2022年7月 3日 (日曜日)

映画「ライトスタッフ」(午前十時の映画祭)

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前日「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をテレビで見て、ちょっと前のアメリカ映画っていいなあって思ったので同年代のこの映画を日本橋にて鑑賞。日曜なので午前中ながらなかなか席はうまっていた。1983年の映画だが、何しろ長い。193分もある。休憩ないから途中でトイレに行けない。


内容は・・・1950年のNASAによる「マーキュリー計画」の話。宇宙飛行についてはソ連のスプートニクに出し抜かれてしまい、あせりまくったアメリカ政府が選りすぐったパイロットの中から選ばれた7人(マーキュリーセブン)の、宇宙飛行への挑戦の記録である。(映画によると最初はサーファーとか曲芸師とかを宇宙飛行士にと考えてたらしい。今考えると信じられないが)

実話をもとにしているとのことなので(若干脚色もあるらしいが)、ドキュメンタリー要素半分、エンターティメント要素半分な感じである。日本での公開当時はさすがに長すぎたのか、終盤の(わりとどうでもいい)せくしーねーちゃんの月の光ダンスはカットされたようだ。

映画の中で心に残ったのは、宇宙飛行士を選ぶための色々なテストのシーン、なんか長いメスシリンダーみたいなのに息をゴム管で吹き込んで肺活量を競うとか、密室に閉じ込められて急なアクシデントに耐えられるか、とか、チンパンジーと一緒にテスト受けたりするのが面白かった。

この映画はアカデミー賞4部門を受賞したとのことで、作曲賞も獲得している。実は「午前十時」で上映されるまでこの映画をあんまり知らなかったんだけど、音楽だけはしょっちゅうテレビ番組でBGMでかかってたので知っていた。しかし、なんか「チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を微妙に改変したやつなのかな」とか思ってたので、これがまさか普通に映画音楽でしかもアカデミー賞とってるなんて意外だった。だってさサビの部分だけだけどそっくりじゃん。あと、紆余曲折して失敗に失敗を重ねてやっと宇宙飛行に成功したというのに、その時だけなぜかホルストの「惑星」を使用していたのが何だかなあ・・・と思った。いやここが一番の見せ場で作曲家の腕の見せ所じゃないのか!!って思った、監督の指定なのかもだけど。


ちょっと前にNHKの「映像の世紀」で「宇宙への挑戦」みたいなのを見た気がするので、興味深く観ることができた。若干古い映画なのでもちろんアマゾンプライム他でも見られるんだろうとは思うけど、こういう宇宙ものはやっぱり映画館の大きなスクリーンでいい音で鑑賞すると全然違うもんだと思った。(今月「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も大画面で見る予定なのでそれも楽しみ)

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ふと思い出しのだが、前にちゃんと映画館で見たクリント・イーストウッドの「スペースカウボーイ」が改めて見たいなって思った。あれは完全にフィクションだけど。

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2022年6月25日 (土曜日)

ポーランド音楽の100年<1925~1927>

このシリーズ、やっと再開。誰も待ってないし読んでもないかもだけど、主に自分のためにやってます。翻訳があんまりうまくいってなくて読みにくくてすいません。なんとなく想像して補完して下さい。

CD4

1. 1925年
アレクサンデル・タンスマン:ピアノ協奏曲第1番
ヴァルデマル・マリツキ(P) アンドレイ・ボレイコ指揮 カトヴィツェ・ポーランド放送SO

(解説書より)
タンスマンは裕福なユダヤ人の家庭に生まれた。1915年に彼はワルシャワ大学で法と哲学を学び、ピョートル・ライデルの元で和声と対位法を学び、ヘンリク・メルサーに作曲を学んだ。その後パリに渡り、フランスの芸術コミュニティと交流する。モーリス・ラヴェルとの友情からサロンや出版社に紹介された。1920年代から30年代には著名なピアニストとして数多くのコンサートに出演し国際的ツアーをし、前例にないほどの成功を収めた。1938年、タンスマンはフランス市民権を得た。
が、彼はユダヤ人であったため、1941年にチャップリンの助けを得てアメリカに亡命、1946年にはフランスに戻り死ぬまでフランスで生活した。
タンスマンの作品は新古典主義と美的に適合し、とくに1960年以降に書かれた彼の音楽の独特の和音の構造は「タンスマン和音」と呼ばれていた。
このピアノ協奏曲第1番はセルゲイ・クーセヴィツキーの依頼で書かれ、パリ・オペラ座で作曲者のソロで初演され大成功を収めた。

