2017年12月 9日 (土曜日)

エマール

先日行かせて頂いた(ホントに行かせて頂いた感が強い)アッシジの演奏から暫くメシアン以外受け付けなくなってたので(今はそんなでもない)、当然ピエール=ロラン・エマールの「幼子イエスなんちゃら」のコンサートも行こうかなと思ったのだけど、時節柄残業で行けず。
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仕方ないので、薬局でおしゃれ着洗いのエマールを買って着古したセーターを洗ったりなどしました。いい匂いです。
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エマールさんがエマールを手にしてる写真や動画を見るたび、どうして無理してでも行かなかったのか・・・と後悔の念。メシアン中毒性がある。
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2017年12月 3日 (日曜日)

ソビエト時代のものづくり展

お買い物がてら行ってきた。2日間しかやってないのであまり宣伝もせず。昨日の夜はテルミンの演奏会をしていたらしいが、知らなかったしそもそも出勤してたし。なんせこういうのをしているのを知ったのが昨夜だったので。大変残念だ。
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ソビエト製(ロシア製?)のカワイイアンティーク小物たちは、販売もしていた(撮影可)。展覧会場の奥は入場料払って入り、撮影不可。ソビエト製の電化製品(掃除機とかオープンリールのプレイヤーとかロシア文字のゲームウォッチとか)とか、日用品やマッチ箱ラベルなど。かなりマニアック。クラヲタ的には何もそれ関係はなかったけど(残念)。係の人とちょっとお話しした(重症なロシアオタクは周りに存在することをお伝え)。
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お土産ものも結構販売してた。ロシアのお茶とかかわいい包み紙のチョコとか絵葉書とか。ここはぐっと我慢して食べ物は買わず。ロシア・アヴァンギャルドのポスターをトリミングしたお土産用のトランプが可愛かったし、54枚全部絵柄が違い見て(ニヤニヤと)楽しめそうなので購入。だが、新品で封を開けるのがもったいない。1200円なり。
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2017年11月26日 (日曜日)

メシアン「アッシジの聖フランチェスコ」カンブルラン/読響

Assiji3posterメシアン:歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」 (演奏会形式/全曲日本初演)

天使=エメーケ・バラート(ソプラノ)
聖フランチェスコ=ヴァンサン・ル・テクシエ(バリトン)
重い皮膚病を患う人=ペーター・ブロンダー(テノール)
兄弟レオーネ=フィリップ・アディス(バリトン)
兄弟マッセオ=エド・ライオン(テノール)
兄弟エリア=ジャン=ノエル・ブリアン(テノール)
兄弟ベルナルド=妻屋秀和(バス)
兄弟シルヴェストロ=ジョン・ハオ(バス)
兄弟ルフィーノ=畠山茂(バス)
合唱=新国立劇場合唱団
びわ湖ホール声楽アンサンブル
(合唱指揮=冨平恭平)
指揮=シルヴァン・カンブルラン
読売日本交響楽団

