2019年10月12日 (土曜日)

R・シュトラウス/ナクソス島のアリアドネ  ウィーン国立歌劇場ライヴストリーミング

F42ddee053b14e778cd8586ab9d50830
R・シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」
Dirigent Michael Boder
Regie Sven-Eric Bechtolf
Bühne Rolf Glittenberg
Kostüme Marianne Glittenberg
Licht Jürgen Hoffmann
 
Der Haushofmeister Hans Peter Kammerer
Ein Musiklehrer Jochen Schmeckenbecher
Der Komponist Kate Lindsey
Der Tenor (Bacchus) Stephen Gould
Ein Tanzmeister Thomas Ebenstein
Zerbinetta Daniela Fally
Die Primadonna (Ariadne)Adrianne Pieczonka 
Perückenmacher Wolfram Igor Derntl
Lakai Marcus Pelz
Harlekin Samuel Hasselhorn
Scaramuccio Carlos Osuna
Truffaldin Peter Kellner 
Brighella Leonardo Navarro
Najade Maria Nazarova
Dryade Svetlina Stoyanova
Echo Ileana Tonca

今月は、「アリアドネ」あり、「影のない女」ありのウィーン国立歌劇場シュトラウス月間なので、迷うことなくライブストリーミングに再度入会。でも、なんか以前加入してたamazon経由のだと日本語版がなくなってて、ユーロ貨幣?での入会になりよくわからなかったので(バカなので)、OTTAVAにて入会。しかし何故かパソコンでは再生がうまくいかず、しょうがないのでipadでの再生。画面がちっちゃくて悲しい。まあ音はMakitaラジオだからなかなかいいんだけどなあ。外は台風による豪雨でゴウゴウなので、近所迷惑にもならずに大音量で鑑賞。

今回はピエチョンカ女史とグールド共演の豪華版。ピエチョンカ女史の顔面パック姿が見られたりなかなか眼福であったりもするが(ウィーンのBIPAで買ったのかなあ、紙製のパック)、なんとも一番の眼福は作曲家役のケイト・リンジー。ズボン役がこんなに似合う人、フォン=オッター以来かも。まあもともと美人なんだろうけど、どっちかっつーと男顔なのかな。背も高く足も長くてすらりとしててスーツ姿にもう目が釘付け。しかも歌も素晴らしい。いやツェルビネッタも惚れるでしょう。最後にでキスシーンあったけど今流行りの「百合?」っていうよりほんとに男女みたい。もちろん、「薔薇の騎士」のカンカン役もぴったりそう。なんという美男子。

肝心のツェルビネッタは歌唱が素晴らしく完璧であったけれど、個人的にはあまり好みの声ではなく、もうちょっと若々しさが欲しかったかな。でもまあ、ウィーン国立歌劇場でキャスティングされるだけのことはあり実力派という感じ。拍手はたくさんもらっていた。

日本にたまにやってきてくれるミヒャエル・ボーダーの指揮は手堅いというか、いかにもウィーン国立歌劇場の普通のレパートリーな感じ。なかなかよかった。観に行けた人羨ましい。
----
絶賛台風襲来(これから?)のわたしんちなんだけど、お風呂の水をいっぱいためたり、Makitaの充電池に充電したり、懐中電灯の充電池に充電したり、玄関のドアにバスタオルを詰めたり(浸水防止)、私なりにいろいろやってはいるんだけど、どうも私の住んでいる区は停電しないっていうウワサ(大使館が多いから)もあるし、近くに氾濫しそうな川ないし、窓は二重でしかも針金入ってるし、まあ大丈夫かなって思いつつ・・・。どうなるかわからん。避難するにしても、どこに逃げるのだ?
それにしても先週のグレの歌、今週でなくてよかったなって思う。震災以来のグレ中止は辛いわ。

| | コメント (0)

2019年10月 6日 (日曜日)

シェーンベルク「グレの歌」ノット/東響(2日目)