(追加)
軽妙洒脱、和音と不協和音が程よく融合されて当時のフランスやロシアでもてはやされそうな感じ・・・ラヴェル+プロコフィエフ+ストラヴィンスキーといった作風かと。1933年の来日時には(来日してるんですよタンスマン!)新交響楽団と共演、自作のピアノ協奏曲2番を演奏してラジオ放送されたそう。チャップリンに献呈された2番のほうが有名なのかな。

2. 1926年
シマノフスキ:スターバト・マーテル Op.53
2.アレクサンドラ・クジャク(S) アグニェシュカ・レーリス(Ms) アルトゥル・ルチキンスキ(Br) ヤツェク・カスプシク指揮 ワルシャワPO&cho

(解説書より)
この「スターバト・マーテル」を作曲するきっかけとなったのは、パリの芸術のパトロンであるエドモンド・ド・ポリニャック王女(ウィナレッタ・ シンガー)によるオラトリオ の作曲依頼だった。シマノフスキはヤロスワフ・ イワシュキエヴィチに彼とのコラボレーションを呼びかけ、「農民のレクイエム」というタイトルと内容の概要を提案した。だがレクイエムの作曲は、妹の娘の悲劇的な死によって中断された。その直後、ワルシャワの起業家であり、亡くなった妻のイザベラを記念したいと考えていた芸術のパトロンであるブロニスワフ・ クリストールからの依頼が来た。テキストはヨゼフ・ヤンコフスキによるポーランド語訳による。 シマノフスキーは次のように説明し ている。
「 私が努力していたことは内なる実験であり、同時に魂の秘めたる生活の中で最も無形である何かに強力で簡潔な形を与えることでした」

全体は、いわば2組の 3つのムーブメントの章で構成されており、無伴奏の合唱が2番目の章を展開している。 このフレームワークでは、中央の劇的な楽章は、周囲の瞑想的な動きとの瞬間的なコントラストを表している( シマノフスキ「賛美歌の本質的な内容は、その外部の『ドラマ主義』よりもはるかに深いです 。 したがって、その前に沈黙と集中を維持しなければなりません!」)。

3. 1927年
スタニスワフ・ヴィエホヴィチ(1893-1963):ホップ ~ シンフォニー・オーケストラの為の婚礼の踊り
ウカシュ・ボロヴィチ指揮 カトヴィツェ・ポーランドRSO

(解説書より)
スタニスワフ・ヴィエホヴィチは、クラクフの音楽協会音楽院、ヘラーアウ(ドレスデン近郊)のエミール・ジャック・ダルクローゼ研究所、 ペトログラードのロシア帝国音楽院で学んだ。1921年、彼はポズナンに引っ越し、 州立アカデミーと音楽学校で働き、他のアンサンブルの中でも特にエコー男声合唱団を率い、同時にポーランドの歌手サークルの芸術監督を務めた( 彼のイニシアチブでポズナン・オラトリオ協会に発展した)。彼 の活動の中心は、ジャーナリズムと音楽批評であった。1926年から27年にかけて、彼はパリのスコラ・カントルムで教育を続けた。彼はパリの若い ポーランド人音楽家協会の創設メンバー兼副会長であった。1945年、クラクフの州立音楽学校に所属し、亡くなるまで作曲科の教授を務めた。 彼 はまた、学長および複数の学部長に任命された( 教育部、音楽教育学および声楽、器楽、指揮)。 ヴィエホヴィチの作品は、大部分が合唱曲で構成されている。彼の管弦楽の作品の中で、最も頻繁に演奏されるのはこの「ホップ」と、「大管弦楽のための旧市街協奏曲」(1954年)である。

この「ホップ」という楽曲は、おそらく"Oczepiny"(花嫁の除幕式)と題された計画された組曲の最後の楽章を表すことになっていたようだ。この曲の特定の典型的な振付け要素、特に繰り返しは、それがストラヴィンスキーの楽曲「結婚」へオマージュであるかどうかは不明である。しかし、それは偶然の一致であるとは考えにくい。この作品は、ポーランドのほぼすべての地域でさまざまなバージョンで知られている古語( ペンタトニック- 5 音階に基づく)の歌に基づいて作られている。
Karol Stromenger は、ワルシャワフィルハーモニーホールでのコンサートの後にこう述べた。「ポリリズム効果のある粗野なダンスバーレスクで、生き生きと力強い。」