(11月26日 サントリーホール)
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アッシジは発売早々券が売り切れてしまい、まったく行ける予定がなかったので前勉強もせず。小澤盤(初発売盤で日本語対訳付き)も実家に置きっぱなし。とにかく見れないのが悔しいのでなるべくアッシジとは無縁の生活を続けてきた。
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それが。
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当日券30枚出るということなので、イチかバチか発売1時間前にサントリーへ。すでに並んでいたものの、数えてみたら前から15番目くらい。まあ、一人2枚づつ買われちゃったらアウトだけど、もしかしてぎりぎりに入手できるかも。そんな感じで(わくわく半分不安半分で)並んでたら。
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見知らぬ女性に声をかけられた。何でも、招待券2枚貰ったものの、1枚余ってて困ってるそうで貰ってくれますか?とのこと。
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えー。1階席1*番目。どう考えてもS席。
もう、めちゃくちゃお礼を言った。もおお「ミラ~クル♪ミラ~クル♪」などと歌いながら踊りたくなってしまうほどの歓喜。
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そんなこんなで。入場できることができました。ホントに最近(こーゆー芸術関係では)ついてる。「怖い絵展」も「運慶展」もそんなに並ばずに入れたしね。
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しかし。私あんまりこの曲慣れ親しんでない。第1幕はなんとか歌える部分もあるくらいたくさん聴いてたけど、第2幕からはほとんど頭にない。なので、第2幕のはじめの方はちょっとうとうと。でもそのあとは意外とちゃんと起きてた。いやー6時間なんて、ワーグナーだったら絶対寝ないんだけどなあ。
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メシアンの曲はトゥランガリラがギリギリな感じ。結構何回かトゥランガリラは実演で聴いてるし、もちろんカンブルランの指揮でだって聴いてる(11年も前だが)。
あとはよくわかんねー。世の終わりのなんちゃらくらいか。
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しかしまあよくこんな曲を演奏したなあと。指揮者もすごいなと思ったけど、オケも合唱団もなんかもう超人的な感じだった。ひれ伏す。いやもちろんこんな曲こさえちゃうメシアンもすげえなと思ったけど。たとえはヘンだけど、突然目の前に巨大なUFOがぐわんぐわん言いながら光を放って現れて、中から宇宙人がわらわら降りてくるくらいの衝撃だった。(未知との遭遇?)
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今までバッハとかワーグナーとか今まで音楽関係で「神様」が出てくる音楽はたくさん見聞きしてきた。でも、本当の意味で人間を超えた「神様」を音(だけ)で表現したのはこの曲が初めてだと思った(私が聴いた限り)。まあ、オンドマルトノなんて電気楽器を使っているから、それは反則かもしれないけど、合唱団の声とかオケの使い方とかなんかもう・・・語彙がない。
この場に居られてよかった。
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歌手の方もみんな素晴らしかった。天使の人きれいだったし声も天使っぽかった。タイトルロールの人も暖かな声が(ホセ・ヴァンダムよりも)とても役にあっていたと思う。皮膚病の人の役の人もよかった(「肌のシミが消えた!」って訳を見て、ちょっとテレビショッピングみたいだなって思った。私の肌のシミも消してもらいたい。)。グッドルッキングガイたち(誰とは言わんが)もよかった。
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あと合唱団の方々、すげえと。世界に誇れる。読響さんもすごかった。なんかもう、とにかくありがとうございました。ごめんなさいタダで聴いて。
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こないだ、モンテヴェルディのポッペア見聞きして、今日はアッシジ聴いて。オペラ史の「はじめと終わり(まあ終わってはないけど)」を東京に居ながらにして(個人的には4連休中に)体験できたのはホントにミラクルで、どちらも世界に誇れるくらいの名演だった。
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ついでに書くと、お昼ご飯に食べたカラヤン広場の骨董市?で出てたフィッシュアンドチップス屋さんのフィッシュバーガーがすごく美味しかった。 身がぷりぷりで。また食べたいよう。でも、こーゆーのは一期一会なんだよねえ。
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(追記)
アッシジからもう一週間たちますが、メシアンとモンテヴェルディしか受け付けない特異体質になってしまいました(何それ)。
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まあ、モンテヴェルディはFMで放送されるのでまだ気が済むのですが、アッシジのほうは・・・。読売(テレビ局)の楽団だから、テレビで放送しないのかな、とかDVDになったりしないのかなとか思うのですが、結構死んだばっかの作曲家なので著作権の関係もあるしどうも難しそうな気がします。
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というわけで、唯一持ってる小澤盤が相変わらず実家なので、YouTubeで聴くわけですが、カンブルラン指揮の(2004年パリ)がUPされていたので聴いています。音だけだしライブなのであまり録音よくない感じですが「あ、同じ音がする!同じ演奏だ!」と思って感激。消されるとさみしいので自分で探して。 メガネの~♪
 

