしくお願いします。

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2019年8月31日 (土曜日)

龍角散presents ベートーヴェン「フィデリオ」演奏会形式 ヤルヴィ/N響

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ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」(演奏会形式)
【レオノーレ(男装:フィデリオ)】アドリアンヌ・ピエチョンカ
【フロレスタン】ミヒャエル・シャーデ
【ロッコ】フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ
【ドン・ピツァロ】ヴォルフガング・コッホ
【マルツェリーネ】モイツァ・エルトマン
【ヤキーノ】鈴木准
【ドン・フェルナンド】大西宇宙
【合唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】NHK交響楽団
【指揮】パーヴォ・ヤルヴィ
(8月29日 文化村オーチャードホール)

過去記事:フィデリオ チョン・ミョンフン 東京フィル (オペラシティ)

飯守さんのフィデリオ at天井桟敷 (新国立劇場)

初日に鑑賞。龍角散が協賛ということで入口で龍角散の試供品を一包ずつ配られた。「なんでクラシックのコンサートの協賛が龍角散?」と思ったものの、なるほど演奏中の咳の防止のためには理にかなっているし、べつに普通にこれはサービスで配ってくれてもいいんじゃないかなとは思った。しかし、そんなことは全然関係なく私のすぐ後ろでものすごく咳をしているお客さんがいらっしゃって、(仕方ないことだが)なんか落ち着かなかった。夏風邪かな。私の龍角散あげましょうか?とか思った。結局私は調子よかったので最後まで龍角散は使わなかった。

この日はS席とA席しか残っていなかったが、何しろ一番安いC席でさえ12000円という。この超豪華メンバーならしかたないのかもしれないが高いなあと思う。そして・・・多くのクラヲタが申しているようにこのホールは音が良くない。いつもサントリーやオペラシティ、ミューザやすみトリなど音のいいホールで聴いているので、オーチャードの酷さは本当に困りもの。東急さんも(私が住んでるところからすると一番お世話になっている会社だが)ちょっと音響を見直すとか、ゲイゲキみたいに工事を入れるとか、考えたほうがいい。

ということでヤルヴィが頑張って指揮していたにも関わらず、なんとなくN響の音がこちらに届いてこないというかもどかしい感じは最後まであった。日曜日はちっとは良くなるのだろうか。当日券(しかも話題のtktsで取ってもらったんで)だったから1階席の30番目だったんっだけど、一応S席である。NHKホールもそんなによくはないものの、ここよりはましのような。しかも。なんとなくお客さんのノリが悪い。おそらく平日のため協賛会社がたくさんタダで配ったんじゃないかな、という気もする。有名なアリアが何曲かあるのにもかかわらず、アリアが終わってからの拍手もあんまりなかったり。「ここ、拍手していいのかな」みたいな戸惑いもあり。例えば新国立のお客さんとは質が違う。ただ、外国人のお客さんも(ドイツ人かな?と思われるでっかい女性や、どっかの大使館からきたのかなと思う民族衣装の方とか)多かった。

さてさて、私はフィデリオは人生3回目である。前の2回は昨年だったので、私のフィデリオ歴は非常に短い。子供の頃はあまり得意なオペラでなかったのでずっと聞かないで人生を送っていたが、昨年2回も立て続けに聴いたため、だいぶフィデリオ慣れしてきた。しかも3回ともかなり豪華メンバーである。チョンさんのも飯守さんのもとっても素晴らしかったし感動した。まあ、それぞれに演奏以外で特徴的だったこと(チョンさんの時は私の前の席の男性が何かあるたびにいちいち振り向いてびっくりスマイルするので気が散ってしょうがなかったこと、飯守さんのときはカタリナ・ワーグナー女史の素晴らしい?演出、等)はあったが、演奏も歌唱も合唱も世界レベルであったと思う。

この夏の終わりにはるばる欧米からいらっしゃって下さったびっくりするくらいの豪華メンバーなので、「ウィーン国立歌劇場が引っ越してきたのかな」感あった。バイロイトでも大活躍のピエチョンカ女史の素晴らしい(かっこいい)レオノーレは最高の歌唱だったし、フロレスタンのヘルデンテノールというよりはモーツァルトのタミーノ寄りかな?と思われるシャーデの高音も素晴らしかった。まあ、役柄的にはヘルデンよりも拘留されて弱ってるからリリックでもいいのかな。ロッコ役のゼーリッヒはウィーンのモーツァルトの香りをそこはかとなく漂わせていたし(気のせい?)、ウィーン国立歌劇場のバラクでおなじみコッホもなんか悪役顔で「ほんとにあの人のよさそうなバラクの人なの?」と思ってしまった。わが新国立では「アラベラ」のマンドリーカを歌ってたりしたので、オペラ歌手ってほんといろんな顔を持ってるなあと思う。