指揮者グジェゴシュ・ フィテルベルクの熱意のおかげで、この「ホップ」はすぐに人気を 博した。 ポズナンでの世界初演(1929年)の後、ワルシャワ(1929 年)、ザグレブ(1931 年)、 ルクセンブルグ、 ブリュッセル、 ウィーン(1936 年)、 ブエノスアイレス(1937年)、 パリ(1937年)、アテネ(1938)、 ニューヨーク(1939)、 モントリオール(1943)で上演された。 

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映画「東京オリンピック SIDE:A & B」

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昨日(月イチの有休)SIDE:Aの上映がもう終わりそうなので、慌てて鑑賞。近場の品川で見ようかと思ったら、もうレイトショーでしかやってなく、終電にも間に合わない感じだったので日本橋で。金曜日・平日の午前中で3人くらいしか観客はいなかった。正直、Aだけ見て帰るつもりだったのだが、終わった後20分後に同じ映画館で上映されるとのことで、慌ててBも券を買いに行った次第。お昼は高っかいホットドックを館内で買い食べた。

東京2020と同じように色々なトラブル(主に監督に)に見舞われ評判の悪いこの映画。実は私はカンヌ映画祭で常連になるような(日本の)監督は好きではないようで(何故かなあ?)、河瀬直美監督の映画はあまりちゃんと見たことない。是枝監督の映画も実は苦手・・・。だけど映画館で観に行くほどオリンピック映画が好きなので、行かなきゃならんと思った。

映画は藤井風さんの鼻歌?の君が代で始まる。全体的に音楽は少なく、ナレーションは基本的になし。関係者と選手と一般国民のインタビュー映像と競技の映像で綴られる。インタビュー映像の顔面が超ドアップで、前の方に座るとものすごく辛い。某柔道監督の顔のシミの一つ一つがよおおく見えるし、大会責任者(交代前)のシワの一つ一つが(見たくないのに)良く見える。気分が悪くなる。観に行く方は後ろの方の席を選ぶがよろし。

AとBを同じ日に観てしまったために、どっちがどっちかもうわからなくなっている(なので混じってたらごめんなさ~い)。SIDE:Aは競技そのものの映像が主で、Bは大会関係者やそれを取り巻く日本の人々の反応やコロナに立ち向かう医療関係の方々・患者さんなどの映像が主である。SIDE:Aはとても明るい気分で観ることができた。日本人大活躍のスケボーやソフトボールなどの競技のほかに、難民の選手や乳飲み子をかかえたママさん選手(だんなさんが育休取ったのかな、一緒に来日して赤ちゃんの世話をしている)、出場が決まってたのに出産のため(当然のように)出場を諦めて応援に回る日本人バスケ選手の姿などが映し出される。赤ちゃんがいても来日し競技をし、競技の合間にお乳をあげる外国人選手の姿は、なんだかパワフルで圧倒された(そういう選手は1人でなく2人ほど撮影されている。もっといたかも?)。あと、アメリカの黒人の選手のメイクもすごく個性的で、カールしたつけまつげに鉛筆を何本も載せてみたいな、と思った。

最後にエンドロールとともに流される藤井風さんの歌が深く印象に残る。

SIDE:Aが意外と良かったので、SIDE:Bも続けて観たものの、少なくとも我々日本人にとってはかなり辛い内容であった。これは監督のせいじゃなくて、忘れていた現実を思い出したから。閉会式での大竹しのぶさんと子供たちのあの歌声が流れ、悪夢の閉会式を思い出されたし(大竹さんは好きな女優さんですが)、あの何年も前から何百回もみた「トキオ~」の映像が「日本人は何て貧乏くじを引かされたものか」と悪い記憶がよみがえったり。当初の企画段階の開会式・閉会式の担当者の人々、MIKIKOさんや椎名林檎さん、野村萬斎さんのにこやかな表情を見て、胸がいたくなった。そして途中で勝ち誇ったような顔でインタビューに答える佐々木宏さんを見て「ああ、もし違う人だったら・・・」などと思ったりもした。