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丸の内でイタリアンを食べたというどうでもいい更新。

美味しいイタリアパロックオペラに行ったので、それにちなんで昨日、友人に予約してもらって美味しいイタリアンを食べに行った。
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黒い。イカスミとシラスのリゾット。お歯黒になったがとっても美味い。
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ステーキ。ミディアムレア。柔らかく美味しい。
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デザート(コーヒー付き)。他にパスタ、カルパッチョの前菜、タコのアヒージョ?等付いて3000円。何故こんなに安い。酒はシャンパン一杯しかついてないので別にワインを注文。
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これはクリスマスツリーなんだろうか。 三菱地所よくわからないセンス。
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BCJに味をしめて、3月のマタイを予約してしまった。だってソリストがほぼポッペアメンバーなんだもん。レイチェルさんも藤木さんも出るしエヴァンゲリストは櫻田さんやし。しかも所沢は初台より3500円も安いぞ。まだ金払ってないけど。

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2017年11月23日 (木曜日)

モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」 バッハ・コレギウム・ジャパン

Poppeaモンテヴェルディ 歌劇「ポッペアの戴冠」
(演奏会形式)
アラン・カーティス版 全3幕 伊語上演・日本語字幕付
森麻季(ポッペア)
レイチェル・ニコルズ(ネローネ)
クリント・ファン・デア・リンデ(オットーネ)
波多野睦美(オッターヴィア)
森谷真理(フォルトゥナ/ドゥルジッラ)
澤江衣里(ヴィルトゥ)
小林沙羅(アモーレ)
藤木大地(アルナルタ/乳母)
櫻田亮(ルカーノ)
ディングル・ヤンデル(セネカ)
加耒徹(メルクーリオ)
松井亜希(ダミジェッラ)
清水梢(パッラーデ)
谷口洋介(兵士Ⅱ)
鈴木優人(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン
田尾下哲(舞台構成)
(東京オペラシティコンサートホール)
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さっき行ってきた。人生二回目のポッペア。(過去記事にも書いたけど)前回はトンでもなく昔で、若杉さん指揮で市川右近さん(その後市川右團次と名を変え、最近は倒産寸前の足袋屋のシューフィッターになったりしている)演出だった。とっても面白かったんだけど、十二単衣とか着てたりカブキナイズされてて華やかな舞台だったこと以外正直あんまり覚えておらず。
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おそらく普通の現代オケで演奏されてたのだと思う。
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今回は古楽器使った「ほんもの」バロック演奏。だもんで、全然知らない楽器が舞台に並ぶ。その響きはさすがに「すごい昔感」があったけど、何より先に「楽器紹介」的なものがほしかった、バロック素人なもんで。
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「指揮者の鈴木王子がたまに弾いてる大きな手風琴みたいなオルガンはなんぞや」とか「あのおねいさんの吹いてる楽器は尺八みたいなのになんで金管楽器みたいな音がするの」とか「さっきあのおねいさんはでっかい琵琶みたいなの弾いてたのに今見たら昔のギターみたいなのになってるけどあれ何?」とか。一個一個よく見たいなあとか、どこで手に入れるのかなあとかいちいち思ってた。
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それに。
このブログにいらっさるようなお客さんにはわかると思うんだけど。あたし普段はワーグナーとかシュトラウスとかドカンと大管弦楽みたいなオペラばっかりで、こういったバリバリのバロックあんまり聴きなれないので、正直言ってしまうと第一幕は結構眠くて。「ああ、やっぱり私はバロック向いてないんだなあ、バッハでぎりぎりセーフなんだなあ」とか思ったんだ。けど。
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第二幕からは全然眠くなかった。すごく面白かった。ただただ美しい、美しいと思った。もうね、一つ一つ分解してお皿に並べてイタリア料理として全部頂きたいくらい(←?)。本当に美味しい音楽でありました。あ、「演奏会形式」ってあるけど舞台装置ないだけでバリバリ演技付きだから見た目ももちろん楽しかったですよ。皇帝の衛兵たちが黒スーツにサングラスで「マトリックス」みたいだったりとか。