初めて聴くと思われるマルツェリーネ役のエルトマンもたいへんな美声で拍手を貰っていた。若い頃のルチア・ポップとかエディット・マティスとかの透明なガラスを震わせるような声がした。好きな声だった。新国立に続きヤキーノを歌った鈴木准さんは、安定した歌唱であったものの・・・色々な上演に引っ張りだこなのはよいのだけど声をつぶさなきゃいいな、とか恐らくライフワークであると思われるブリテンの曲もまた聴きたいなあと思ったりも。

ただ、実はこの公演を聴きに行こうと思ったのは、大西宇宙さんが出演するからであり。しかし、ドン・フェルナンドの出番は非常に少ないので「どうしようかなあ・・・」と最後まで迷ってた。まあ、声が聴けたのは有難かったけど、ちょっと前に松本ではオネーギンを(代役で?)歌われたというし、昨年はたまたま初めて聴いたプレトニョフ指揮の「イオランタ」で大変素晴らしい歌唱だったので、「もうちょっと主役級の、たくさん歌うのを聴きたいな」という贅沢な不満は残った。

いつもながら合唱団はうまいなあと。とくに囚人1を歌った(合唱団員の)中川さんはいい声だなって思った。ソロでも十分な人が集まって合唱団を作っているのでこんなにうまいのだな。

日曜日も上演するが、おそらく初日よりも聴衆の質も新国立並みになるだろうし、演奏もまとまってよくなるのではないか。とにかくこのレベルの歌手が東京で聴けるのはありがたかった。そして大西さんがもっと日本で聴けますように(石野さんとともに期待)。

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2019年8月29日 (木曜日)

安心して下さい、買えましたよ。

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今日ね、ヤルヴィの「フィデリオ」の初日に行ったんですけど、Twitterで「当日券S席22000円、11000円キャッシュバック」っていうのを見つけまして、何にもわからず渋谷ヒカリエに行ったんだけど。どうもアメリカから?日本初上陸のtktsの渋谷開店初日だったみたいですね。

私、最近YouTubeばっかりでテレビほとんど見ないので全くそんなものとは知らずに行きましたわ。だもんで本当に券売ってもらえるのか、お金どうやって返してくれるのか心配であった。

で、オープニングセレモニー(家帰ってからYouTubeで観た)に出てきた西洋人のお兄さんたちに、「今連絡とってますので少々お待ちください」とか言われて、結構スリリングだったんだけど、なんとか「あと一枚でした!」で買えました。カード決済で、返金は大入り袋に入れて現金で戻ってきたので、「券取ってもらったうえにお金もくれるの?ありがとう」とか謎の感動がありました。いや、あとでカード決済ありますから。記念のチケットホルダーとかうちわとかティッシュとかシールとかもらいました。

なんか図らずも?人柱感が凄いんだけど、安心して下さい。こんな私でも買えましたよ。よくわかんないけど。ちなみに「フィデリオ」の感想は後程。

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2019年8月28日 (水曜日)

IKEA に行けや(カーテン作ろう)

会社が移転して家から随分遠くなってしまった。まあ、毎日早起きしなければならないし悪いことばかりなのだが、ちょっとだけいいこともある。通勤長い分行動範囲が広くなったわけで、千葉に引っ越したから南船橋のIKEAが近いのかなと思ったら、意外や意外埼玉県のIKEAが近いということがわかったので、今日行ってみた。まあ、会社からは近いけどうちからはやっぱり遠い。でもほとんど定期券が使えるので、往復300円ちょいで行けるのだ。しかも埼玉IKEAは駅から近いぜ。

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有給休暇を取って行ったのに、まだまだ学生は夏休みなのでそこそこお客さんはいた。土日はもっと混んでいるのかな。まあ、IKEA行くの久しぶりだけど以前何回も行ってるからそんなに珍しくもない。1番の目的は、部屋のカーテンの材料を買いに行くこと。部屋のカーテンは一人暮らしを始めたときに買ったので、随分と古くなってしまった。目黒のオシャレ家具屋さんで特注したので結構高かったんでなかなか買い替えなかったんだけどね。

お金がないので、、、、あと家具屋さんで注文したときは私は裁縫全くダメだったのでカーテン手作りするなんて何それSFかなみたいな感じだったんだけど、今はスーツもジャンパーも縫えるくらいなのでカーテンなんて全然大丈夫である。