あと、思い出したくないのが陸上男子リレーのバトンパス失敗は・・・すっかり忘れてたのにまた「ああ・・・」となってしまった。リアルを残さなければならないのは仕方ないけど、あれは選手も関係者も悪夢だったろうし、映像に残して欲しくなかっただろうな。あと、(今も終わってないけど)コロナ関係の映像は「あの頃はあんなに大変だったんだなあ」と今見るとちょっと身震いした。

というように、SIDE:Bは観るのにちょっと覚悟が必要かも。観た後結構へこんでしまった。おまけにSIDE:Aで素晴らしかった藤井風さんの音楽はBではぜんぜん出てこない。最後の歌も誰が歌ってたんだろう。エンドロール追ったけどだれかわからなかった。もしかしてもう歌が間に合わなくて監督が自分で歌ってんのかとか思ったり。しんどい。

せめて、食堂の食べ物を美味しいと喜ぶ外国人選手の映像があったりしたらちょっとは救われるかなあ?と思った。

 

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2022年6月24日 (金曜日)

よしもとお笑いライブ 目黒パーシモンホール

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お笑い好きながらライブで観るのは初めて。なのでとても楽しみにしていた。

よしもとのライブは何年か前に所沢ミューズで行われるというチラシを見てたいそう行きたかったのだが、平日で遠かったので諦めた。今回友人を誘って行こうと思ってネットで券を取ろうと思ったらすでに売り切れ。悲しみに暮れていたが、少したってまた見たら戻りの席が若干出ていたのですかさずゲット。しかしあんまりいい席ではなく、2階席のうしろのほう。


所沢と同様、目黒パーシモンも「どっちかっつーとクラシックのコンサート向けホール」なので、お笑いを見るのはちょっと違和感があった。しかも目黒なので芸人さんたちは目黒の地元ネタを盛り込んだりしていたが、目黒なんて都心だし地方ではないので別に観客は目黒区民ばっかりではない。なので地元ネタはそんなに受けないのである。残念。

吉本興行は芸人さん達がコロナに感染するのをよくニュースで報道されているので、かなり気を遣っているいるようで、書類を書いたり検温したりなかなか中に入れず。公演後も観客の退場はかなり厳格に分けられており、例えば私が普段行くようなクラシックのコンサートなど、アナウンスなど無視して出て行ってしまう人は多々いるけれど、今回はアナウンス通りに退場しないとめっちゃ怒られそうな雰囲気だった。

さて、開演前の前座はサンタモニカ。お笑いには結構詳しいと思ってたが(今回の出演者は全員知ってたしネタもテレビで見たことがある)、申し訳ないが知らない芸人さん。かなり頑張っていたしなかなか受けてた。っていうか観客がすごく暖かかったので(全体的に白けた雰囲気は皆無だった・・・まあお客さんはお金を払って笑いに来ているわけだから当たり前だが)なかなかお笑いのライブっていいもんだなって思ったりした。

出演者のネタ中は撮影禁止だったが、前座の人はがんがん撮っていいしSNSにあげてもよいとのことだったので載せちゃう。遠いのでちっちゃくしか撮れなかったけど。

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(出演順)
・インディアンス
実はファンで、楽しみにしていた芸人さん。とくにひまわりの花をいつも胸につけている田淵さんの落ち着きのなさ、うるさ具合は賞賛に値する。普段もあんななのかなあ(結婚とかした落ち着かなそう)。相方のきむさんにお子さんが生まれたそうで、赤ちゃんネタ?だった。田淵さんがネタ終わりにするポーズが好き。

・男性ブランコ
インディアンスのやかましネタのあとに突然暗そうな(自称、国語の先生と数学の先生?が文化祭で漫才披露するみたいな感じ)メガネのコンビ。昨年のキングオブコントで準優勝したので存在を知ったんだが、その時の「ボトルメール」ってネタが大好きで、いまだに録画をたまに見返したりする。平井さん(立ち位置は右)が女装して千原ジュニアみたいな関西弁で「来てくれたんや~」って言うのが好き。今回のネタは「こんな焼肉屋さんになりたい」などという内容だった。すごく焼肉食べたくなった。

・うるとらブギーズ
こちらもキングオブコントで知ったコンビ。そのときのネタは「迷子センター」だったのを覚えている。今回は不良と教師のネタで、不良の将来の夢がハンバーガー屋さん、という内容。焼きりんごが入ったハンバーガー、というのが出てきたのだが、意外と美味しいかもなあと。今度はハンバーガー食べたくなった。