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そもそも、なんでこの公演に行こうと思ったかっていうと、やっぱりレイチェルさんが出るからだねえ。レイチェルさんは前に読響のトリスタンでイゾルデを歌ってすごくよかったの。で、実はバッハコレギウムで歌ってる歌手だってのを読んで「そういうレイチェルさんも見てみたいな」と思ったから。
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イゾルデで見たときは髪型はベリーショートだったけど、今日は金髪のショートボブ。暴君ネロ役っていうのはどうかと思うけど、なんかかっこいい。やっぱりチャーミング。
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それにしても・・・いろいろと性別とか外見とか年齢とかが役柄と乖離してて、それこそ入口で貰ったパンフの「人物相関図」を見ないとさっぱりわからず。一人何役もやってるからよけいこんがらがる。まずネローネがソプラノだったりオットーネがカウンターテナーだったり(おっさんなのに声は女!びっくり!という素人な感想)。乳母が(老婆の役かと思うが)年若い青年だったり。哲学者セネカ役が結構年行った役なのに英国グッドルッキングガイだったり。美しい女性が少年役だったり(まあこれはいいか)。なんかいろいろと錯綜してて・・・これがバロックオペラの醍醐味なのかなあとも思った。
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それにしてもよくここまでのメンバー集めたなあというのが正直な感想。印象に残ったのは・・・まあレイチェルさんはホントに素敵だったし(彼女の声と歌いまわしとかが大好き)、外見もエロくてどこまでも声が伸びるモリマキさんももちろん素晴らしかったけど。
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それ以外の方もそれぞれ素晴らしかった。まずはアモーレやヴァレットを歌って大活躍の小林沙羅さん。もともと外見がめっちゃ可愛いのに少年役なんてずるい~~。歌い方も少年っぽくしてらしたけど、まあ別に普通に歌ってもよかったんじゃないかなという正直な感想。
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一番まともな人間の役?と思われるドゥルジッラ役の森谷真理さんもオットーネへの愛情がこもっててとっても素敵な歌唱で感動した。二期会でご活躍なのね。
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昨年のNHKニューイヤーオペラコンサートで印象的だったカウンターテナーの藤木大地さんとテノールの櫻田亮さんがナマでまた聞けて嬉しかった。二人とも美声でなんかほんとに・・・日本人でこんなにバロックうまいの誇りに思うわ(あたしが思ってもしょうがないけど)。
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まあ・・・それとほんとに・・・このオペラはエロい。ある意味トリスタンよりエロいと思う。欲望に正直だわ。イタリアとドイツの違いなんだろうか。それと最後のポッペアとネローネの二重唱は「薔薇の騎士」の元祖みたいな・・・そんな感じ。こんな不道徳な内容なのに涙が出てしまう。あまりに美しすぎて。
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こないだの「怖い絵展」を思い出すような(ちょいと残酷な)内容なオペラなののだけど、行ってよかったなあと思った。なので、土曜日に神奈川でもやるけど行くの迷ってる皆様、行ったほうがいいと思う。あれだけの水準でこの曲するのそんなにないと思うし。いかん、バロックにはまりそうだ。
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結構長いんやけど。Poppeatime_2
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なお、「naopingさんはポッペア行ったのですね。私はアッシジに行きました。あんなに素晴らしかったのに行かなかったのですか?」などと長々とアッシジの感想文をコメント欄に書くのはやめて下さいね。私、行けなかったんだから(泣)。
めでたく行けましたのでどんどん書いて。
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なお、この演奏ですがNHK-FMで放送予定とのこと。平日なので録音を仕掛けておかないと。しかしできればテレビでやってほしかったなあ。

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2017年11月18日 (土曜日)