0bd58d92443f4c95a4e7fb32777d7c31

シェーンベルク「グレの歌」
ヴァルデマール:トルステン・ケール
トーヴェ:ドロテア・レシュマン
山鳩:オッカ・フォン・デア・ダムラウ(ダメラウ)
農夫:アルベルト・ドーメン
道化師クラウス:ノルベルト・エルンスト
語り:サー・トーマス・アレン
合唱:東響コーラス
合唱指揮:冨平恭平
指揮:ジョナサン・ノット
管弦楽:東京交響楽団
(10月6日 ミューザ川崎シンフォニーホール)

あなたのグレはどこから? 私のグレは小澤盤から。コンサートから帰宅して猛然と小澤征爾盤を聴く。(そういえば私の初トーヴェであるジェシー・ノーマンさんが先日亡くなられた。とうとう一度も実演に接することはなかったが、ご逝去は大変残念である。)小澤さんの演奏は山鳩さんよりトーヴェのほうがめっちゃ立派とか、語りはイマイチとかなんかいろいろとあるけど演奏は素晴らしいと思うの、当時中学生のあたしいい選択。ムンクの絵のジャケットも素晴らしい。

で。

今回で私の生グレは人生6回目。
若杉/N響
堤俊作/俊友会
尾高/東フィル
カンブルラン/読響
大野/都響
・ノット/東響(今回)

今年はグレの当たり年。カンブルランさん、大野さん、そして今回のノットさん。ノットさんの昨日の一回目の演奏は行かなかったんだけど(トルステン・ケールの初日は取るなって死んだばっちゃんが言ってた)、わたくしのつたないネット情報からすると一回目より二回目のほうがよかったみたい。でも二回とも行けばよかったなあ。昨日はラグビー観たかったもんでね。

ノットさんでは昨年の「ゲロ夢」の素晴らしさが忘れられず、同じ4階バルコニー席をゲット。お蔭でよく見渡せて、オケはとても聴こえた。作曲家は違うけど音は同じオケ、同じ指揮者だなって思った。ただ、みんな言っているようにケールのヴァルデマール王はあんまり聴こえなかった。一階席でも聞こえなかったのかなあ。まあ、今回の演奏会はどうもCD化されるようで(欲しいな)、独唱者のまん前には見慣れぬ形のマイクロフォンがあったので、録音ではおそらく聴こえるんだと思うよ。

この曲でちゃんと聴こえるテノールがいるとしたら、でかい声でお馴染みのアンドレアス・シャーガーくらいかなあ。しかし彼は今頃は藤村実穂子さんとともに「影のない女」のリハーサルとかやってるはずである。(いやあ楽しみだなあ。今月はまたウィーン国立歌劇場のライブストリーミングに入ったぜ。昨日今日とシモーネ・ヤングお姉さまの指揮するブリテンの「真夏の夜の夢」を見てた)

んーと、それで。結論から言うと今年の3つの団体で聴いたグレの歌では、今日聴いた東響の演奏が一番よかった。いろいろ平均的に見て、だけど。

独唱者関係では。

トーヴェでは一番好きなのはカンブルラン/読響のときのレイチェル・ニコルズなんである。これはどうしようもない、好みだから。でも、今日聴いたトーヴェのレシュマンも素晴らしかった。席の関係もあるかもねえ。

山鳩歌うメゾソプラノは3回ともみんなそれぞれよかった。やはり名歌手がキャスティングされる役だもんね。知的なマーンケ、さらに知的な実穂子さん、そして情熱を感じた今回のダメラウ、それぞれ。

ワルデマール王、聴こえるか聴こえないかの問題だけかも。席の問題かもだけど読響のときのロバート・ディーン・スミスが一番聴こえた。あとの2人はあんまり聴こえなかった。

最後の語りは・・・なんかもう今日聴いたサー・トーマス・アレンが凄すぎてびっくりした。このパートに関して他の2回の演奏、あんまり覚えてないくらい。もちろんドイツ語であったのだけど、さすがに英国は演劇の国、とても演劇的でよかった。全ての演奏で今までで一番良かったと思う。私モーツァルトのオペラ観ない人なんだけど、全然今まで彼の舞台に接してなくて残念に思った。