・とろサーモン
狂気の漫才で知られる?コンビ。「最近のテレビはおもんない」という(テレビでは絶対言えない)内容。メガネかけてるほうの久保田さんはテレビでは全く意識しなかったが、頭頂部が結構行っているんだなあと(本人も言っていたが)。某北朝〇の大統領?みたいだった。

・すゑひろがりず
狂言ネタでお馴染み(そうでもないのか?)。鼓を打ちながら登場するが、あんなに鼓って奇麗に音が出るものではないだろうにといつも感心する。今回は狂言というよりはタケノコニョッキゲームなるもののネタだったが、そういうのはやっているのかな? YouTubeでの狂言風ドラゴンボールは面白かったな。

・バイク川崎バイク
ずいぶん昔にテレビで見たことがあり、外見と芸風がぜんぜん変わってないのに驚愕した。42歳だというのは驚き。左半身でアルファベットの「BKB」の振りをするのが主な持ちネタだが(というかそれしかない印象)、私たちの前の席の若者たちがドッカンドッカン受けてたので「ファンなのかな」って嬉しく思った。あれだけのネタなのに何故か面白かった。ところでBKBさんというと、最近放送されたフジテレビの「世にも奇妙な物語」の最後の話「電話をしているふり」の原作者である。

・ミキ
兄弟のコンビ。弟さんのほうが「ライオンキング」のミーアキャットの声を当てていたのがうまかったなあというのを思い出した。ネタは、お兄さんのほうのお嫁さんの血液型がB型なので、ゴリラがもれなくB型だということでもしかして嫁はゴリラなのでは?、という内容である。

・トレンディエンジェル
今回のホールがコンサートホールみたいなので(小型のサントリーホールみたいな感じ)、第九を振る指揮者、みたいなネタだった。斎藤さんがイントロクイズと称して色々歌を歌ってくれたので楽しかった。ナマ「斎藤さんだぞ」も聞けて嬉しかった。本人たちがネタにしているので言っても失礼はないと思うけど「ほんとに・・・ハゲてんだなあ」と思った。

・中川家
鉄板の駅員ネタ、おばさんネタを見られて嬉しかった。お兄さんの剛さんが何度も「碑文谷ダイエー」に拘っており何回も話題に出すので、幼少から碑文谷ダイエーに通ってた地元人間としては大変嬉しかったが、そんなに受けてない印象。碑文谷ダイエーは現在はつぶれてしまって今はイオンになっている模様(イオンになってから行った事ないけど)。

ところで、中川家のネタも後半に差し掛かった頃、客席にちょっとしたハプニングが(コロナ対策のために一番前の席は空席にしてあるはずが、3~4人?のお客さんが座っていたので係員の人に連れられて退場)。それを中川家がいじって笑いに変えてたのが一番面白かった。しかし券は買ってなかったのかな?みんなすごく不思議がってた。もしかしてしこみなのかと思ったり。以前、中川家が所沢での同様の催しで赤ちゃんがギャン泣きしてて、それを怒るどころか好意的に笑いに変えていたという話だったので、こういうのもライブならではだな、と思った。

沢山笑って友人ともども楽しかった。笑うと健康にいいし、免疫力もUPしていいと思う。また行きたいな。次は見取り図か空気階段が見れるといいな・・・女装のうまい芸人さんが好きなんで。

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2022年6月 8日 (水曜日)

資生堂チャリティーコンサート MUSIC for PEACE

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(6月7日 サントリーホール)

課長から「クラッシックに興味のある人早いもの勝ち!」というメールがきて、「は~い」と手を上げてゲットしたコンサート。いやこれは私しかいないっしょ。資生堂さん主催のウクライナからの避難民に向けたチャリティーコンサート。ウチの会社は資生堂さんは大得意先なんで、賛同していくらか寄付して券が回ってきたのであろう。こんなコンサートだもんで、行ってみるといつものサントリーホールの観客とはすごく違ってて、何かのセミナーとかちょっとした株主総会のようだった。しかしマナーはいいとは言えず、休憩時間にサントリーの係員のおねいさんたちがどんなに「おしゃべりしないで」のカードを捧げて歩いても、べちゃくちゃおしゃべり。