運慶展 東京国立博物館

Unkei4_2話題の美術展行脚。昨日の夜定時に無理やり上がって参戦。
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7時ちょっと前には博物館に着き、20分待ちだった。すでに人はたくさん並んでいたけど、まあまあすぐ入れた。前に母親と出かけた阿修羅展のときよりは全然まし。夜9時までやっててありがたい(係員の皆様残業ご苦労様です)。やっぱり上野の美術展は金曜の夜に限る。ちなみに通りすがりの「怖い絵展」は30分待ちだった。
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中学校の修学旅行で奈良に行ったとき、興福寺に行った記憶がある・・・というか多分行ったんだろう。初めて京都と奈良へ行ってずいぶんたくさんの仏像を見て、子供ながらにひどく感銘を受けたのを覚えている。で、美術の宿題でものすごい形相でカッと目を見開き口を開けて怒っている仏像の顔のアップを絵葉書を見ながら描いたもんだった。何の仏像か忘れたけど金剛力士の阿形だったかも。
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しかし。当時神童の域にあった私の画力をもってしてもどうしても怖くなく、可愛くなってしまう。母からも「うまいんだけど・・・なんかやっぱりちょっと可愛いんだよねえ」とか言われた。
興福寺で見た仏像で、その時は優しい顔をした仏様よりも、金剛力士像とか四天王とかのほうがかっこよくて好きだった。それは今も変わらない。とくに好きなのは鬼の形相はもちろんのこと、ジョジョ立ち?のようなポージング、隆々とした筋肉。それと本当は一番好きなところは、木を彫って作ってあるにもかかわらず、衣服や紐みたいなのが風をうけてふわっとなっているところだ。
 
今回の運慶展でつるつるした感じの仏像が多いなか、実は一番かっこよかったのは運慶のパパにあたる康慶の四天王だった。運慶の洗練された造形よりやや荒々しいタッチで、圧倒的な迫力で観衆の度肝を抜いていた。女の子たちもみんな口々に「パパの作品のほうがかっこよくね?」と言ってた。なんか棒の先にちっちゃいポットみたいなの持った坊さんたちが何人も座っているのもよかった。五百羅漢寺みたいだったけど。(目黒の五百羅漢寺、昔母と行った時に横尾忠則さんに出っくわしたことあり。)
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あと、印象的だったのは可愛らしい鹿が二頭箱すわりしている木造のまわりで、どっかのおっさんが「鹿のおっ〇いみーちゃったー。鹿のおっ〇いみーちゃったー」と展示物の周りをくるくる回りながら連呼してたことで、こんなカルチュラルな場所で、場末にいるような変態おじさんみたいな人がいることが非常に違和感があり興味深かった。あと、仏像の前で普通に拝んでる人いたけど、「ああ、普通はお寺にいる人たちだもんね」と今更気が付いたりとか。
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場内はもちろんコミコミだったけれど、まあ展示物が立体で後ろからも回って観られたのでそんなにぎゅうぎゅう詰め感もなく。いや、ほんと阿修羅んときは信じられないほどのぎゅうぎゅう状態だったからあれよりは。
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グッズは非常に充実していたが、ガチャガチャのピンバッジを買ったのみ。クリアファイルなど大いに売れていたが買ったあとで「どうして。」って思うことが多いので買わず。Tシャツがなかった。前に阿修羅Tシャツ買ってふつうに着てたけどなあ。全然運慶関係ないけど休日友人に会う約束なのでお土産にちっちゃい風神雷神のゴーフルを購入。あと山本山のお茶漬けセット(海苔を楽しむお茶漬け)も自分に購入。お茶漬け高いだけあって美味しかったです。
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(ピンバッジは写真よりかなりちっちゃいです)
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あと、今更なんだけど運慶ってずいぶん昔の人(1100年代)なんだなあとカタログ見ながら思った。偉大なるミケランジェロよりも300年も昔なのにこの造形。仏像だけでなく普通の人間のお坊さんの彫刻もすぐ動き出しそうなくらいリアル。こんな昔の木でできたものが残ってるのも(木造建築で火事多いのに)素晴らしい。ライティングもかっこよく、影さえも作品の一部のよう。とにかく写真で観るのと全然迫力違うから、あんまり日本の仏像興味ない人も観るとよいと思います。
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2017年11月11日 (土曜日)

怖い絵展 上野の森美術館

Dsc_0628昨日(普通のフライデー)。今月も早や残業が15時間超えたので、会社を一時間早く上がって参戦。ついでに友人にも会えないかなあとLINEしてみたら「私も怖い絵行きたい!でも混んでるよ」という返事。へー、そんなに人気なんだ。大丈夫かなとか思いつつ美術館に行ってみたら、まあ人で賑わってはいたものの、意外と「10分待ち」との表示だった。私の前に20人くらい並んでた。