オケは・・・とにかく今日の演奏は凄かった。ホールが良かったせいもあるかも(サントリーも文化会館もよいホールであるが)。個人的にミューザの4階席バルコニーは本当に素晴らしい。ダイナミックながら響きもよくまとまっており、しかもオケが何やってるのも見渡せるのもいい。本日も主に沢山いる打楽器奏者をよく見ていた。例の「鎖」をがちゃがちゃやるのが見たかったんだけどよく見えた。ワーグナー・チューバに弱音器つけるのもよく見えたし。いや、見える見えないもアレだけど、信じられないくらい細かいところまで聴こえた。木管楽器の細かいところまで。オーボエとかフルートとか、美しかったなあ。

他にもまあ、色々と素晴らしい点はあるのだけど(農夫、クラウスもよかった。バイロイトでしょっちゅう名前を聞いた名歌手ドーメンの登場も驚いた)

とりあえず、行けてよかった。美しくきらびやかな東響の演奏を堪能させて頂いた。こんなによかったならもうちょっといい席でもよかったかな、とは思ったけど、読響と都響でお金使い過ぎたってのもありちょっと遠慮してしまった。テンポ等、気になる点はなく、とくに演奏上のキズはよくわからなかったが、農夫のパートのあとだったか、小銭を3回くらいばらまいた観客がいらっしゃって本日のMVP(←違う)。いったい何があったんだろう。

こないだの井上道義さんのブル8に続いてミューザでの名演奏。観客の盛り上がりも同じように素晴らしかった。ところで昨日今日と井上さんのN響のタコ11もあったみたいで、どっちも行った人も多かったかもね。クラヲタの友人が「どうしよう、どっちに行こう、仕事もあるし。うーん」と悩んでたけど。私はそんなにタコ好きでないからよかった。

・・・などと、いろいろとまとまりもなく(いつもだが)書いてきたけど、本当に素晴らしい演奏でした。人生初生グレの若杉さんの演奏と同じくらいの感動でした。

| | コメント (0)

2019年10月 5日 (土曜日)

亀有香取神社は霊験あらたか?

Para_emblem
来年のオリンピックですが、券は全く当らず。一次も二次も全はずれ。開会式や閉会式はもう仕方ないとして、陸上とか野球はムリだと諦めさほど人気のなさそうなのしか申し込んでいないつもりだが、それでもダメだった。まわりは結構当たってたので(姉はバスケ、通いの美容院の美容師さんは飛び込み、友人はサッカーと野球と重量挙げ)、自分はよっぽどくじ運ないんだな、と思った。

まあ、まだまだチャンスはありそうなので頑張るけどね。

で、先日のパラリンピックの申し込み。またどうせ当たらないだろうと、開会式と閉会式、人気の車いすテニスと車いすバスケにいくつか応募しておいた、で、全く忘れてた。

なんかしらんが、オリンピックの時と同様に日本語部分は全部文字化けしたメールがきてて、英語だけ解読したら当たってたみたいだった。サイトを見ると開会式と閉会式と車いすバスケが当たってた。どうしよう。

大変だ。お金が大変だ。まさか当たると思わなかったので、競技は安いからよいとして、うっかり開会式と閉会式A席2枚づつ申し込んでしまった。せめて当たるのどっちかにして欲しかったなあ。どれかやめてこっちだけ、ってことはできないので、とりあえず全部カード決済。カード会社から連絡こないかな、「今月どうしました?」って。しかもVISAしかダメで、あんまりポイントたまらないカードなんで悔しい。マスター使えたらなあ。

なんかもう心ここにあらずな感じで。人生最高額だったクライバーの「薔薇の騎士」を倍以上超えたわ。いやなんで当たったんだろう。思い当たるふしとしては、パラリン申し込んだ後に「亀有香取神社」にお参りに行って(何の願掛けもしなかったけど)、おみくじ引いたら大吉だったってことくらいか。あとで「ところでこの神社ってご利益なに?」って調べたら