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貰った券は1階席の前から11番目という、大変よい席。しかし、私のとなりのとなりのとなりくらいに『心の声が口にでちゃうタイプ』のおそらく重役クラスのおっちゃんがいて、資生堂の魚谷社長の心のこもったご挨拶に「こんな話いらねえんだよ早く始めろよ!」と発言していたので、私は『もしかしてウチの会社の人だったらどうしようはずかしい』とか思った。しかし、同じ会社の人と思われる周囲の女性たちの話を聞くと、どうも違う会社のようでホッとした。


私は比較的チャリティーコンサートに行く人なので(お金を払ってまで行く)、慣れっこなのだがわりといろんな人がご出演。司会はTBSの皆川アナウンサーで可愛かった。最初に登場した演奏家は仲道さん。彼女のチャリティーご出演を見たのは2度目である。前は何故かキムタクのご令嬢のフルート演奏を聴くという貴重なコンサートだった。お話しを交えた仲道さんの演奏はやはり素晴らしく、私の好きな曲ばっかりだったのでとても嬉しかった。続いて成田達輝さんのバッハの無伴奏のシャコンヌ。ストラディバリウスの響きはやっぱり素晴らしく、これ聴けただけでもいいかなって思うくらい。

休憩をはさんで。メインの出演者、ウクライナからいらっしゃった(というか命からがら避難されてきた?)オクサーナ・ステパニュックさんとデニス・ビシュニャさんのオンステージ。ステパニュックさんは昨年藤原歌劇団の「ボエーム」の舞台でムゼッタを歌われるのを見聞きした。その時はウクライナ人だなんてとくに意識してなかったし、コロナ禍だったものの戦争のせの字もなかった。清楚で素晴らしいムゼッタを聴かせて頂いたが、まさかこんな形でまたお会いするとは。ボエームの時は「このご時世で来日して下さってありがたいな」とか思ったけど、そもそも藤原歌劇団の一員らしい。

もちろんヴィオレッタだのジルダだのヴェルディの諸役のアリアも素晴らしかったけれど、何と言っても自ら弾くウクライナの民族楽器のバンドゥーラの演奏と歌唱が本当に素晴らしかった。いやほんと素敵。コロラチュラ・ソプラノは夜鳴きうぐいすそのもの。

もう一人のウクライナ人のバス歌手、ビシュニャさんは「タラス・ブーリバ」みたいな衣装で登場。ヘンデルの「オンブラ・マイフ」を凄いバスの美声で歌唱。いやもうショパンにバッハにヘンデル、もう私の好きな作曲家ばかりで嬉しい。しかし、そもそもタラス・ブーリバってウクライナの話なんだね(知らんかった)。しかし、歌われたのはヤナーチェクじゃなくてミコラ・リセンコってウクライナの作曲家の歌劇「タラス・ブリバ」のアリア。いやあ、こういうのがいいのだよ、知らない作曲家の知らない曲を聴くのがいいの。ビシュニャさんは何度か日本で公演されてその縁で?ご家族ともども日本に避難されてきたという。平和な日本に縁があって本当によかった。

私の近隣にいたあのうるさい重役風のおっさんはウクライナ人の歌唱が終わってそそくさと退散。最後は闘魂・・・じゃなくてお馴染み東混さんの素晴らしい歌唱。いや、ちゃんと最後までいようよ。日本の素晴らしい歌の数々。どれも編曲が変わっていて素晴らしかった。「上を向いて歩こう」はこういう時に聞くと本当に心に沁みるね。三善晃編曲の夕焼け小焼けも素晴らしかった。最後は出演者全員の「ふるさと」。ウクライナの歌手さんたちもちゃんと日本語で歌唱。っていうかちゃんと日本語しゃべれるのすごい。

こんな盛りだくさんのコンサート、タダで聴くの悪いなあって思ったので帰りにいくばくか寄付しようと思ったけど、だれも寄付しないので恥ずかしくてとっとと出てきてしまった。まあ、ウクライナにはまあまあ寄付しているのでいいかなって思った(すいません)。

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2022年5月29日 (日曜日)

アリス=紗良・オット ピアノリサイタル(所沢ミューズ)

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話題のリサイタル。明日のサントリーホールで彼女の日本ツアーは終わりだそう。東京人なのにサントリーじゃなくて何で所沢まで行ったのかというと、言うまでもなく券が安いからである。サントリーは1万円するが所沢はS席でも5000円。私はB席(4500円)をちょっと前にとった。所沢までは1時間ちょっとかかるけど、交通費は往復で千円くらいなんで。駅からちょっと歩くけど・・・。