そのように友人に伝えたら「えー。行く行く!!」とのこと。友人によると平日に有給取ったので見に行ったら60分待ちだったので心が折れて帰ってしまったらしい。

まあ、入場制限かかっていたけれど思ったよりすぐ入れた。会場は確かに混んでいたけれど、前に観たミュシャ展ほどでもなかった。なかなか進まなくてイライラすることもあったが、夜8時までやってたのでゆーーーっくり観られた。友人ともめでたく会場内で会って、楽しく鑑賞。

私は読んだことがないのだけど、中野京子さんの「怖い絵」の本で紹介された絵が(まあ、超有名どころはないが)見られる展覧会。展示されている絵はべつにスプラッタとかそういうのでもなく、「この絵は美しく見えるけど、実はこのような意味が・・・」みたいな絵が多い。まあ、見てすぐ「なんか怖い・・・」っていう絵もあるけど。

こういうコンセプトの展覧会であるから、ムンクやビアズレイ、ルドンやモローなど有名どころももちろんいるけれど、7割くらいはメジャー級でない画家の絵の展示である。絵の価値的には玉石混交である。でも、「こんな絵初めてみたわ~」とか「この画家知らんわ~」とか思いながら楽しく観た。

もちろん、中野京子さんの著作を読んでから行ったほうがよいとは思うけど、あまりよく知らないで行ってもまた新鮮な感じがあって楽しかった。本はいずれか買って読んでみよう。

印象的なのは、やはりポスターにもなっている「レディ・ジェーン・グレイの処刑」という絵である。ロンドンのナショナルギャラリー蔵ということなので、私も旅行でそこに行ったはずなんだけど・・・観た覚えがなく本物は昨日観たのが初めてである。中野さんの著作で一挙に有名絵画になった(たぶん)が、実は私はこの絵は前から知っている。昔、朝日新聞の日曜版で絵画をカラーで紹介するコーナーがあり、ある日この絵を一面に載せてたのをみたのである。

その時は衝撃を受けた。絵の内容を知ってもっと衝撃を受けた。こんな内容を絵画にするってのもなんか悪趣味だなあとかこの子かわいそうだなあとか思った。

イングランドの女王となったものの、たった9日間でその座を追われ、たったの16才で首切りの刑に処されたという悲劇の人ジェーン・グレイの処刑のシーンを(もちろん現場を見たわけじゃなくて想像で)描いたもの。ギロチンが発明される前の話である。

この絵、想像よりずっとでっかくてびっくりした。そして10分以上この絵の前でたたずんで観ていた。いやほんとうまい。内容はともあれ。処刑される女王の描写もうまい(目隠しをされているので首切り台を手探りで探しているところとか)し、彼女を支える司祭様の「本当はこんなことしたくないのに」感や斧を持って横で立ってる首切り役も「本当はこんな役いやだ」感も伝わるし。侍女二人の泣き声も聞こえてきそうである。

この絵だけでも展覧会行く価値はあったが、他にもいろいろ面白い絵はたくさんあった。解説を読みながらの鑑賞は、普段の展覧会とはまた違い本当に楽しかった(などと書いてしまうともっともっと混んでしまうので美術ファンには申し訳ない。これ書いている土曜の朝時点で120分待ちだという)。

おみやげ物は当然充実していた。大好きなビアズレイのサロメの(ヨカナンの首に接吻する有名なアレね)Tシャツは欲しかったけど、外に着ていく勇気もなかったので買わず。一筆箋とバンダナを購入。

この絵を久しぶりに展覧会で見て、リアル中二病の時にカラヤンのサロメ全曲盤をお年玉で買って、その解説書にビアズレイの絵があったのを思い出した。この挿絵がいたく気に入り、挿絵の全部入った文庫本まで買って読んだもんだ。懐かしいね。
 
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