・旅の安全。
・勝負に打ち勝つ。
・スポーツ振興。
・足腰健康。
・交通安全。
・美容。
・美脚になれる。

なるほどスポーツの神様か。たしかに「キャプテン翼」の記念碑っぽいものもあったし(もちろん「こち亀」の銅像もあった)、名前も「香取」だし(香取慎吾さんはパラリンピックのナビゲーター)、オリンピックやパラリンピックに強そうな神社だった。こじつけかもしれんけど。とりあえずお礼参りに行って、オリンピックもお願いしてこよう。

| | コメント (0)

最近のアマオケ鑑賞状況。

オーケストラ《エクセルシス》第10回演奏会
〜日本ポーランド国交樹立100周年〜
曲目 モニューシュコ:歌劇「パリア」序曲
   ドヴァリョーナス:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調
    (ヴァイオリン独奏:小山啓久)
   シャルヴェンカ:交響曲 ハ短調

(アンコール/ヴォイチェフ・キラール:オラヴァ)
指揮/大浦智弘
2019年9月23日(月祝)   
 会場 杉並公会堂 大ホール

-----------------------------------------------------

オーケストラ・ナデージダ
2019年9月28日(土)
府中の森芸術劇場 ウィーンホール 
【プログラム】
ヴィレーン:演奏会用序曲第1番 作品2
 Dag Wiren: Concert Overture No. 1, Op.2
スヴェトラーノフ:ピアノ協奏曲 ハ短調
 Svetlanov: Piano Concerto in C minor
 ピアノ:丹 千尋
チャイコフスキー:交響曲第3番 ニ長調 作品29
 Tchaikovsky: Symphony No. 3, Op. 29
指揮:渡辺 新
(アンコール/アルノ・ババジャニアン Nocturne)
ちょっとこのところ立て込んでおり、とりあえず曲目だけ記録としてすいません。

 

| | コメント (0)

2019年9月25日 (水曜日)

映画「見えない目撃者」

Mianai

レディスデーなので映画鑑賞。土曜出勤の代休が火曜日に取れなかったので今日半休取って。しかしRー15のせいか若干女性は少な目で何故かスポーツ刈りの制服男子高校生多数。主演の吉岡里帆ちゃんがそんなに高校生男子に人気があるのかは謎なんだけど。吉岡さんのバディ役の高杉真宙くんは女子高校生に人気なんじゃないかな?と思ったりもしたが。そーゆーの疎いのでしらないけど。

この映画は韓国映画「ブラインド」のリメイク。その後中国でもリメイクされたそうなのでよっぽど元の映画は評判よかったのかなと思った。私はどっちも観てなく、前勉強は予告編くらいだったんだけど、予告を見てあまりに面白そうだったので(サスペンス・ホラー大好き人間だから)、迷わず鑑賞。でも、実はサスペンスもホラーも大好物なんだけど、いかんせんスプラッタがダメでねえ・・・。だからR-15なんだろうけど。具体的に言えば身体切り刻む系のホラーである。しかしまあ、私が目を覆わずにみられる程度のスプラッタなので、そんなに恐れるほどではないと思う・・・私はちなみにグリーナウェイがダメだ。

だいたいのあらすじは・・・警察学校を首席で?卒業したばっかりのヒロインが、弟を乗車させて車を運転しているところで、ちょっとした不注意で事故を起こしてしまい、弟は死亡、自分は失明、警察は自主的に退職。弟を殺したという罪に苛まれながら生活を送っていたところ、病院帰りに盲導犬と歩いていたところたまたまスケボー高校生と自動車の接触事故を目撃(見えないから耳で聞いただけだが)。そこで車に乗っていたと思われる若い女性の声を聞き、「これは何らかの事件なのでは」と警察に行くが盲目の人の目撃?談ということでなかなか信じてもらえず。そしてスケボー高校生と協力して真犯人を追い詰め・・・というような感じ。

前記のようにまあまあのスプラッタなのでそういうのが苦手な方にはお勧めしないが、伏線が気持ちよく回収される系はお好きな方はかなりお勧めする。そして今までなかなか作品に恵まれない感じの吉岡里帆ちゃんがやっと代表作と思われる作品に出会えた感じで(全然ファンではないのだけど)とても良かった。かなりの熱演で頑張っている。バディ役の高校生役の高杉真宙君はこの映画に出るためにスケボーを猛練習したとのことで「役者も大変だな」と思った。だって「たまたまスケボー得意だからこの役の抜擢された」わけでもないんだろうしね。