駅のスーパーでいつものようにさやま茶のペットボトルを購入。狭山茶のちょっといい方のお茶っ葉も買った。狭山茶、あんまり苦くないし甘いので大好き。実は近所でも狭山茶の新茶が出てたので買って飲んでるんだけど、本場のほうが美味しいかもって思って(値段は一緒だが)。

さて皿夫。私はナマで彼女の演奏を聴くのは初めてである。「わっ24の前奏曲やるんだ行こうかな」って思って券取ったけど、なんかいろいろ普通ではない。ショパンの24の前奏曲の合間に彼女がチョイスした現代の曲を挟んで、しかもデミレルって人(建築家)の各曲に合わせたビデオ・インスタレーション付である。同じ曲目のCDはすでに売られており(未聴)、同様のリサイタルはロンドンを皮切りに世界中で行われているとのこと。

正直、「24の前奏曲だけ純粋に聴きたい」などとも思ったが、今回の出し物はリサイタル・・・というよりパフォーマンスであるよう。ショパンの24の前奏曲は、昨年ショパン・コンクールにて小林愛実さんが見事な演奏をしたが、その時は(私は)「前奏曲集というより彼女の生きざまのよう」と思ったが、アリスさんはショパンの曲をもっともっと拡大して本当に彼女の人生そのもの(Echoes Of Lifeという題名だからね)を表現しているのだ。

アリスさんはいつものように『はだし』で登場。ボブヘアに青いジャケットのパンツスーツが素敵である。マイクが用意されていて聴衆に向かって椅子に足を組んで座り、気さくな感じで解説を始めた。すべてが彼女の考え抜かれたパフォーマンスなのかな。

場内が暗くなって演奏が始まる。彼女の親友でよく共演するフランチェスコ・トリスターノの曲。この一連のパフォーマンスのために作曲してもらったそう。映像は幻想的な曲に合わせて宇宙の星々。彼女の(ピアニストとしての)誕生を表しているのかな。それに続く、ショパンの(よく知ってる)曲たちは、今まで聞いたこともないくらい透明で美しい。きらきらしている。なんか格が違うって思った(←何と比べてというわけではないが)。映像はそのあと窓?のような四角いものから、建物がだんだん形作られてきて、図書館?の巨大なもの・・・と移り変わる。ピアニストとしての彼女の形成を表しているのかな?

途中途中の曲の感想を書いていくときりがないので省略するが、とくに印象に残ったのはペルトの「アリーナのために」。この曲はこないだセルゲイ・ババヤンのリサイタルの時に選曲されていたにも関わらず「こんな世界情勢でこの曲は弾けない」などと却下されたものである。だもんで、聴けて嬉しかったが・・・この曲のときだけ映像がなくなった。真っ暗な中で演奏。前もって入口で渡されたプログラムの解説を読んでいたのだが、この曲は彼女の「多発性硬化症」発症・医者からの宣告を表現しているそう。とても暗く、奈落の底に突き落とされたような感じの曲だ。

私は(全然違うけど)かなり前にある病気を患って、医者に病気を宣告されたときのことを思い出した。まさに・・・こんな感じだった(演奏を聴いてちょっと泣きそうになった・・・まあ、私は手術の結果は悪性のものじゃなかったから全然生きてるけどね)。アリスさんの病気のニュースは、とくにファンでもなかった私でも相当ショックだったし、「ジャクリーヌ・デュ・プレみたいになっちゃうの?演奏できなくなっちゃうの?」と心配になった。でもまあ、今はもっと医学も進歩しているし・・・。それに彼女のハキハキとした話し方や圧倒的なピアノ演奏を聴いて病気の影などみじんもなかった。しかし完治したわけではなく、無症状なだけだとのこと。

24の前奏曲が終わって、最後はモーツァルトのレクイエムのラクリモーサを元にアリスさんが編曲したもの。絶望的に終わるショパンから、もっとオープンで無限なエピローグをつけたかったからだそう。映像も最初の宇宙の星々に戻り、人は星から生まれ、最後は星に帰る、ってな感じかな。ウルトラマンかっ。