IKEAでの布地の買い方は過去記事を参照のこと。

過去記事:IKEAのファブリックコーナーはかなりヤバイ

ファブリックコーナーはあんまり種類がなかったが(神奈川のほうがいっぱいあったかな)、布の上下があまりないもの、白くないもの(汚れるので)、子供っぽくもなくなおかつそこそこ可愛いもの、など色々と条件を満たしたFIODENDRONという布にした。ダブル幅1メートル999円のものを4メートル購入。色は地味だが鳥さんが可愛い。

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まあ、IKEAでカーテン作るのは、でかい布を扱う大変さを除けばそんなに大変なことでもない。なんでかというと、IKEAにはカーテンの金具をつける用の太いテープと、それに合わせた金具が売っており、ちゃんと計って縫い付ければまあ2~3時間もあれば(裁縫に慣れてれば)立派なカーテンが作れるのである。ミシン持ってなくてもアイロンで付ける裾上げテープ的なものも売ってるから工作気分で作れるかも?

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午前中出かけて、午後帰ってざくざく切ってがーがー縫って夜にはもうできてしまった。仕事早いなあ私。

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ただ、布を買い過ぎてしまい(3メートルで十分だった)、まあ余ったのは枕カバーとかカバンとか作れるかなとは思うものの、金具やカーテンに縫い付けるテープも予備に買ってしまったのでどうしよう。カーテンそんなに沢山つくるものでないしなあ。カーテン屋にでもなろうかなあ。

いつものことながらIKEAに行くと余計なものを買いすぎてしまい(最近また料理熱が凄くてね~調理器具が・・・)、あの青い買い物袋を買わなくていいようにお買い物バッグも持って行ったのだけど、入りきらなくてまた青バッグ買ってしまった。あれ、IKEAに行く以外使い道ないんだよね。また行けばいいか。あと、IKEAってレストラン結構高いよね。たまにはスウェーデン名物リンゴンベリージャム添え肉団子でも食べようかなと思ったけど・・・またいつものようにホットドッグセット食べて帰ってきた。まあ、ホットドッグ安くて美味しいんでいいけど。

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2019年8月24日 (土曜日)

劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜(初日舞台挨拶ライブビューイング)※ネタバレなし

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会社があまりにヒマなので(いつも残業60時間越えだったのに何故)、午後半休を取得。来月上映される「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のチラシを貰いたかったので、いつもの亀有の映画館へ。もしかして予告をまた上映するかもしれないし。(ヴァイオレット・・・のチラシは大変美しく、額装してもいいくらいだったが、文章が少なく絵ばっかりで内容がほぼ不明。わかるヤツだけ観に来いって感じか。テレビアニメ版は全部観たので映画も行くけどね)

昨日(8月23日)がおっさんずの映画の初日。舞台挨拶が日比谷TOHOであり、抽選はとっくに終わっているためここでの鑑賞は夜になってしまうし、大好きな日本橋TOHOも昼間の分は残り少なかったので、このところよく通う亀有で観ることに。亀有を含めて全国の主要映画館で上映後(または上映前)の出演者舞台挨拶の生中継があった。どんなもんか観たかったんで。

ドラマ放映中は夢中になって観てたし、聖地巡礼したり公式本まで買ったりしたけど、言うまでもなく私のブームは嵐のように過ぎ去るので(平均3か月)、今はそんなに熱狂的にファンでもない。田中圭氏のドラマも実は・・・最近観てない。どうも私は田中圭氏が好きというより「はるたん」が好きなのかな、と思う。

亀有の映画館は私の行った回は満員というほどでもなく、前の方は3列くらい空いていた。ここはニューファミリー層が多く集まるショッピングモールの中にあり、このような内容の映画なのに小学生を含む家族連れも何人か。ちょっとおしゃまな(死語)女子小学生が見たがって家族連れで来たのか、おっさんずの民(たみ)のママが無理やり家族連れで来たかどっちかかな。あとは夏休みの女子高生の二人連れとか、ちょっと年齢の上の女性たちの民が多数。

「民」の女性はネット等で見たところ「イベント等で初対面の民に出会ったら”わんだほう!”と挨拶すれば”わんだほう”と返してくれる」ということだったので、私は初対面の人に話しかけられるのが苦手なのでちょっとビビりながら参加。「話しかけるなオーラ」を一杯にして鑑賞。ただでさえ道を聞かれたり、駅では電車の乗り方を聞かれたりする(親切そうな)外見なので戦々恐々としていた。