サスペンスなのでネタバレはしないけど、かなり面白かった。だが・・・私のように「相棒」ファンだと、日本の警察は優秀で、どんなボンクラな警察署でも右京さんのような優秀な刑事がいて事件を解決してくれる、っていう妄想があるので、こんなボンクラな刑事・・・と思うとちょっと悲しくなった。なんかもう、わりと簡単に殺されてしまうんでこないだのタランティーノの映画より残酷な感じ。まあ「ワンハリ」はPGー12(保護者同伴ならOK)だしなあ。

観客はみんな固唾をのんで見守っていたし、クライマックスで全くの無音になってしまうところでは誰も音一つ立てなかった。終わって出口に向かう通路で高校生男子たちは「すっげー・・・怖かった。緊張した。」などと話していたのでウケはよかったのではないか。私もかなり緊張して観てたので手汗かいてしまった。実はそのあと(余力があれば)ホラー映画の「アナベル」をはしごする予定であったが、余力がなく疲れてしまったので別の機会に。

あ、あと盲導犬ちゃんが活躍するので犬好きにもあすすめ。

----

最近、亀有が大好きでよく行くのだけど。亀有アリオはシネコンもあるし駄菓子屋もあるし一通り流行りのお店があるし、業務スーパーも向かいにあるし。それも楽しいがちょっと通りの横道にそれると昭和っぽい八百屋さん(腰の曲がったような高齢のおばあちゃんが働いていたり)や、昔からあると思われる漬物屋さん(ハカリとかがね、昔のなの。樽みたいのに漬物が漬かってたりするの)があったりとても懐かしい。小学生のときお母さんに夕飯の買い物に連れられてきたような商店街がある。とてもいいところだ。寅さんの新作が公開されたら(というか、亀有の映画館でしか予告を見たことないんだけど、本当にやるのかな)亀有で見ようと思う。そうそう、初めてアリオの隣の神社に行ってみたけどおみくじは大吉だった(関係ないけど)。

 

| | コメント (0)

2019年9月23日 (月曜日)

我が家にマキタラジオがやってきた

うちのBoseスピーカーが死んだんで(どうも充電器がもうダメみたい。よくわからんけど修理出しても一万円くらいかかるらしい)、前から狙っていたマキタの現場ラジオをAmazonでポチった。

54425a0457324b9b9efc473453d541d2

ちょっと前にマキタの掃除機を買ったんだが、それにごっつい充電器が付いてたので何か共通に使えるものはないかと。使える「充電式ラジオ」を買うことに。しかし。今まで使ってたBoseのスピーカーよりかなりでっかい。重たい。しかし、まあ別に現場作業もしないし、外に持ち歩いたりもしないのでいいんじゃないかなと思う。

普段は普通に音楽を聴くスピーカーとして使うのだけど、緊急時には(充電しておけば)停電してもラジオが使える。そして何より、Iフォンの充電器としてそのまま使える。千葉県の停電で、営業所の人に「携帯が使えない。電気ってホント大事よ」と言われたんで、とにかくこれはいざというときに活躍しそう。バッテリーを(充電して)何個か用意しておけば、非常時も困らないかも。

ウチに届いて、すぐにBluetoothでIフォンに繋げ、ポーランドラジオを聴いた。このマキタラジオ君は工場で作られた時点で、まさかショパンのコンチェルトやワーグナーのオペラを奏でるとは思ってもいなかったろう。使用法としては「畑に出て吉幾三」とか「大工仕事の現場で細川たかし」とか、そんな感じだったんじゃないか(←それは大変な偏見)。

がんばれ私のマキタ。あなたの能力を最大限に発揮させてあげる。だから壊れないで。10年はがんばって。

| | コメント (4)

2019年9月16日 (月曜日)

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

Onceupon1

何で観に行こうと思ったのか忘れたけど友人と約束してたので鑑賞。最近、映画館に行く事が多いけど、こんなにガラガラなの久しぶり。お台場で日曜日なのに。人気ないのかなあ。お蔭で公開から結構経ってるのに特典のなんかA4のカードも頂いた。これ何に使うのかな、下敷きとか?