アンコールはサティのグノシエンヌ1番。いろいろな面でトータルしてとても新しい、美しき彼女ならではのステキなパフォーマンスであった。

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昨日は、友人と横浜まで行ってソフィア・ローレンの映画「ひまわり」を見た。「ひまわり」はほんの小さいときにテレビで見たんだけど、正直あんまり覚えてなくて(一面のひまわり畑とロシア女性がマストロヤンニをずりずり引っ張っているところしか覚えてない)。私も友人もものすごく感動するんだろう、とかハンカチどこじゃなくてタオルがいるかな、とか思ったが、私も友人もさっぱり泣けなくて。なんかソフィア・ローレンがあまりに激しすぎて、「イタリア女ってあんなに怖いの?やっぱり日本人と違うね」などという感想であった。私は子供の頃にテレビで見たオペラ「カバレリア・ルスティカーナ」と「道化師」を思い出した。いや、いい映画でしたけど。こんな重い内容なのに最初のほうはクスっと笑える感じもあり、いろんな意味でイタリアっぽい。

せっかくの横浜なのに、友人が中華じゃなくてイタリアンな気分とのことだったので・・・何故かタコスを食べた。横浜イコール中華ってしか頭になかったので、今日は帰りに崎陽軒のシュウマイ弁当買って帰った。ちょっと気が済んだ。タコスはとても美味しかったです。

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2022年5月27日 (金曜日)

映画「シン・ウルトラマン」

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有休休暇を取得。友人もたまたま同じ日に有休を取ってたので一緒に横浜で遊ぶ約束をしていたが、神奈川方面は豪雨。東京も結構ひどい雨だったので雨天順延。はて、有休をどうしようと思ったけど、行きたい美術展などない。で、「シン・ウルトラマン」を観に行くことに。

どちらかというと、私は(多くのウルトラおたくと同じように・・・ってわたしはウルトラおたくではないですが)ウルトラマンよりもウルトラセブン派である。ウルトラセブンは何より主題歌が素晴らしい。わたくし的にはR・シュトラウスのアルプス交響曲+英雄の生涯+マーラーの千人の交響曲みたいな曲風だと思う。「英雄の調」と言われる変ホ長調であることも注目に値する。

さて。シン・ウルトラマンの映画を観る前に、数多くの日本映画の予告を見させられたが、シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンに続きシン・仮面ライダーも作られているようだ。実は私は元おんなのこであるので、仮面ライダーはとくに見た覚えはなかった。(なら、ウルトラセブンは何で見てたんだろう。ミラーマンも見てたけど)

シン・ウルトラマンは現代の話になるので、パソコンもあればスマホも登場する。YouTubeもある。そうだよねえ。だもんで、ウルトラマンの正体はすぐばれるし、変身シーンの映像もすぐに世界中に拡散されてしまう。そうね、なるほどね的な。

ま、色々考えさせられながら映画を観ていたが・・・印象に残ったのは俳優さんの顔面のドアップのシーンが多くて。お奇麗な女優さんはまだいいとして(長澤まさみさんはでっかくなっても奇麗だ。)。大スクリーンで見ると男性の俳優さんはシワやシミがクローズアップされててかなり残酷だなあと思った。

しかし、主役である「サンシャイン斎藤工」さんはそんなことはない。どんなにドアップになっても美しい。さすがは超絶怒涛のセクシー俳優である。セクシーを愛しセクシーに愛された男である。もうなんか斎藤工さんをこころゆくまで鑑賞する映画だ。ついでに言うと(あんまり出てこないけど)竹ノ内豊さんもかっこいい。

たぶんもう一回映画館で観ることはないだろうけど、わたくし的には「シン・ゴジラ」よりはぜんぜん面白かった。ウルトラマン世代の大人も現代の子供も安心して楽しめる内容となっている。そしてテレビで見るウルトラマンと怪獣よりも、映画のスクリーンで見るとすごくでっかく見えた。「何故日本だけに怪獣が現れるのか?」という疑問が映画でも語られていたが、アメリカの映画だったらアメリカにばっかり宇宙人が攻めてきたりするやん、それと一緒だよ。

ありがたいことにハッピーエンドのようだった。そして最後に流れる米津さんの歌もよい。途中になぜ五木さんの歌が?と思ったり(「日本沈没」の挿入歌らしい)。いろいろなこだわりが見られて、マニアは何回も観るのだろうな。

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