映画は・・・まあ始まったばっかりなのでネタバレは避けるけど、あの懐かしいおっさんずの世界が戻ってきたようで懐かしくて胸がいっぱいになった(一年しかたってないんだけど)。「はるたん」は相変わらずの「はるたん」で、やっぱりこれは田中さんの最高の当たり役だと思った。以前より少し醒めた目で見られたので正直に感想を述べると、「(脚本のとくおさんも監督のるとーさんも)すごく頑張って作っているが、頑張りすぎ」な感じだった。日本映画の常として、TVドラマを映画化するとスケールが大きくなりすぎて「なんか、ドラマのほうがこじんまりしてていいかも」とか思ってしまう。大好きなドラマ「相棒」も映画が作成されると必ず映画館で観ているが、やっぱりそのように思う。「おっさんずラブ」というよりは「バックドラフト」とか「ターミネーター」みたいな感じ。

とは言え、このおっさんずの映画はとても面白かったし(普段映画ではそんなに笑わないがかなり笑った)、みんな楽しんで作ってる感もありなんか「別の世界にいる自分の家族」を見ているみたいな不思議な感覚だった。ただ、ドラマを見てない人が突然映画館で観て楽しめるのかなあとは思った(わかるようにはつくってある)。自分が生活に支障が出るくらいハマったからそう思うのかもだけど、やはりドラマのほうを何かネットで全部観てから観に行ったほうが数倍楽しめるのではとは思う。あの「間の絶妙さ」は他の作品では出ないし、このシリーズ独特のものである。

あと、何日か前「アメトーーク」で観たのだが「おっさんずラブ大好き芸人」のおかずクラブのオカリナさんが、この映画出演のオファーを受けたが、「おそらく映画になったら何回も映画館に通うことになるので、そこに自分が登場したら正視できないから断った」そうで、もったいないなと思いつつも、「もし自分だったら」と考えるとそれは正しいなと思った。相方のゆいPさんが代わりに出演しているが、全くの想像だけどゆいPさんのほうが役に合ってた感じはする。

舞台挨拶は「あ、こんなふうに中継するのか」というのがわかって面白かった。今回初参加の志尊淳さんが「今年、ファンの女の子のお父さんから手紙を頂いた。娘さんは亡くなってしまったけど志尊さんのことを生きる糧にして頑張ってた」みたいなことをおっしゃってて、そのあとこの役(山田ジャスティス)のオファーがきたとのことで「へえ、そんなことがあったのか」って思った。ネタバレになりそうなので詳しくは書けないけど、役柄とかぶるエピソードなためこのオファーは運命の出会いだったのかな。

あと、部長役の吉田鋼太郎さんが「この春田役は田中圭の代表作として、『男はつらいよ』の寅さんシリーズのようにシリーズ化すればよいと思う」とおっしゃっていて、たまたまだけど寅さんのお膝元の葛飾区の映画館でこれを言われたので私も運命を感じた(こじつけ?)。だってさ、この映画館て他ではやらない「男はつらいよ」の新作の予告編を毎回やるし、今回は違ったけど「上映前のご注意」は寅さんのアニメでやるんだよ。ただ・・・今の若者が「寅さん」を知っているかは微妙だけど。(こないだのコミケで「何のコスプレかわかんないけどイケてるおっさんを撮影した」とか言って寅さんのコスプレの写真をtwitterで挙げてる子がいて、「寅さん、わかんないんだ」ってショックを受けたんだった)

まだ上映始まって二日目だけど、すでに大ヒットの予感なので、「これでおしまい」にせずに何度もやってほしい。牧春の結婚式をするまでは。元「民」として生暖かく見守りたい。あと、まっしーお気に入りの学大のソフトクリーム屋を探したい(実家の近くか)。

(映画「おっさんずラブ」の主な内容を画像で表すと)

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あれほど「話しかけるなオーラ」を発していたのに、となりの女性(40代か50代か)が上映前もしきりと「話しかけたいオーラ」を発していたので恐れていると、やっぱり上映後話しかけられた。せっかく映画の余韻に浸っていたのに「あの、ちょっとお聞きしたいんですけど、あの座席の横にあるピカピカ光っているのは何なんでしょうか。私、上映中ずっと気になってしょうがなかったんですけど。何でしょうね?」などと。私は「ごめんなさい知りません」と答えたけど、あとで調べたら(いや調べなくても)暗闇で移動するお客さんのためのもののようだ。そんなの係員に聞いて下さい。

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