この映画、実はすごく長い。そもそも映画の予告がたくさんあったあとに、161分。途中どうしてもトイレに行きたくなって中座したくらい(ワグネリアンなのに耐えられないの珍しい)。

長さは別としても非常に観客を選ぶ作品である。映画オタクのタランティーノ監督だからなのか、やや予習が必要。この物語の元になったものは、ポーランドの映画監督ロマン・ポランスキーの若妻シャロン・テートの悲劇的な殺人事件である。ここらへんはこの映画を観るならWikipediaで読んでおくくらいはしておきたいものだ。しかし、私は(有難いことに)ポランスキーの映画は若干見ているし(戦場のピアニストとか)、奥さんの話もたまたま読んでたんで「おそらくそんな話なんだろうな」っていう予測はついてた。(ただ、予測とは違う展開になるんだけど)

途中、シャロン・テートがダンナさんへのプレゼントにトーマス・ハーディの「テス」の初版本を買いに行くとこも、「ああ、トーマス・ハーディ!」などと思ったり(ふふ、フィンジ・ファンなら知ってるぜ)、あんまり予習なくても私の趣味に合っているところがちょくちょく出てきたので嬉しかった。

そして何より。タランティーノ監督の映画オタクっぷりがのっけから発揮されていて嬉しかった。遠い昔に、私は目黒シネマにタケちゃんの「座頭市」を観に行って、券を購入してからもう「座頭市」が終わっていることに気が付いたんだけどもう買っちゃったから仕方なく次の演目を見たんだった。それがタランティーノ監督の「キル・ビル」。そもそもスプラッタ血みどろものが大嫌いだったのだけど、そういう偶然がなければきっと見てなかったと思う。だもんで、今になってみると観ておいてよかった。タランティーノ監督の深作欣二愛が存分に発揮されていて、嬉しかった。

今回のこの映画は、タランティーノ監督の「昔のアメリカTVドラマへの愛」が存分に発揮されていると思う。私は実は一時期アメリカの昔のTV番組や映画の予告編を見るのが大好きであった。Internet Archiveという膨大なネット上のライブラリーで色々と見ていた。「ワンハリ」の冒頭はのっけからアメリカのテレビ番組の予告編から始まる。もちろんディカプリオが演じているのだけど、映像やナレーションとか文字とかめっちゃ当時っぽく作ってあって、「おおっ!!」って思ってしまった。たぶん、ここらへんの年代(1950~60年代)のアメリカのテレビ番組が好きなら、かなりハマりそうな感じ・・・かな。よくわかんないけど。

とにかくディカプリオとブラピの共演は素晴らしい。二人ともいいおっさんになっておりとくにブラピはせくしい。なんかもう色々とおもちゃ箱をひっくり返したみたいな映画で(長いけど)楽しい。ディカプリオと共演する子役の女の子は日本で言う安達祐実さんとか芦田愛菜氏とかのプロ意識を思い出し、素晴らしい(可愛い)。あと、この映画はカンヌ映画祭に出品されたというが、唯一賞を取ったのがブラピ演ずるクリフの飼い犬のワンちゃんで、「パルム・ドッグ賞」を受賞しているという。(パルム・ドッグ賞は映画「アーティスト」のワンちゃんも受賞している。)なかなかの名演技。

ブルース・リー(役)やらスティーヴ・マックイーン(役)やら当時のハリウッドのスターが登場し、アル・パチーノ(本人)まで出てくる豪華版なのに、ジャンクフード感が凄い。世界三大珍味を使用したケロッグみたいな感じ?かな。最後は結構残虐シーンが待っているけど、それも痛快で「これぞタランティーノ!」っていう感じ。まあ、かなりマニア向けな気はする(私もまあ、そんなに映画マニアでもないしなあ)。

 

| | コメント (0)

«Pヤルヴィ/N響<オール・ポーランドプログラム>